部屋の掃除をしたのになんだかスッキリしない・・・
気持ちもスッキリ掃除できたら良いのに・・・
空間も気分もスッキリする浄化の方法があります。
それがアロマでの浄化です。
アロマは良い香りでリラックスするだけのものというイメージが強いですが、古代から神殿などで炊かれていた程、浄化能力が高いものなのですよ。
嫌な人と会った後や、なんだか気分がすぐれない時などにも使えます。
今回は、普段私自身が使っているアロマでの浄化方法をご紹介します。
良い香りなのに、実は浄化しているってちょっと素敵ですよね。
アロマテラピーで浄化ができるの?
アロマテラピーは良く言葉だけれども、浄化なんかできるの?
そう思っているあなたは、とてももったいない事をしています。
アロマテラピーで使う精油は、植物が自分自身をよりよく保つために蓄えているものです。
植物の中にある香りのする成分を「精油」と呼びますが、この精油は私たちと同じ生きているもの。
そのため、精油として瓶に入ってからは2年程しかもちません。
では、なぜその精油が浄化と結びつくのかが不思議ですよね。
実は、精油として今は瓶に入っていますが、古代エジプトなどでは、植物から得た樹脂などを魔除けのために神殿で炊いていました。
つまり、植物の芳香成分で浄化する事は、私たちの古い祖先から脈々と受け継がれいる事のひとつなのです。
ところで、嫌な気分のときに、アロマの匂いを嗅いでスッキリした経験はありませんか?
それは、実は香りを嗅ぐことで気持ちがよくなったからではなく、香りを嗅ぐことで体内が浄化されたからになります。
ですから、スッキリしたのは浄化された証拠なんですね。
目に見えないものだけに信じがたい気持ちがあるかもしれませんが、疑うよりもまずはやってみて判断してみてください。
きっとあなたの重苦しい気持ちや重くのしかかった背中を浄化でスッキリ爽やかにしてくれるはずです。
10つのシーン別アロマの浄化方法
ここからは、シーン別にアロマの浄化方法をご紹介します。
1.嫌な人と会った後に浄化する
嫌な人と会った後の浄化には、グレープフルーツ精油とペパーミント精油のブレンドがおすすめです。
【浄化方法】
- グレープフルーツ精油2滴とペパーミント精油1滴を無水エタノール5mlで溶かす。
- そこへ精製水を45ml入れて混ぜる。
それをスプレー容器に入れて、シュッシュッとスプレーする。
これだけで気分がスッキリしますよ。
2.人間関係のコンプレックスを浄化する
人間関係のコンプレックスを浄化したいなら、ベルガモット精油がおすすめです。
相手の人に上手く伝えられない場合は、ティートリー精油をプラスしましょう。
伝えてもわかってくれないと思ってしまうときは、サンダルウッド精油をプラスするといいでしょう。
【浄化方法】
- ティッシュに、ベルガモット精油1滴とティートリー精油またはサンダルウッド精油1滴を垂らす。
- 精油がついている部分が肌に触れないように左胸のポケットに入れる。
ポケットがない場合は、胸元に入れるだけで大丈夫です。
少しずつですが、コンプレックスを感じている自分を浄化するように働きかけてくれます。
3.縁を切りたい人を浄化する
一緒にいるのが耐えられない、縁を切りたいと思っている相手を浄化するには、フランキンセンス精油とジュニパーベリー精油がおすすめです。
【浄化方法】
- 小さく切った厚紙に、フランキンセンス精油1滴とジュニパーベリー精油1滴を垂らす。
- 縁を切りたい相手への渡し物の中に一緒に入れる。
渡すものがないときは、せっけんやハンカチのプレゼントするのがおすすめです。
これだけで、相手は自然とあなたから離れていくようになります。
4.考えて行動できない自分を浄化する
考えて行動できない自分を浄化したいときは、ラベンダー精油とスイートオレンジ精油がおすすめです。
【浄化方法】
- 眠る前にマグカップにお湯をはり、そこへラベンダー精油1滴とスイートオレンジ精油2滴を垂らす。
- ほんのり香りがする場所に置いて眠る。
1日では無理でも、徐々に、考えすぎてしまって行動できない自分が変わっていきます。
5.がんこな自分を浄化する
がんこな自分を浄化したいときは、ゼラニウム精油とメリッサ精油が優しく働きかけてくれます。
【浄化方法】
- 普段使っているシャンプーに、ゼラニウム精油2滴とメリッサ精油1滴入れて使う。
精油は酸化や加水分解しやすいので、精油を混ぜたシャンプーは2週間以内に使い切るようにしてくださいね。
6.仕事のデスクを浄化する
仕事に集中できない、仕事場にくると気分が悪くなる場合は、レモン精油とレモングラス精油がおすすめです。
【浄化方法】
- お水にレモン精油1滴とレモングラス精油1滴を入れてよく混ぜる。
- タオルに含ませてデスクや椅子をふく。
拭くときに悪い物を取り除くイメージですると、さらにいい効率がいいです。
7.気の流れが悪い空間を浄化する
気の悪い空間があるときは、まず排水溝を探してみましょう。
【浄化方法】
- 排水口へ、ベンゾイン精油1滴を毎日垂らす。
これだけで少しずつ、気の流れの悪い空間がスッキリとした空間に変わっていきます。
ベンゾイン精油は、古来、悪霊を優しく追い払うために使用したいわれています。(諸説あり)
8.運気が悪い服を浄化する
なぜか、この服を着るといつも良くない事が起こるなんて事ありませんか?
そんな時は、この方法がおすすめです。
【浄化方法】
- お洗濯をするときに、ユーカリ精油を2滴たらして洗剤を入れて洗う。
邪気は、物や服にまとわりつく場合があるので、そんなときに役立つ浄化方法です。
9.イライラする自分を浄化する
イライラしやすいときは、自分でもどうしたら良いかわからなくなりますよね?
イライラしている時は、漠然とした不安を感じているときでもあります。
女性であれば、イランイラン精油とジャスミン精油がおすすめです。
男性であれば、イランイラン精油とサイプレス精油がおすすめです。
【浄化方法】
- ティッシュに、イランイラン精油とジャスミン精油(サイプレス精油)を1滴ずつ垂らす。
- 心地よいと感じる程度に香りを吸い込む。
すぐにスッキリとまではいきませんが、精油が持つパワーで芯から気持ちをやわらげてくれます。
10.孤独のツラさを浄化する
孤独感が強く辛いときは、スイートマージョラム精油とネロリ精油がおすすめです。
【浄化方法】
- コーンスターチ大さじ3杯に、スイートマージョラム精油2滴とネロリ精油1滴を入れてよく混ぜる。
- それをボディパウダーとして使う。
このボディパウダーは、いつでもどこでも使用可能です。
少しずつですが、あなたの孤独感が安心感に変わるよう導いてくれます。
色々なアロマでの浄化方法をご紹介しました。
まずは、自分ができそうなものから始めてみてください。
もし、スプレーを作るのが面倒な場合は、ティッシュにつけて香りを嗅ぐだけでもOKです。
一日15分程度嗅ぐようにすると、いいでしょう。
アロマでの浄化を行うときの注意点
アロマでの浄化を使うときには、次の事に注意してください。
- 精油の原液を肌につけない。もしついた場合は、すぐに流水で30秒以上洗い流す。
- 気分が悪くなったら、すぐに中止する。
- 換気ができる場所でおこなう。
- 精油を使用したマグカップなどを飲用で使用しない。
- 絶対に飲まない。
精油は植物のなかに入っているときに比べ、濃度が濃くなっています。
そのため、肌についてしまうと、皮膚かぶれを起こす可能性があります。
また、飲んでしまうと、口から胃、小腸の粘膜を荒らしてしまう可能性もあります。
体内に大量に精油が入ってしまうと、肝臓や腎臓で毒性を示す場合があるので、絶対に飲まないようにしてください。
【体験談】不思議なアロマ浄化
自分で望んでいるわけではないのですが、いつも店舗の場所を選ぶときに「霊道」を選んでしまいます。
これは最初に私が入った店舗での出来事です。
アロマトリートメント後の着替えのために、お客様をお着替え室にご案内して部屋を片づけしていると、後ろに人の気配を感じました。
てっきりお客様が忘れ物をしたのだと思い、
「〇〇さま、どうなされましたか? 」
と、ふりむくと、白い煙のような女性の影がスーッと消えていきました。
その後も、店舗に入ってきたお客様に気がつかず窓の外を眺めていると、お客様が私へ、
「〇〇さん、その男性知りあいなの? 」
と声をかけてきました。
その時、外には誰もいない状態・・・というより、そこには、人など立てるスペースがありません。
こんな事が繰り返しあったので気になっていると、ある本に、
「ベンゾインは悪霊退治に使われてきた」
との記述がありました。
試してみようと思い、ベンゾインをその店舗にある排水溝に毎日1滴ずつ垂らしたのです。
1か月後には店舗内の空気もスッキリとして。変な現象もなくなりました。
とても不思議ですが、精油のパワーの素晴らしさを感じた出来事でした。
浄化はトコロテンと同じ
以前にもお伝えしましたが、浄化は「トコロテン」と同じです。
良い気を入れて悪い気を押し出すのがベストだと思っています。
乱暴な方法で浄化しても、また同じところに必ず戻ってきます。
それよりも、優しく悪霊や邪気が良い気に変わるまで、ジッと待ちながら癒してあげるほうがいいのです。
悪霊や邪気は、もともとは人間が放っているものですから、人間と同じで、話せばわかります。
そして、どんなに邪悪でも優しくされれば悪い気はしないものです。
手に負えない邪気であったとしても、この人に何をしても困らないと思わせてしまえば、
あちらから去っていきます。
まとめ
素敵な香りにプラスして、浄化ができるところがアロマの素晴らしいところです。
精油の力は偉大です。
植物は私たち人間が存在するよりもずっと前から、この地球を守ってくれています。
その植物の恩恵を精油から受けとる手段がアロマなのです。
まずは、無理だと最初から決めつけずに、アロマの浄化を体感してみてください。
ちなみに、もしアロマでどうしても浄化しきれないときは、他に問題があるかもしれません。