昔に比べ、視聴率や経費の関係で、随分と減ってしまったTVアニメ。
日本人の多くは、幼い頃TVアニメを見て、少なからず影響を受けている人が多いのではないでしょうか?
海外でも高い評価を得ている日本の文化芸術なのに、なんだかもったいないですね。
今回は、TVアニメの都市伝説や怖い話を、7つお伝えいたします。
『ポケットモンスター』の怖い話
ポケットモンスターは、1996年に発売されたゲームから始まり、1997年よりアニメ化、数々の関連商品も発売され、世界中で爆発的な売上を誇る、正にモンスター級の超人気作品です。
そんなポケモンですが、その放送を見た直後、視聴者の子供たち(一部大人を含む)が病院に搬送されるという事件が起き、4ヶ月の間、放送自粛により休止されたことがありました。
世に言う、『ポケモンショック(ポケモンパニック、ポリゴンショックなど多数の俗称の一つ)』です。
事件は1997年12月16日、ポケットモンスター第38話『でんのうせんしポリゴン』の放送回、後半で起こりました。
コンピュータ内で事件が起こり、そのコンピュータ内部に入り込んで、事件を解決するという内容でした。
ポケモンの放送時間、子供たちは一生懸命放送を視聴し、後半の戦いのシーンで、そのテンションは最高潮! テレビにかじりつくように、主人公たちを応援していました。
すると放送直後、放送を見ていた視聴者(主に子供たち)約750人が、『めまい』や『頭痛』、『吐き気』、『痙攣』などの体調不良をうったえ、病院に搬送され、その中の150人が入院となる大事件が起こったのです。
その原因となったのは、アニメーションによる『視覚効果』でした。
この回では、コンピュータの世界を表現するため、ワクチンソフトによる攻撃シーンや、破損したデータを修復するシーンに、赤と青のパカパカ(背景に閃光を連続させる画面効果)をはじめ、ストロボやフラッシングなど、激しい閃光の点滅が多用されていました。
これ以前のアニメーションでは、少ない動画枚数で、派手で効果的な演出ができるため、こういった技法が当たり前に使用されており、ポケモンもその一つに過ぎませんでした。
問題は、その効果の多様と、視聴者の集中。
後に放送局である『テレビ東京』が配布した、”アニメ『ポケットモンスター』問題に関する記録”という報告書によると、1秒間以上連続して、視覚効果を使用した場所が、25か所。
特に番組の後半、ピカチュウの技『10まんボルト』が、ワクチンソフトのミサイルに当たった場面ででは、連続的に使用されていました。
断続的に激しい光の点滅を見たことによる、『光過敏性発作』が引き起こされたために起こった、事件というよりは、事故といえるでしょう。
マスコミや報道では、ポケモン作品全体に対する『ポケモンバッシング』が始まり、事件が世間に与えた影響と、作品の中の視覚効果の見直しのため、4ヶ月間の休止となったのです。
では、この『ポケモンショック』以前には、こういった問題は起こらなかったのでしょうか?
実は、『ポケモンバッシング』が酷くなり始めた頃、NHKからこんな発表がありました。
それは、『ポケモンショック』の数ヶ月前、1997年の3月にNHKで放送されていたアニメ 『YAT安心!宇宙旅行』 第1期、第25話でも、似たような症状で体調不良を起こした視聴者が4人いたということ。
そして
『そのときに原因究明をしておけば、今回の事件は起こらなかったかもしれない』
と陳謝しました。
また、事件を受け、各放送局でも調査をしたところ、自社のアニメーション作品や、実写作品、記者会見でのカメラのフラッシュなども、同様の危険性があり、『光過敏性発作』が起こりうるという結果と、規模が小さかったとしても、同じような事件が起こっていたことが判明し、各局で行われていた『ポケモンバッシング』はしだいに終息していったのでした。
そして、この事件を機に、各番組の最初に
『テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てください』
や
『部屋を明るくして離れてみてね』
などの、お願いテロップが流れるようになりました。
この『ポケモンショック』、視覚効果のせいであることは間違いありません。
しかし、何度も検証実験をした結果、よほど集中しないかぎり、体調が良好で、ごく普通に作品を見ている程度では、『光過敏性発作』を起こすには至らないということもわかっているのです。
そのことからも『ポケットモンスター』が、思わず画面に近づきすぎてしまうほど、一心不乱に内容にのめり込み、作品に夢中にさせてしまう、恐ろしい『モンスター作品』であるといえるでしょう。
『名探偵コナン』の都市伝説
『名探偵コナン』もまた、20年以上に渡るマンガ連載と、アニメーション化が続いている、超人気作品です。
作中に散りばめられた伏線や、黒幕の正体など、あまりにも謎が多すぎて、都市伝説も次々と生み出されています。
その中でも信ぴょう性が高いとされている、怪盗キッドの正体に関する都市伝説をお伝えいたします。
『名探偵コナン』の中でも特に人気の高い、IQ400の天才的な大泥棒、怪盗キッド。
同じ青山剛昌氏の作品『まじっく快斗』の主人公で、『名探偵コナン』への出張キャラです。
その見た目は、コナンの本来の姿、工藤新一にそっくりです。
もちろん、原作者が同じなのですから、どうしたって絵が似てしまうことはあります。
しかし、この都市伝説の場合はちょっと味わいが違います。
原作者自身が『工藤新一と怪盗キッドが似ているのには理由がある』と発言しているのです。
そのことから、工藤新一と怪盗キッドは、血のつながりがあるのでは? という説が浮上したのです。
工藤新一の父親である工藤優作は、怪盗キッドの命名者で、怪盗キッドの父、初代怪盗キッドと何度も対決し、その正体も黒羽盗一と知っているというエピソードがあり、ここから父親同士が実は兄弟なのではないかという話になったようです。
しかし、工藤優作は天才推理作家で、名探偵でもあるので、最初から知っていたというよりは、対決したことにより正体に気づいたという方が自然ですし、それだけならば、若い頃からの親友だったとする方が、納得できそうです。
そこでもうひとつ気になるのが、アニメ化されたときの声優さん。
それぞれの息子、工藤新一と黒羽快斗は、同じ声優さんが声を当てています。
もっとも、声で言うのならば、かなり同じ声優さんがかぶっていて、過去のコナン(第219話、OVA)では、快斗の声が山口勝平さん(工藤新一の声と同じ)、青子の声が高山みなみさん(コナンの声と同じ)ということもあったのですが・・・。
当初、あまりにもソックリな上、声も同じなので、双子説まで出た2人、兄弟か、従兄弟か、赤の他人なのか、真実は原作者のみが知るところではありますが、都市伝説が作られるのは、ある意味、人気作品の特権です。
『真実はいつもひとつ! 』と、いつか全てが明かされるまで、都市伝説に思いを馳せつつ、楽しみに待ってみるのも良いのではないでしょうか?
『新世紀エヴァンゲリオン』の怖い話
1995年から放送された『新世紀エヴァンゲリオン』もまた、爆発的な人気を誇ったアニメ作品といえるでしょう。
当時の人気たるや、老若男女大変なもので、グッズなどもすぐに売り切れとなってしまう状態でした。
この作品にも、某秘密結社との繋がりや、使徒に関する都市伝説が多数存在しています。
ここでお伝えするのは、その中でも本当にあったお話です。
それは、主人公『碇シンジ』を演じた、緒方恵美さんに起こった出来事。
『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』の収録時、テレビシリーズのときと違い、音響が6.1chになったことにより、声のクォリティに対してもかなり厳しかったそうです。
監督がなかなかOKを出さず、何度もテイクを重ねることが多かったので、声優陣はいつも以上に、演技にただならぬ気迫を込めていました。
第6の使徒による加粒子砲により、L.C.L.ごとシンジが沸騰してしまう、台本5~6ページに渡って、叫び続けなければならなかったシーンでのこと。
このシーンでは、叫びを切ることなく、本当にずっと叫び続けていなければならなかったので、緒方さんは、感情と精神を極限まで高めて絶叫し続けました。
あまりの鬼気迫る演技に、めずらしく監督からも1発OKをもらうことができました。
ところが、その翌日。
喉の調子に違和感があったので、声帯に詳しいお医者さんに行き、調べてもらいました。
前日に叫びすぎたせいでの不調だろうと思っていたところ、診察が終わったお医者さんから思いもかけぬ言葉が・・・
『声帯そのものは異常はないけれど、あなた昨日、何したんですか? 信じられないんですが・・・気管の内側に火傷(やけど)の跡があります』
このとき、緒方さんの気管から胸にかけて、内部に火傷ができていたというのです。
どうやら絶叫で気管が高温になり、軽く火傷をした状態となったようなのですが、その場所は、前日に映像の中でシンジが攻撃を受けた場所と重なっていたのだそうです。
アニメの中で、エヴァンゲリオンとシンクロしたパイロット(シンジ)は、機体がダメージを受けた分、パイロットも痛みを伴うという設定があります。
緒方さんもまた、碇シンジというキャラクターとシンクロし、火傷という痛みを負ったのかもしれません。
沸騰しなくて、本当に良かったです。
『銀魂』の都市伝説
『銀魂』は、週刊少年ジャンプに連載され、2006年よりアニメ化し放送、2度の放送休止(終了)を挟みながら、なお続いている人気作品です。
『銀魂』の魅力といえば、下ネタとパロディといえるのですが、その分、PTAや制作会社からの苦情が多いのも事実。
にも関わらず、アニメ『銀魂』では原作以上に、暴走ともいえるほどのネタを突っ走り、漫画やドラマ、アニメ、映画、時事ネタなど、良くも悪くも、そのパロディはとどまる所を知りません。
アニメ『銀魂』の制作会社は、サンライズ、『機動戦士ガンダム』シリーズで特に有名な会社です。
アニメ業界において、相当な『力』を持っているので、事前の根回しと、少しくらいの無茶がきくようです。
東映作品のパロディなどは、苦情が入っても、そこはお互い持ちつ持たれつで・・・といった感じに、繰り返しおこなわれています。
そして特に、とてつもなく壮大なパロディが繰り広げられたのが、第232話~第236話の蓮舫篇といわれるストーリーです。
残念ながら、第232話は『特定の個人を想起させる描写があったため』という理由で、放送を休止、DVDでは、『個人』が登場するAパートのみを修正し、収録されています。
蓮舫篇ですから、当然『特定の個人』は当時の蓮舫大臣で、蓮舫大臣の国会事務所は『抗議した事実はございません』とコメントを出していますが、真相は藪の中です。
アニメ化する際に、原作漫画でのパロディを、できる限り再現しているものの、やはり『特定の個人』や、海外作品の版権などの問題で、謝れば許してもらえる作品ばかりではないので、どうしても難しい場合があるのです。
しかし、この蓮舫篇、上記のような時事ネタばかりではありません。
まさに、サンライズの本気が光る、パロディの数々を目の当たりにすることになるのです。
ストーリーは割愛しますが、とにかくガッツリと『ガンダム』な内容。
絵柄や演出、セリフの節々はもちろん、キャストにもガンダムの出演声優を起用しています。
どこからどう見ても『ガンダム』そのものの、頑侍(がんさむ)は、ガンダムの顔にモザイクをかけたものですし、『米堕卿(べいだきょう)』は、本来ダースベイダーなのでしょうが、こちらは声を含め、シャアを思わせます。
原作以上の、やりすぎといえるパロディです。
原作者も、アニメ制作がサンライズであることを逆手にとり、マンガの方でガンダム(のような兵器)を描くことで、パロディに期待し、ラブコールを送ったものなのでしょうか。
銀魂に関しては、全てのパロディ自体が、都市伝説なのかもしれません。
それにしてもサンライズさん、この数年前、他の制作会社で、サンライズ作品のパロディを盛り込んだ作品に対して、事前に許可を取ろうとしたところ、NGを出しまくっていたのですが、自社は棚上げなのですね。
『サザエさん』の都市伝説
言わずと知れた国民的アニメ『サザエさん』。
長い長い時間、ずっとアニメ放送され続けているサザエさんですから、当然都市伝説は数多く存在しています。
その中から、初期設定や、原作とアニメとの時間の流れの違いにより、少々切ない都市伝説を3つピックアップしてお伝えいたします。
●フネさんとサザエさんは実の親子ではありません
とても仲が良い親子に見える、サザエさんとフネさん。
実は、この2人には血のつながりがありません。
というのも、フネさんは波平さんの後妻であり、サザエさんは亡くなった前妻との子供なのです。
となると当然、サザエさんと、カツオくん、ワカメちゃんは、異母兄弟となるので、年の差がある兄弟だというのも納得ができます。
いわゆる『なさぬ仲』な、サザエさんとフネさん。
今のような良い親子になるまでには、いろいろな苦労があったのかもしれません。
●ヒトデちゃんの存在
ヒトデちゃんというのは、サザエさんの10年後を描いた、原作に出てくる、可愛い女の子です。
タラちゃんにそっくりな顔で、ワカメちゃんの髪型をした小さな女の子は、なんとタラちゃんの妹。
10年後のタラちゃんは、お兄ちゃんになっているのですね。
しかし、残念ながら、アニメでは歳をとることがない、サザエさん一家。
いつまでたっても、ヒトデちゃんが生を受けることはなく、タラちゃんもお兄ちゃんにはなれません。
たとえキャラクターであったとしても、本来生まれるはずの命なのに、生まれることが出来ないというのは、なんだか少し切ないですね。
●サザエさんは本来、家庭に収まる人ではない?
現在は専業主婦のサザエさんですが、実はいろいろな仕事の経験があるということをご存知でしょうか?
高校卒業後に、ハロー社という出版社で記者として働き、その取材で、2、3日ではありますが、婦警さんの仕事も体験したことがあります。
結婚後も、家政婦、探偵事務所の助手、選挙カーのウグイス嬢、デパートガール(1日のみ)、スーパーの店員(2日間のみ)、知人の洋服作りのアルバイト、などなど、かなりの職を転々としていたようです。
また、女性解放を訴える講演や、選挙演説にも積極的に参加したり、政治への意欲も高い人物なのです。
サザエさんが生まれたのは大正時代とのことですので、もしも現代に生まれていたら、家庭に収まることなく、バリバリ働いていたのかもしれません。
サザエさんほどの行動力がある人材、即戦力として欲しい会社も多いのではないでしょうか?
かなりの、おっちょこちょいではありますが・・・
『ドラえもん』の都市伝説
おそらく日本人であれば、誰もが知っているドラえもん。
この都市伝説は、ドラえもんと、その生みの親である、藤子・F・不二雄先生の深い絆がうかがえる、有名なお話です。
『夜中に起きて、テレビをつけてみたら、ドラえもんがやっていた。』 そんな話を聞いたことがありませんか?
この回は、実際に放送されたのか、回答もなければ、その映像も残っていません。
しかも、2種類の説があり、どちらが本当なのかも定かではありません。
しかし、どういったわけか、この放送を見たという証言が多数存在するのです。
2種類に共通しているのは、オープニングもエンディングもなく、タイトルコールもなしに、いきなり本編と思われる映像が流れ始め、BGMもないという部分。
そして、最後ののび太の声が、藤子・F・不二雄先生(以下F先生)の声であったということ。
●その1の説
真っ暗な画面を、黙って歩き続けている、のび太の後ろ姿だけが、淡々と流れている。
10分ほどその映像が流れたあと、のび太が振り返って『行かなくちゃ』と言い、そこで放送が終了した。
●その2の説
真っ暗な画面を、スケッチブックを持って歩いている、のび太の後ろ姿。
のび太を追いかけてきたドラえもんが、『もう、行ってしまうんだね』と声をかける。
のび太は振り返り『うん、もう行かなくちゃ』と答える。
すると、のび太だったはずの絵が、F先生の絵に変わっている。
ドラえもんは、F先生に『ありがとう』と言い、F先生も『こちらこそ』と答え、お互いが笑顔になり、放送が終了した。
という内容。
どちらの説も、放送されたのは約20年前、1996年9月23日の深夜のことでした。
その翌朝、F先生の訃報が全国に流れました。
謎の深夜放送があった日に、F先生は亡くなったのです。
この放送は、F先生への追悼の意を込めて、流されたものだったのでしょうか?
確かにスタッフ関係者は、一般の報道よりも先に訃報を知っていますから、できないことではありません。
しかし、アニメーションの制作には時間がかかります。
訃報を知ってすぐに作ったというのでしょうか?
F先生の声は、いつ録音されたのでしょう?
そしてさらに数日後、再び深夜にドラえもんが放送されました。
BGMや効果音がない中、のび太がジャイアンにいじめられ、ボコボコにされている。
いつものように、ドラえもんに泣きつき、四次元ポケットから道具を出してもらい、その道具を使って、ジャイアンに立ち向かうのび太。
しかし、直前でその道具を捨て、正々堂々と勝負する。
それを見ていたドラえもんは涙を流し、ジャイアンもまた、嬉しそうにしていた。
そんなのび太を認めたジャイアンは、握手をして仲直りをする。
という内容で、最後にのび太が振り返り、以下の言葉を残しました。
『子供には夢を、大人には希望を与えてきた。もう私が活躍することはないが、これからも時々で良いから思い出してくれ。もう私がいるべき世界へ行かなきゃいけない。また、会える日を楽しみにしているよ。』
この時の声もまた、F先生だったそうです。
内容的には『帰ってきたドラえもん』に似ている気もしますし、こちらも本当に放送されたものなのかはわかりません。
しかし、F先生が言いそうなことではあります。
そして、F先生からのお別れと、勇気と、感謝のメッセージを感じることができます。
死期を悟ったF先生が事前に声を録音し、遺言的に作っていたものなのでしょうか、それとも・・・
『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』の都市伝説
毎週金曜日の夜7時から放送の『ドラえもん』と、その直後、7時30分から放送の『クレヨンしんちゃん』。
このように、連続した時間枠で放送していたり、同じ制作会社、原作が同じ雑誌であるなど、共通項があるアニメは、よくコラボ作品が作られています。
たとえば、『ワンピース』と『トリコ』と『ドラゴンボール』なども、完全新作のコラボ作品が作られ、ファンを喜ばせてくれました。
しかし、この『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』の2作品は、どちらも人気があるアニメ作品で、同じシンエイ動画の制作であるにもかかわらず、アニメ祭りのように、一切の絡みがない、別々の作品をスペシャルとして放送する以外の、コラボレーションがNGとされているのです。
正確には過去に1度、ドラえもんと、しんちゃんは共演したことがあります。
その作中で、しんちゃんが披露した、竹とんぼのようなものをお尻にプスりと刺して、扇風機でクルクルさせた、『ケツコプター』が下品すぎると問題視され、ドラえもんサイドから、今後『クレヨンしんちゃん』との合体作品は作らないという決定が下されたらしいのです。
国民的アニメーションとして、子供向けアニメの代表格といわれるほどのドラえもんからすると、クレヨンしんちゃんの下品さ、ましてやドラえもんのひみつ道具の代名詞ともいえる、タケコプターを使用した下ネタは、受け入れがたいのでしょう。
実際、ドラえもんはかなり下ネタには敏感で、過去にスタッフのいたずら心で、一瞬の下ネタが挟まれていたことにより、DVDを回収するという騒動も起きています。
本来、大人向けのクレヨンしんちゃんと、子供向けのドラえもんでは、作品の折り合いをつけるのが難しいのかもしれません。
それでもいつか、しんちゃん、ドラえもん、のび太の、ケツだけ星人や、半ケツフラダンスを見てみたい! と思ってしまう視聴者の願いを、叶えてくれる日がくると信じてみるのも一興です。
まとめ
TVアニメの都市伝説はいかがでしたでしょうか?
少し怖いものから、思わず笑ってしまうものまで、都市伝説はこれからもどんどん増殖していくのでしょう。
もしかすると、その中のいくつかは、真相解明される日がくるかもしれません。