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助けてと言えない生き方にお別れしたほうがいい7つの理由

助けて

たとえ社会から孤立し、生活に困窮していても、周囲に『助けて』と言えない30代が増えているそうです。

30代の多くは、不景気で雇用状態も厳しい時代を生きてきていて、社会情勢による影響が大きいのも理由のひとつかもしれません。

30代に限らず、『助けて』と言えない心理を抱えている人は、昨今増加傾向にあるようです。

『助けて』と言えない人たちの深層心理には

『人に迷惑をかけたくない』
『弱い部分を見せたくない』
『どうせ誰も助けてくれない』
『自分が悪いのだ。すべて自己責任だ』

などのさまざまな思いがあるようです。

しかし、どんなにあなたが頑張ったとしても、自分だけの力ですべてのことを進めていくのには限界があります。

あなた一人では、どうにもならないことも必ずあります。

ですから、人に助けを求め、相談し、味方を見つけることも、時には必要なのです。

今回は、必要なときには、人に助けを求められるようになることの必要性をお伝えします。




『助けて』と言えないと孤立してしまう

『助けて』と言えないで、一人で悶々と考えこんでいると、いつの間にか自分だけの世界に閉じこもってしまうことになります。

あなた以外の誰かの意見を聞く機会もなくなり、どんどん孤立してしまうのです。

孤立していったあなたは『私には味方がいない』と感じるかもしれません。

しかし、それはあなたが一人で勝手に思っていることです。

実際は、あなたが『助けて』と言えば、喜んで助けたいと思ってくれている人がいるかもしれません。

しかし、あなたが勇気を出して『助けて』と声をあげなければ、その存在に気づいてももらえないし、あなたが気づくこともないのです。

『助けて』と言えないままだと、取り返しのつかないことになる

あなたが『助けて』と言えないのは

『自分の弱いところを人に見られたくない』
『憐れだと同情されたり、惨めだと思われたりしたくない』

という自尊心プライドからかもしれませんね。

しかし、ちっぽけな自尊心やプライドのせいで、助けが必要なときに『助けて』と言えないままだと、物事が取り返しのつかないところまで進んでしまう危険性があります。

最悪の場合、『助けて』という一言が言い出せなかったために、命を落としてしまうケースだってあるかもしれません。

取り返しのつかないところになって、初めて『助けて』と声をあげた場合と、もっと早い段階で助けを求めた場合とで比較してみてください。

きっと、周囲の人にかける迷惑や心配の数も、全く違うことに気づくはずです。

プライドや自尊心を持つことも大切ですが、取り返しのつかない事態になる前に、勇気を出して『助けて』と言ってみましょう。

『助けて』と言えないと理解者や味方が見つけにくい

『助けて』と言えない人の中には

『自分にはどうせ味方がいない』
『私が助けてと言えば、助けてくれるかもしれないけれど、迷惑がられる』
『どうせ誰にも理解してもらえない』
『助けてと言って、拒否されたら、傷ついてしまうのが怖い』

という思いを抱えている人も多いでしょう。

しかし、これらの心理は、すべて事実ではなく、ひとりよがりの想像にすぎません。

『助けて』と言えば、味方や理解者の存在に気づくことができるかもしれないのに、助けてと言えないままの人は、いつまでも『私は孤独で、誰も助けてくれないだろう。』と思い込んだまま、辛い人生を生きなくてはならないのです。

『助けて』という事が、誰かを助けることにもなる

あなたは、誰かに『助けて』と言うと、それが相手の迷惑になると考えていませんか?

もちろん、中にはそういう人がいるかもしれません。

でも、もしあなたが誰かに『助けて』と相談されたらどう感じますか?

『私を信頼して、頼ってくれている』と嬉しく感じる部分があるのではないでしょうか…

そして、相手があなたの手助けで

『あなたのおかげで本当に助かった! ありがとう』

と言ってくれたとしたら、あなた自身も自己を承認されて、とても満たされた幸せな気持ちになり、自分の存在価値を感じるのではないでしょうか。

あなたの周りにも、あなたに『助けて』と言われると、喜んで手を差し伸べてくれる人がいるかもしれません。

そういう人と出会い、交流することで、あなたの状況も少しずつ上向きになるのではないでしょうか?

『助けて』と言えると、人とのつながりができる

『助けて』と言っても、直接的にあなたの悩みや困難を解決してくれる人が現れるとは限りません。

しかし、『助けて』というSOSを出すことによって、周囲にいるあなたの心に寄り添ってくれる人や、同じ悩みを抱えて苦しんでいる仲間が、あなたが悩み、苦しんでいることに気づくことができます。

すると、直接的に解決してくれる人がいなかったとしても、共に悩んだり、考えたりしてくれる人たちが現れるかもしれません。

この人たちの存在によって、あなたの辛さや孤独感もずいぶんやわらいでくるはずです。

一人で苦しんでいないで、『助けて』の声を発することで、誰かと交流していくことが、苦しみから抜け出す第1歩となるのです。

『助けて』と言えると、本当の強さが手に入る

人に『助けて』と言えない人は、『自分が弱いと思われたくない』、『自分がだめな人間だと思われたくない』という心理状態であるかもしれませんね。

しかし、自分に足りないことを知ることや、自分の限界を認められる人間こそが、本当に心の強い人間なのです。

自分の弱さを認めるのは、勇気のいることかもしれません。

しかし、本当に誰かの手助けが必要になったら『助けて』と人を頼ることで、あなた自身が救われたり、現状を変えるきっかけになったりもするのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は『助けて』と言えることは大切なことだ、ということをお伝えしました。

しかしながら、自分でできることでさえも人に頼ってしまったり、助けてくれて当たり前という態度をとって、相手に感謝を表さないようではいけません。

助けてくれる相手にも、心理学用語で言うところの『自己承認欲求』があるはずです。

『助けてくれてありがとう』、『あなたのおかげで救われた』という感謝を伝えないと、せっかく寄り添ってくれた相手も、離れていってしまいます。

助けてくれた相手に、きちんと感謝の気持ちを表すことができれば、助けてくれた人をも幸せな気持ちにさせることができます。

『助けてもらうこと』は、決して相手に迷惑をかけたり、困らせたりするばかりではないことを理解すれば、あなたももっと気軽に誰かに『助けて』と言えるようになるはずです。

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