最近一日があっという間に過ぎてしまった気がする、気がついたら週末になっていて今週何をしたのか全く思い出せない、こんなことが続いていませんか。
毎日が忙しく過ぎてしまって、どんなことをしていたのか記憶に残っていないと、漠然とした毎日を送っているように感じられてしまいます。上手に時間をやりくりするということは、自分が日々の生活に達成感や充実感を得るのに必要な技術なのです。
ただバタバタと慌ただしく過ごすのも上手に時間を使って有意義に過ごすのも同じ一日です。自分に合った時間の上手な使い方をしてもっと楽しい一日を過ごしてみませんか。
これから簡単に上手に時間をやりくりする方法を5つご紹介したいと思います。
自分の一日のスケジュールをはっきりさせる
昨日のあなたの一日のスケジュールを思い出せますか? そういえば色々バタバタしていたらあっという間に一日が終わってしまったんだったという方が圧倒的に多いと思います。
何故そんなにバタバタしていたのかを知るために、まず紙に一日どのように過ごしていたかを書き出してみます。スケジュールを書き出してみると、自分の行動がよくわかります。何をしたかとそれぞれのかかった時間が視覚化されることによって、自分の行動が客観的に把握することができます。
例えば、すべての家事を終えてから寝るまでずっとネットサーフィンをしていたとします。その時間帯を次の日客観的にみてどう思いますか? 興味があったジャンルのことが色々よくわかって楽しかった、それともこんなにたくさんの時間をネットサーフィンに使ってしまってもったいないと思いましたか?
もしもったいないと感じたら、それはあなたにとって必要のない無駄な時間だったということです。
私たちは意識をしないでいると、どうしてもダラダラと時間を使ってしまいがちです。そのダラダラと使ってしまった時間を浪費と同じだと考えてみましょう。そうすると、意味もなく何かをすることがとてももったいなく思えてきます。
何をするために時間をやりくりするのか目的を明確にする
自分のための時間ができたら、何をしたいですか? 趣味に充てる・資格取得のために勉強をしたい・お気に入りのカフェでのんびりお茶を飲みたいなどやりたいことがたくさんあると思います。
これらのことをリストにしてみてください、そしてそれに優先順位をつけていきます。
例えば、一番にしたいことは資格取得のための勉強、二番は趣味というように順位をつけてみると、今必ず時間を空けてでもしたいこと、時間があったらやりたいなということが明確になってきます。
この時に気をつけていただきたいのは、何が何でも自分磨きのことを優先的にしなくてはいけないという決まりはないということです。
毎日頑張っているから部屋でボーッとする時間が欲しいというのも明確な目的になります。大切なのは、目的を明確にして一日を効率よく過ごすということです。
それと同時に一つのことに大体どれくらいの時間が必要かも考えてみてください。目的だけでなく時間も一緒に考えることで毎日のスケジュールに入れやすくなります。
やるべきことを先送りにしない
時間をうまく使うことができない人は『後でやろう』という思考グセがついてしまっていることが多いです。
よく締切ギリギリにならないとやる気が出ないという人がいますが、やる気が出ないのではなく、やりたくないというのが本当のところです。いつか必ず、やらなければいけないと分かっていてもなかなか手をつけられない・・・
その『やるべきこと』はその間ずっとトゲのように心にチクチク刺さり続けます。そんな状態が続くくらいならすぐに行動に移してしまった方がいいのです。
やらなければいけないことが出てきたら、優先順位の一番上に持ってくるようにします。そしてそれを真っ先にスケジュールの中に入れて実行してしまえば気が楽になりますし、他のことに心おきなく集中できるようになります。
メリハリと集中力で上手に時間を使う
時間を上手に使うコツは『メリハリ』と『集中』です。
私たちの集中力はそう長く続きしません。集中力が下がってくると効率も悪くなります。ですからメリハリをつけて行うことで効率を上げましょう。
具体的な方法としては、強制的に時間を区切るという方法です。
例えば30分何かをしたら5分休むという繰り返しをするのです。一度始めたら他のことはせずにそれだけを行うのです。この方法のコツは30分経ったら強制終了して必ず休むことです、時間内に終わらなかったらそれを繰り返します。
このテクニックは作業内容によって時間を変えられること、集中力が落ちないので非常に効率が良いという利点があります。
時間を測るものは、キッチンタイマーでも目覚まし時計でもなんでもいいです。最近はスマホの無料アプリでも配布されていますので、それを利用するのも良いでしょう。
効率よくするための工夫をする
できれば、区切った時間内で終わらせたいものです。
例えば、テレビ番組で限られた時間内で料理を作るというものがあります。そこには、制限時間内で完了するための工夫がいくつもされています。さらに、調理をしながら使ったものを家族と一緒にどんどん洗ってしまえば後片付けも短い時間で終わるので、その分の時間を他のことに使うことができます。
このように、上手に時間を使うということは段取りを頭の中で考えるという思考力と、それを実行する行動力の両方が鍛えることにも繋がるのです。
それが結果的に日々の満足感と充実感の両方を得られることができるようになります。