夏は汗をかく時期で、体の臭いも気になる季節です。
汗をかくとそれを放って置くと、雑菌が繁殖して、臭さが増します。汗の他にも、臭いの気になることはあります。今はやりのクールタオルも、涼しいですが、物によっては、汗を吸わずに、アルコール臭がしてきて放っておくとたまらなく臭くなります。
これらは、実は自分でも気になる気が付く臭いです。
他には、自分では実は気が付きにくい、強烈なにおいの元があります。それは何だかわかりますか？
実は脇の臭いです。脇の臭いについてちょっと考えてみませんか。そして、自分の脇の臭いが気になる時には、周囲の人に気が付かれる前に、先取りでやっておきたいことをご紹介します。
脇臭
脇臭（わきが）の人は、時々います。脇臭は、自分ではあまり気が付かない物なのかも知れません。
脇臭の人と一緒に仕事をしたことがあるのですが、本人は全く気にしていないようで、ノースリーブ等を着てくる時がありました。
半袖の服でも、一緒に仕事をした人は
『強烈な臭いに、まいった。』
と口々に話していました。
私だけが臭いと思っていたのではないのだと思いました。
車の中での空間で一緒だったのですが、息苦しくなったり、気分が悪くなるほどの臭さでした。
その人の運転で腕を上げる度に、その臭さは車中に広がるのです。外人は腋臭の人が多いとも言われています。
手術
腋臭の手術は、美容整形で行われます。
腋の下にあるアポクリン腺からでる臭いが腋臭の原因です。
腋臭での臭いがきつい人は、手術も腋臭を根本から治す方法でしょう。
腋臭の臭いを指摘されて気になる人は、手術をしても良いと思います。
マスキング
臭いにおいをマスキングするといくらか、臭いはわからなくなるものです。
オーデコロン等の香水で、腋臭の臭いがマスキングできるものを選ぶことが大切です。
外国製のブランドも良い香りの物がたくさんあります。
間違っても、香水の匂いが臭いと言われる物を選ぶと、これまた、臭いの話題の人になってしまうのでちょっと注意が必要です。
柔軟剤
衣類の柔軟剤には、最近いろんな香りのするものがあります。
ちょっと大目に使うと、洗濯したての衣類の匂いも良い香りがします。
乾燥しても長続きする臭いの柔軟剤もあります。
機能的な柔軟剤では、汗をかいた時に柔軟剤の臭いのカプセルが開いて、良い香りを放つ物や、衣類を着ている時に、動作で動くと良い匂いが広がるものも市販で売られています。柔軟剤なしで衣類を選択するよりは、香りの良い柔軟剤を使用するということも、体臭のマスキングになるでしょう。
制汗剤
市販で昔から売られている制汗剤のスプレーなどを腋の下など汗をかいたら臭いが気になる所へスプレーするという方法も良いでしょう。
汗をかく前にスプレーしても良いでしょう。
汗対策
汗をかかないようにするということは、外気の状況によっては難しいでしょう。
クールビズの推進や節電傾向で、省エネ志向の職場もお店もあります。昔ほど、涼しすぎるところばかりではありません。ちょっと動くと汗をかきます。エレベーターや車など、人と接近すると頃では、汗の臭いはお互いに気になるものです。
汗をかいたら、本来は、汗を濡れたタオルでふき取り、乾いたタオルで拭いて、服を着替えるといことが体臭の予防に良いでしょう。
シャワーができる環境なら、シャワーをして洗い流すことが一番です。
濡れたシートで汗を拭きとるということも今では、専用のシートが売られています。
これは、良い香りがついているものが多いので、体もさっぱりするし、香水の代わりにもなります。ローションのような物も市販されています。真夏は、仕事にもよりますが、着替えを持っていった方が安心です。
ストレスを減らす
腋臭に加えて、その人にストレスがかかっていて、精神的に追い詰められているような状況ですと、腋臭に加えて、汗の臭いがちょっと変わってきたりします。
変わると言っても臭いがより強くなったりということがあります。
できるだけ、メンタル的にも安定した状況を自分で作るということも大切でしょう。
食事内容
韓国料理など、香辛料を使った食事をよくとる人は、案外体臭がきつかったりします。
ニンニクの料理はスタミナがついて夏場は好ましい食事ですが、汗の臭いにもニンニク臭がでたりします。
毎日ニンニク料理を食べているという人で、体臭が気になる人は、ちょっと控えた方が良いでしょう。
なるべく汗をかかないようにする
腋臭も汗をかくとアポクリン腺の活動が活発になります。
汗自体も、放って置くと雑菌が繁殖して臭くなります。なるべくなら、
汗をかかないような行動をとりたいものです。たとえば、余裕を持って行動するとか、ゆっくりと動作をするなど汗をあまりかかないように注意するだけでもかく汗の量は違ってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
臭いという字と匂いという字があるように、同じにおいでも、人に与える影響は大変違った物になります。
良い匂いがする人とキツイ臭いがする人では、何だかその人の生活までもが勝手に想像されたりします。
夏は、肌トラブルも多くなるので、しっかりと汗の対策をとって、臭いには気を付けたいものです。