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ガヤトリーマントラが人生を好転させる7つの効果

ガヤトリーマントラ 効果

『ガヤトリーマントラ』をご存知でしょうか?

『マントラ』は、サンスクリット語で『真言』のことで、悟りへと導く言葉として一般的にも知られています。

しかし、『ガヤトリー』はあまり聞きなれない言葉です。

ガヤトリーは、ヒンズー教において、『ヴェーダ(宗教文書の総称)の母』と称され、すべてのマントラの母ととらえられている神です。

ガヤトリーは、マントラを唱えるすべての者にインスピレーションを与え、知性を育み、悟りへと導く『感覚』をつかさどる神です。

その容姿は、五つの顔を持ち、微笑みをたたえ、蓮の花に鎮座しておられます。

五つの顔は、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と五行動器官(手、足、生殖、排泄、発声)を表し、それは五つの生命力を表しているといえます。私たちの内に在るすべてを、ガヤトリーはたたえているのです。

そのガヤトリーを冠したマントラが、『ガヤトリーマントラ』というわけです。

それでは、ガヤトリーマントラがいかに素晴らしいか、今回はその効果やエッセンスをお伝えします。




深い祈り

基本的にマントラには、その言葉に深い意味があるわけではありません。発声するその音=音波に依存し、効果を得ています。

その効果とは、潜在意識に働きかけ、潜在能力を開花させたり、悟りへと導いたり願い事が叶えられたりということがあげられます。

しかし、ガヤトリーマントラには、その言葉に深い意味と祈りがこめられています。

<< ガヤトリーマントラ >>

OM(オーム)・・・キリスト教の『アーメン』にあたる神聖な言葉

BHUR(ブール)・・・『物質界』存在そのもの
BHUVA(ブヴァス)・・・『精神世界』チャクラやオーラなどのエネルギー体
SVAHA(スワハ)・・・『天界』私たちの魂

TAT(タット)・・・日本語でいうところの『それ』、インド思想では『ブラフマン』という創造主に近い概念
SAVITUR(サヴィトゥル)・・・『太陽エネルギー』
VARENYAM(ワレエニャム)・・・祈りの心を表す言葉『たたえます』

BHARGO(バルゴー)・・・『光や輝き』太陽神のエネルギーその輝きを認識する言葉
DEVASYA(デーヴァスャ)・・・『神の真理』この前で唱えるバルゴーで太陽のエネルギーが内なる存在に満ちていることが神の真理であることを表す
DHEEMAHI(ディーマヒ)・・・『瞑想します』

DHIYO(ディーヨー)・・・『知性、理知』
YO NAH(ヨー ナッ)・・・『その私たちの』という意味になり、ディーヨー ヨー ナッで『その私たちの知性を』という文脈になる
PRACHODAYAT(プラチョーダヤアト)・・・『お祈りいたします。お導きください、照らしてください』

以上をまとめると、次のような訳になります。

オーム
存在 心 天 その世界のすべて
絶対的な『その存在』の エネルギーを たたえます
神の光を その真理を 深く瞑想いたします
私たちの知性に 光を与え (正しく見る力へと、悟りへと)お導きください

※訳には諸説あり、一例をあげています。

最強のマントラ

本来、全宇宙の調和を保つほどの威力とされていたガヤトリーマントラは、一般の人々が唱えるには神聖で強力すぎるとされ、師匠から選ばれ修行を積んだ弟子のみが伝授され、唱えることが許されたものでした。

しかし、かつてこの日本でも大変有名になって、メディアでも連日のように取り上げられていたインドの聖者『サティア・サイババ』が、誰でもいつでも唱えられるよう、危険性を排除し、しかし効果はそのままになるよう、唱え方を伝授して後世に伝えました。

世界中で知られていた聖者サイババが、そこまでしないとならなかったということは、ガヤトリーマントラが『最強のマントラ』と称される証でもあります。

※サイババについて批判的な意見もありますが、その如何にかかわらず、ガヤトリーマントラ自体は素晴らしいものであると考えています。

チャクラの浄化作用

ガヤトリーマントラが最強と言われる所以をお話ししましたが、では他のマントラとはどう違うのでしょうか?

私たちは、普段無意識に、様々なネガティブな波動にさらされています。それが生を営むということであり、仕方のないことです。

しかし、感受性の強い人の場合、そのまま放置していると、心にも体にもネガティブなエネルギーが蓄積され、やがてバランスを崩し心身を病んでしまうこともあります。

ガヤトリーマントラの大きな効果は、チャクラの浄化作用にあります。

私たちの身体に7つあるチャクラは、『気』が出入りする大切な場所です。

チャクラが浄化されることによって、より『良い気』を取り入れることができるようになり、健康と平安が期待できます。

知性を育む

恐怖心というのは、理解できないもの、わからないもの、見えないものに対して抱くものです。

これに打ち克つには、知識を鍛えるほかありません。

どのようなマントラでも、それを唱えることは、瞑想と同じく、脳に対して良い影響があります。

無心になり、己と向き合うことによって、脳を活性化することにつながります。

さらにガヤトリーマントラは、五感に働きかけインスピレーションを活発にして、思考力、想像力を鍛え上げてくれます。

その結果として、さまざまな恐怖を払い除ける知性が飛躍的に成長し、精神が安定するのです。

罪が許される

大きな罪ではなくても、誰でも一日のうち、『ちょっときついこと言っちゃったな』とか『手を貸してあげるべきだったな』などのちょっとした後悔はあるはずです。

ガヤトリーマントラは、『贖罪(しょくざい)のマントラ』とも呼ばれ、朝、昼、晩の一日三回ずつ唱えることで、その日に犯した罪はすべて許されるとされています。

また、108回を1マラと数え、毎日3マラほど唱えると、今世も来世も幸福と健康を授かるといわれています。

時間に制限はないので、毎日同じ時刻に唱える必要はありません。

あらゆる危機から身を守る

ガヤトリーマントラのかもし出す音波は、脳の松果体や脳下垂体へ影響を与える周波数であるといわれています。

この部分は、チャクラでいうところの、第6番目にあたり、洞察力や直観力、判断力などと関連しています。

第6のチャクラが刺激を受けることによって、様々な危険察知能力が鍛えられたり、とっさの判断に良い影響を与えたりします。

その結果、脳のインスピレーションをつかさどる部位の成長と活性を促し、あらゆる危険から身を守ることが、知らず知らずのうちにできるようになっているのかもしれません。

夢を叶える

魔法のように欲しかったものが目の前に現れる、ということではありませんが、ガヤトリーマントラの最大効果である、知性の育みによって、欲しかったものを手に入れる方法、進みたかった道へのアプローチなどがインスピレーションとして湧いてくるようになります。

特に、経験の乏しい若い人たちには、その意欲はあっても、なかなか手段が見つからないことが多くあると思われますが、そんな時、ガヤトリーマントラを唱えているとその恵みが思わぬ形でもたらされるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本文には書ききれない効果もまだまだあるのですが、最後に特筆すべきは、『唱える人のみならず、周囲に与える効果』があるということです。

あなたが唱えたら、あなたの大切な人たちにも同じような効果を分け与えてくれるのが、このガヤトリーマントラなのです。

あなたの人生が好転するだけでなく、周囲のひとにもその恩恵が届くのは、たいへんうれしいことです。

さらに聞くだけでも効果が得られるという説もある、このガヤトリーマントラ。

ぜひあなたも、メンタルトレーニングのひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか?

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