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ディズニーの都市伝説・怖い話【まとめ】

ディズニー 都市伝説

ディズニーといえば、世界中に夢と魔法と希望をもたらすアニメーションを制作し、また、作品のファンであるゲストが、その世界に入り込めるディズニーランドやディズニーシーという場所を提供してくれています。

しかし、そのディズニーにも、数々の都市伝説や怖い話が存在しているのです。

今回は、怖い話や、ちょっとほっこりする話も含めて、ディズニーに関する都市伝説をお伝えいたします。

これからお伝えする内容は、ディズニーを否定するものでも、卑下するものでもありません。

ですが、『ディズニー』を心底愛している方は、気分を損ねたり、怒りを覚えたりするかもしれません。

あくまでも都市伝説として、くれぐれもご理解のうえ、ご自身の判断によりお読みください。

ディズニーキャラクター、著作権に対する都市伝説

ディズニーは、たとえ子供であっても、著作権侵害を許さないという都市伝説です。

1987年、滋賀県の小学校で、卒業生106人が卒業記念として、プールの底に大きなミッキーとミニーを描きました。

直径3メートルのものを2つ、子供たちが2ヶ月もかけて描いた力作でした。

それを知った新聞社は、頑張った小学生たちを称える美談として取り上げ、新聞で報じました。

その報道がディズニー側の人間の耳に入り、問題となったのです。

日本ウォルト・ディズニー・プロダクションは、

『ミッキーとミニーの絵を削して欲しい、さもなくば著作権侵害で訴えます』

と、学校側に迫りました。

学校側は

『営利目的ではない』

と、なんとか消さずに済むように頼み込みましたが、聞き入れてはもらえず、結局子供たちの力作は、すべて塗りつぶされてしまったのでした。

ディズニー側は、この件に対して以下のような言葉を残しています。

ミッキーマウスとミニーマウスは我が社の代表的キャラクター。無断使用は一切認められない。事前に許可を得てからやるべきだった。子供たちには気の毒だが、他人の権利を知る教訓になったと思う。

まったくもってその通り。

この当時の日本は、まだ著作権というものに対する認識が浅かったのでしょう。絵を消したエピソードも後日、新聞で報道されたのですが、子供たちの力作に対して消せとは『大人げない』とも取れる報道のしかたでした。

ちなみに文化庁著作権課は、この時の取材に対して、

学校であっても無断使用はいけない。営利目的でなければ事前に許可を得れば使わせてくれるケースも多い。

とコメントをしています。

現に、長野県の小学校では

『図書室のイメージキャラクターとして、ミッキーを使わせて欲しい』

と、ディズニーに事前申告をしたところ、ちゃんと許可をしてくれていますし、国営放送の某朝ドラに出てきた、ミッキーによく似たネズミも、事前申告とデザイン案を送って承諾を得て使用していました。

このプールのミッキー削除事件は、ディズニー側が、その当時の日本の著作権の認識に信用をおいていなかったこと、非営利目的だったとはいえ、新聞で報じられたことによる宣伝効果があったとみなされたことが、大きく作用していると考えられます。

ディズニーにはこれ以前に

  • 『ジュリアス・ザ・キャット(ミッキーの原点1号)』をフィリックスの製作会社から受けた著作権侵害で失っている。
  • 『オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット(ミッキーの原点2号)』の権利を騙されるような形で、放棄させられている。
  • 日本は『奈良ドリームランド』を造っていた。(カリフォルニアのディズニーランドを無許可でマネたテーマパーク)

という経緯がありましたから、当然の対応と考えられます。

インターネットが普及して以降、日本でも、某国に対する著作権違反をかなり報じて騒ぎになっているのですから、今の日本であれば素直に受け入れられた出来事かもしれません。

そういえば、その某国のテーマパーク、著作権に厳しいディズニーで対応はされているのでしょうか…

何ら対策がなされていないのなら、それこそが都市伝説ですね。

ミッキー・マウスの都市伝説

これは、アニメーションのミッキーではなく、テーマパーク内のミッキーの中の人に関する都市伝説です。(ここでは中に人などいないという概念は捨ててください。)

ミッキー・マウスは世界に一人

ミッキーといえば、ディズニーの中で1番人気のキャラクターです。

そのミッキー、世界にたった一人だけしか存在しないっていうことをご存知でしょうか?

ただし、この世界というのは、各テーマパークを指して一つの世界と考えています。

ディズニーランドに一人、ディズニーシーに一人といった感じです。

例えば、ディズニーランドの入口にミッキーがいるときは、ディズニーランド内のほかのアトラクションに、ミッキーはいませんし、パレード中は、そこにいるミッキーが唯一無二の存在となるわけです。

広いパークの中、『そんなの無理だろう』と思うかもしれませんが、ゲストの夢を壊さないことを絶対の掟としているディズニーですから、そこは徹底されているのだそうです。

もっとも、かの有名なアンパンをモチーフにしたヒーローだって、規模こそ違えど、本当に日本全国に一人しか存在していない(そのようにスケジュールを組んでいる)ので、ランドやシーの中だけのことであれば、どうってことないのかもしれません。

誰も知らないミッキーの中の人

当然中の人は、時間ごとや、日にちごとに交代をして、それぞれの『世界』に飛び出していくはずです。

ところが、確実に存在しているはずの、この中の人、各テーマパークのほかのキャストにも、その姿を見せたことがないというのです。

いえ、実際には姿は見せているのかもしれませんが、ミッキーの中の人だということを、誰にも知られていないのです。

同じミッキーの中の人同士であっても、お互いに知らないという都市伝説すらあります。

ミッキーの中に入る人には、自分がミッキーだということを、人に告げてはいけないというのも含め、特に厳しく過酷な契約条件があり、1年契約しかできなかったり、絶対に声を出してはいけないというものもあります。

この『鉄の掟』を破ったら、1発でクビになるのだそう。

世界観を大切にするディズニーならではの徹底っぷりですが、あくまでこれは日本でのお話。

ほかの国のディズニーランドでは、ここまでの厳しさはありません。

実際、某国のディズニーランドのミッキーの中の人は、友人をバックヤードに招待したり、ミッキーの格好でミニーやドナルドの頭を乗せたりと、なかなかのふざけっぷり。

神経質ともいえる日本人の気質ならではの、『おもてなしの心』から生まれた、都市伝説なのかもしれませんね。

ディズニーリゾート構想計画の都市伝説

現在、日本にあるのは『ランド』と『シー』です。

そして次に、第三のテーマパーク『ディズニースカイ』、さらには『ディズニースペース』を作る計画があるという都市伝説です。

これが本当なら、ランド(陸)、シー(海)、スカイ(空)、スペース(宇宙)の4つの世界が出来るということになります。

と、ここまではなんとなくありそうな話ですし、実際にできたら、たくさんのゲストで埋め尽くされるのでしょう。

では、謎のディズニースカイ、どんなアトラクションが登場するのでしょう?

実は、2009年に公開された、『カールおじさんと空飛ぶ家』は、ディズニースカイ計画の第一弾だったと言われています。

そして、ここからがこの話の本当の都市伝説

ジブリの『天空の城ラピュタ』をディズニーがリメイクし、そのアトラクションをスカイに作る計画も進行中という話が出てきているのです。

実際、ディズニーとジブリは関係が深く、提携などの仕事面ではもちろん、作品でも『トイ・ストーリー3』の中にトトロが出てくることは有名な話です。

もっと言うなら、『トイ・ストーリー3』のアートディレクターである堤大介さんは、トトロのメイちゃんのモデルとなった宮崎監督の姪っ子さんとご結婚なさっているのです。

正に公私ともにがっちりと繋がっているのですね。

ちなみに、このディズニースカイのターゲット層は、大人なのだそう。

ランド(子供)、シー(青年)、スカイ(大人)となると……スペースは老人? ってことはないですよね?!

これは新たなる都市伝説の誕生かもしれません!!

ウォルト・ディズニーの恐ろしい都市伝説

ウォルト・ディズニーには、夢や魔法のイメージとは真逆の都市伝説が存在します。

いつの日か蘇る?人体冷凍保存

1966年12月に亡くなったウォルト・ディズニー、実はいつの日か復活をするため、冷凍保存されているという話があります。

また、この都市伝説には、死んでから冷凍された説と、生きたまま冷凍された説の2パターンあります。

当時、ミッキーマウスクラブの脚本家が、人体の冷凍保存について、ウォルトに調べるように言われ、資料係に調査依頼をしたという証言が残っています。

そのことから生まれた都市伝説なのでしょうが、どれだけお金を積んでも、この頃の冷凍技術で人工的に人体保存をするのは不可能に近いのではないでしょうか?

だいいち、死体蘇生の場合、それってゾンビですよね??

本当に恐ろしい話になってしまいます。

人種差別主義者

ウォルトには、夢の国とは程遠い、黒いお話があります。

ウォルトが『デモレー団』という青年組織に入団していたことは、かなり有名なお話です。

この『デモレー団』は、フリーメイソンの下部組織にあたり、ウォルトも当然フリーメイソンの思想などの影響を色濃く受けていました。

ウォルトは、激しい人種差別主義者で、反日家でもありました。

存命中は、黒人や女性を、決して幹部に起用することがなかったといいます。

実際、アメリカのディズニーランドは当初、『夢の国にはふさわしくない』という理由から、有色人種は入国(入場)する事ができなかったほどです。

もっと言うなら、ミッキーやミニーなど、ディズニーを代表する動物モチーフのキャラクターたちが『白い手袋』をしているのは、彼らが白人であることを示し、手袋をしていないキャラクターたちは、有色人種をあらわしているといわれています。(ドナルドの一族は、もともと白いので、手袋がなくても白人の扱いです。)

例えば、黄色い犬のプルートは黄色人種、だから、犬でありながらネズミ(白人)に下僕として飼われているということになるのです。

ウォルトが存命中のディズニー作品が、美しい白人の姫が主人公のお話ばかりなのも、そのためです。

人種差別問題はデリケートですし、正直知りたくなかったと思われるかもしれませんが、『都市伝説だから』と受け流して良いのかどうかすら、難しいですね。

ディズニータクシーの都市伝説

このお話は、ディズニーの都市伝説とするべきか、巷の都市伝説とするべきか迷うところです。

ごくごく普通の街中。

ある一人の女性がごくごく普通に、片手を上げてタクシーを止めました。

すると、ディズニーランドのキャストを思わせる制服に身を包んだ、ハーフ顔で高身長の王子様のような運転手が降りてきて、すっと後部座席のドアを開け、

『どうぞ、プリンセス』

と招き入れてくれたのです。

そのタクシーのソファーは、ふわふわで座り心地がよく、内装はディズニーの高級ホテルのように、上品でクラシカル。

車内にはディズニーの音楽が流れ、王子のような運転手は、ディズニートークやキャラクターのモノマネで、その女性を楽しませてくれました。

夢のようなタクシーに乗り、あっという間に目的地に到着。

料金を支払うため

『おいくらですか?』

と尋ねると

『夢のトンネルの通行料金は○○円です』

と正にディズニーランドのキャストのように答えてくれました。

女性が料金を支払うと

『夢のトンネルの記念硬貨』 と 『すべての隠れミッキーの場所を記した地図』 をお釣りと一緒に渡してくれたのです。

『こんなステキなタクシーがあったなんて!』

と思いながら感動にひたっている女性に対して、運転手が声をかけてきました。

『なんだかディズニーランドに行きたくなってしまいました。お金はいいですから、よろしければ一緒に行きませんか?』

すでに夢心地だった女性は思わず

『はい!』

と返事をしてしまいました。

その後、この女性はどうなったのでしょう?

結果としては、無事に?? 逃げ帰ってきました。

が、よほど恐ろしい目にあったのでしょう、そのときのことは、この女性の口から語られることはありませんでした。

このディズニータクシー、今でも夜の街を走っているとかいないとか。

ザ・都市伝説! なお話ですね。

ところで・・・『夢のトンネル』って何なのでしょう?

ディズニーランドの幸せ都市伝説

ここまでが結構ヘビーな内容でしたので、あえて、アトラクションの怖い都市伝説は割愛します。

ここから先はちょっぴりほっこりする都市伝説をお伝えいたします。

東京ディズニーランドで「初デートをしたカップルは破局する」という都市伝説は有名です。

これは、初デートということで、会話がまだ上手くできない状態なのに、長時間アトラクションに並んだり、パレードの場所取りをしたりという試練があるからだといわれています。

しかし、ディズニーランドは、カップルにとってマイナスばかりではありません。

デートで訪れたなら、行っておいたほうが良い、パワースポットのような場所もちゃんと存在するのです。

シンデレラ城

カップルでシンデレラ城のミステリーツアーに参加すると、2人は末永く幸せになれるといわれています。

また、5枚ある壁画の中のシンデレラの壁画をバックにして、シンデレラをはさんで2ショット写真を撮ると幸せになり、水晶(ダイアモンド? 諸説有り)のピアスをした女性のピアスに触れると、願いが叶うそうです。

イッツアスモールワールド

ここにはたくさんの人形たちがいますが、その中にピノキオの人形を持った女の子がいます。

その人形を見つけられると幸せになれるといわれています。

そして、終盤でくるくると回る人形たち。

この中に日本人形が1体いて、ちょうど目の前にきたタイミングでキスをすると、そのカップルは幸せに長続きするのだそうです。

ただし、くるくると回っていますので、うまい具合にタイミングが合うかどうかは、あなたの運次第です。

カリブの海賊

ボートに乗ってすぐ、天井を見上げると流れ星が見えることがあります。

大きさはバラバラですが、間隔はだいたい1~2分くらいなので、見える確率は比較的高いかもしれません。

この流れ星を見ることができると、願い事が叶うといわれています。

ニューイヤーパーティー

これは、ニューイヤーパーティー限定で、海外でいうところの、『ニューイヤーキス』の特別版といったところでしょう。

ニューイヤーパーティーの花火があがっている最中、その花火が散らないうちにキスをすると、そのカップルは長続きするそうです。

キャストのステキな都市伝説

ミッキーの中の人のところでもお話しましたが、東京ディズニーランドのキャストは、その世界感を徹底して崩しません。

その徹底ぶりは、アルバイトキャスト(清掃員)に

『何をしているんですか?』

と聞いても

『星のかけらを拾っている』

『夢のかけらを集めている』

と答えてくれるほどです。

ここでは、そのキャスト(スタッフ)の対応に関する、ステキな都市伝説をお伝えします。

ディズニーランドでは、キャラクターにサインをお願いすると、サイン帳にサインを書いてくれます。

とある親子が、キャラクターと出会うたびにサインをもらいながら、いろいろなアトラクションを楽しんでいました。

子供は、キャラクターにサインをもらえることが嬉しくて、また誰かに会えたらすぐにサインをもらおうと、サイン帳をずっと手に持って歩いていました。

しかし、カリブの海賊に乗ったとき、その子は誤ってサイン帳を水の中に落としてしまったのです。

自分の不注意とはいえ、諦めきれずに悲しむ子供を見て、母親はアトラクションの担当キャストに事の次第を伝えました。

するとそのキャストは、

『帰るお時間はどのくらいですか? 』

『どんなデザインのサイン帳でしたか? 』

『どんなキャラクターにサインをもらいましたか? 』

など、事細かに質問をした後

『探してみますので、またお帰りの際に寄ってください』

と告げました。

その親子は半分諦めながらも、キャストに言われた通り帰り際に寄ってみると……サイン帳が見つかって、手元に戻ってきました。

親子は、見つけてくれたことに感謝し、中身を確認してみました。

すると、確かに自分が持っていたサイン帳と同じもので、同じキャラクターのサインがあったのですが、水に落としたはずなのに、濡れた形跡がどこにもないことに気づきました。

改めてサイン帳を1ページずつめくってみると、1つだけ、貰った覚えのないサインがあったのです。

母親は、サイン帳が濡れていないこと、サインが1つ多いことをキャストに確認すると、そのキャストはこう言いました。

『マーメイドが届けてくれたのです』

そう、1つ増えていたサインは、マーメイドのものでした。

さすが、夢の国のキャスト、なんてステキな対応なんでしょう。

あっ!!

だからって、わざとサイン帳を落とすようなことはしないでくださいね。

まとめ

ディズニーの都市伝説はいかがでしたか?

どれだけ怖い都市伝説があろうとも、ディズニー作品の素晴らしさに変わりはありません。

そしてこれからも、素晴らしい作品と、素晴らしいアトラクションが増えるたびに、都市伝説も増えていくことでしょう。

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