食べるもの、着るもの、みにつけるもの、歩んでいく自分の人生。
あらゆる場面で出てくる「悩み」。
どうしたいのか、どうしたらいいのか分からず、悩んではため息をついているのではないでしょうか。
こういった人を「優柔不断な人」と言いますが、実は、優柔不断で困っているのは、他人ではなく、あなた自身。
こんな自分が嫌で変わろうとしてるのにいつも上手くいかない。
そう思っても諦めず優柔不断をなんとかしようとしている人へ、改善する5つの方法をご紹介します。
毎朝小さいことを選択していく
優柔不断な自分を変えたい人へおすすめの改善方法の1つは「毎日小さい事を選択していく」です。
これはどんな事かと言えば、朝ごはんをご飯にするか、パンにするかだったり、朝の通勤は電車にするかバスにするか、徒歩にするかなど、とにかく、小さい選択を意識的にするということです。
例えいつもと同じ方法をとる場合でも、自分で「今日は主食はパンにする」などと声に出して、選択した事を潜在意識に伝達します。
そうすると、コレは良い!、とか、嫌だな!といった気持ちを微かに感じる事ができます。心地よい方を選択すると段々と運が開けて行きます。
なりたい自分をイメージする
「何で自分はこんなに優柔不断なんだろう」と落ち込んでいる人にとって、優柔不断な自分を改善するには「なりたい自分をイメージする」事です。
これは、落ち込む自分を意識させないためです。
人は意識をした数が多いものを現実に引き寄せると言われています。なりたい自分をイメージして上手くいってる自分になりきります。
すぐに選択出来る自分は何を基準に物事を選んでいますか?
優先順位はどうなっていますか?
1つ1つ自分に問いかけて行きましょう。
足し算方式から引き算方式へ
優柔不断な人でよく「全部よく見えて困る」という人がいるでしょう。
そういった理由で優柔不断になってしまう人が優柔不断を改善する方法には「何がなくなったら困るか」という視点に自分を置き換えます。
足し算方式は、選択肢を広げる考えですが、引き算方式は、今ある選択肢の中で、何が一番なくなったら困るかと考えます。
すぐには出来なくても何度かやっていくと、何が自分にとって大切なのか後で分かるようになるでしょう。そうやっていらないものを捨てていくと、本当に大切なものに気づくのです。
それは、いらないものの中から大切なものを探していく旅のようなものかもしれません。実際にチャレンジしてみて「やっぱり分からないし、優柔不断も直らない!」と諦めてしまう方へ。
自分の宝物のような大切なものをみつけるのは、簡単ではありません。
もちろん迷うし、時間もかかることでしょう。けれど、今まで迷ってきたのは本当に大切なものを吟味していた時間だったと必要性を認めてみましょう。
そして、これからも諦めずに「何に迷い、自分は何を欲しているのか」そのことに意識を向けてみてください。
自分へアプローチ
優柔不断で、何を選んでもいいと思えるし、どれを選んだらいいのかわからないなど、洋服や欲しいものに対して優柔不断さを発揮する人の場合は、「なりたい自分へ向けたアプローチをする」事です。
優柔不断になる理由の1つは、知識や情報が足りないことにあります。
ですから、なりたい自分が知っているであろう知識を深めて行くといいでしょう。
そして、「こんな自分になるためには、スカートは、このカラーがいいんじゃないかな?」といった具合に、知識を持っている自分が、迷っている自分にアプローチをしてみるとすんなり行くでしょう。
自分の事は迷うのに人にアドバイスするのは迷わない人がいます。
それは、相手の事をよく見ていて、自然と相手に合うものが分かっているからです。自分の事は、自分が一番分からないというけれど、他人は自分を映してくれる鏡です。
是非他人をみて自分自身という輪郭を思い出してみてください。
小さい頃を振り返る
優柔不断を改善するには「小さい頃を振り返ってみる」ことです。
小さい頃は、潜在意識がはっきりとしている時ですので、何をしたいのかがわかりやすく、夢中になって何かに取り組んだりしていたものです。
「そんな記憶はない」
「小さい頃の自分がどんなだったか忘れてしまった」
という人もいるかもしれませんが、思い出す方法は簡単です。
静かにひとりきりになれる場所に行き、心を静かにします。数分ぼーっとして幼い頃へと旅立って行きましょう。
その時
好きだった色はなんですか?
誰が側にいましたか?
誰の笑顔を見るのが好きでしたか?
どんなものと遊んでいましたか?
寝る時には、どんな明日を描いてワクワクしていましたか?
自分に問いかけて、少しづつ素直だった自分へ戻って行ってみましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
優柔不断を悪いこととしてみてしまう人もいるかもしれません。しかし、本当は自分の意志は、はっきりしているのに、周りに影響を受けて、優柔不断となっている人もいます。
そういった人の場合、「こうしたほうがいいよ!」と価値観を押し付けてくる人ではなく、「大丈夫、どうなっても君が選択した答えが一番正しいよ」と背中を押してくれる人だけを周りに固めるようにしましょう。