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雨女には龍神様が憑いている!? 特徴や治し方は?

雨女 自然霊

明日は久しぶりにみんなで遊びに行くんだけど、メンバーに『雨女』がいるから心配だな・・・

誰でも一度は、聞いたり言ったりしたことがあるセリフではないでしょうか?

雨女(雨男)の特徴は、その人がいると大事な予定の時に雨が降るというものですが、おそらくほとんどの人はその程度の認識で、からかい半分や冗談まじりに使っている言葉でしょう。

あなたは「本当の雨女(雨男)」がどんな存在なのかご存知ですか?

今回は、雨女(雨男)の特徴や治し方、また龍神様との関わりについてお伝えしていきます。

※『雨女』『雨男』には諸説あります。

雨女や雨男って本当にいるの?それとも迷信?

まず最初に申し上げておくと、雨女や雨男という存在に関して、科学的な根拠はまったくありません。

海外に至っては、日本でいうところの雨女や雨男という概念すらありません。

ではなぜ、雨女(雨男)という名称が出来上がったのでしょう。

日本の気候は、何やかや言っても雨が降っている日が多いのが特徴です。年間の平均で、だいたい100日以上は雨が降っています。

※気象庁・過去データはこちら。各階級の日数(≧1mm)を雨と判断しています。

そう考えると、1年365日のうち約3分の1が雨ということになりますので、『たまたま』イベントごとの日に雨が降ったとしても何ら不思議はありません。

ですが、特別な日の「楽しみにしてたのに雨降っちゃったんだよねー」というマイナスの記憶は残りやすく、そういったマイナスの記憶と気持ちが『たまたま』降った雨と重なり

「そういえば前もこんなことが・・・」→「あの時も○○さんがいたような・・・」→「○○さんは雨女(雨男)だ! 」

と、連鎖して生まれてくると考えられます。

ほとんどの雨女(雨男)は、人から言われて『そうなのかもしれない』と思い込むパターンが多く、結果として科学的には『雨女(雨男)はいない』といえるわけです。

ただし、上記はあくまでも、科学的な根拠の視点からの話。実際のところは、スピリチュアルな出来事と同じく、絶対にないとは言えないです。

その、スピリチュアルな部分が冒頭の自然霊ということになるのです。

雨女(雨男)の特徴

自然霊が関わっているかどうかの部分はちょっと後回しにして、あなたは自分自身で雨女(雨男)だなぁと感じますか?

まずは、簡単な雨女(雨男)の特徴チェックを行ってみてください。

  • レジャーなどに出かけたとき、気づけば雨が降っていることが多い気がする
  • 「雨よ降れ! 」と思っている行事に限って晴れる
  • 急な雨で傘を買った途端に晴れる
  • 人から「あなたって雨女(雨男)だよね」と言われることが多い
  • 移動中に雨が降っているのに、建物の中に入ると雨が止む
  • 里帰りや旅行などに行く際、台風とともに移動することが多い

いくつくらい当てはまりましたか?

ひとつも当てはまらないという人がいたら、究極の晴れ女(晴れ男)となるので、それはそれで、ものスゴイことです!

では、項目ごとに解説をしていきましょう。

1~3は、いわゆる『雨降りあるある』です。

ですから、1~3のみ当てはまった人は大丈夫、雨女(雨男)ではないと考えられます。

先に申し上げたとおり、年間の3分の1の日で雨が降っていることを考えれば、季節的なもの、にわか雨、不安定な天候が原因のものです。

また、雨が降って欲しい時に降らないのは、よほどのシャーマンや雨乞い師でもないかぎり、ある意味当たり前のことです。

第一関門となるのは、4です。

この「あなたって雨女(雨男)だよね」の言葉は、雨女(雨男)の卵です。

大抵の雨女(雨男)はここから生まれるのです。

人間という生き物は、多かれ少なかれ他人から発せられる言葉に左右されてしまいます。

何の根拠もなく数人に、雨女(雨男)という言葉(名前)を授かり、刷り込まれ、自分でも「そうなのかも? 」「きっとそうだ」と納得してまった時点で、あなたは立派な『思い込み雨女(雨男)』へと変貌するのです。

科学的根拠はありませんし、いつもだいたい同じメンバーで行動していれば、あなた以外の人が雨女(雨男)かもしれません。

それに、ほぼ同じ時間に行動している人は、あなた(達)だけではないということを忘れないでください。

そもそも日本に、「あなたって雨女(雨男)だよね」と言われている人が何人いることか!?

その全てが本当に雨女(雨男)だったとしたら・・・日本は毎日雨降りです!

ただし、誰に言われるでもなく、雨女(雨男)の自覚症状がある人たちもいます。

そういった人たちは、おそらく、5と6にも当てはまるはずです。

雨とともに行動し、なんなら雨の日の方が活発になり、「ほら、やっぱり降った♪ 」と喜びすら感じる人たちは、『真正の雨女(雨男)』といっても過言ではありません。

むしろ、たまに晴れた日に出かけた日には、「なんで晴れたんだろう」と不安になる人もいるのではないでしょうか。

ここで、あなたに思い返してみてほしいのは、出かけたら雨が降ったのか、雨が降りそうになると出かけたくなるのか、ということ。

もちろん、仕事の場合は自分の都合で日時を選べないことが多いので、プライベートやレジャーで考えてみてください。

湿度の関係なのか、気圧の関係なのか、無意識でも雨が降りそうなときに出かけたくなってウズウズし、今日じゃなくてもかまわない買い物にわざわざ出かけてしまうことはありませんか? また、雨が降り、その雨が上がると清々しい気持ちになったりしませんか?

そんなあなたは、自然霊に好かれている本物の雨女(雨男)なのかもしれません。

雨女(雨男)に憑いている自然霊とは

一度も生まれ変わったことがなく、かつ、一度も肉体を持ったことがない霊を『自然霊』といいます。

自然霊には、現世に存在している植物や動物、人のような姿をしたものから、水や土地、石や鉱物に宿っている、光やモヤモヤなど姿がハッキリしないものまでいます。

司る霊力はさまざまで、高級な霊から低級な霊までいるのですが、天候や天災などの自然現象を司っている霊は高級なものが主となります。

その中で、龍神様に属する自然霊に守護されているのが雨女(雨男)だといわれています。

雨女(雨男)を守護する龍神様ってどんな神様?

龍神は、天候を操り、湖や川などの化身や主とされる高位の自然霊の総称で、真の神霊ではなく、いわゆる『神様の眷属(けんぞく)』です。

龍神は、神様の眷属の中でも最高位に存在し、ほかの眷属とは桁違いの霊力を持っていることから神格化され、眷属神として神社などでお祀りされていることもあります。

昔話などでも残っていますが、古くは干ばつの際に、巫女(生贄)を立てて龍神様に祈り、雨乞いをしていたこともありました。

龍神に捧げられた巫女は、干ばつで苦しむ土地に雨をもたらしてくれる神聖な巫女とされたそうです。

ということは、干ばつで苦しむ土地に雨をもたらしてくれる「神聖な巫女=雨女」と考えてもよいのではないでしょうか。

龍神に守護されている人の特徴

「龍神に守護されているって言えば聞こえはいいけど、要するに自然霊に取り憑かれてるって事でしょ? 怖っ! 」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、龍神に守護される人にはどんな特徴があるのか下記にまとめますので、あなたも同じ特徴をもっているのかチェックしてみてください。

  • 雨女、雨男と呼ばれがち
  • 食べ物よりも飲み物を欲しがるほど、水分が無いと耐えられない
  • 豪快で気が強く、喧嘩っ早い
  • 気乗りしないと大雑把で適当になる
  • プライドが高く、人に頭を下げるのが苦手
  • 見た目はシンプルだが、さりげなく艶やかなファッションを好む
  • プレッシャーや逆境こそ自分を活かせる場だと考える
  • 集団行動が苦手だが人嫌いではなく、それなりに友人も多い
  • 仕事や興味を持ったものに対しては徹底的に追求する
  • 決断力に優れたリーダータイプで、人をまとめるのが得意

ざっと10個ほど並べてみましたが、こう見ると怖くはないですし、悪い気もしませんよね?

龍神の降らせる雨は、大地に潤いを与えることで植物や農作物を育て、その土地に住む生き物たちに恵みをもたらし、邪気を祓い、浄化をしてくれます。

ですから、先ほどの雨女(雨男)チェックの5番(移動中に雨が降っているのに、建物の中に入ると雨が止む)などの場合は、雨女(雨男)の行く先を浄化してくれているのかもしれません。

そう考えると、決して疎ましい雨ではありませんし、雨女(雨男)がちょっぴり羨ましくも感じられます。

ちなみに、晴れ女(晴れ男)は稲荷神に属する自然霊(狐)に守護されているそうです。

雨女(雨男)ということをポジティブにとらえませんか?

雨女(雨男)さん、あなたたちが降らせているかもしれない雨はとても神聖で大切な雨です。

実際に私の友人にも、とてつもない雨女がいますが、彼女と行動することを嫌だと感じたことはありません。

むしろ、雨女と行動していると、夏でも涼しめに行動できたり、雪が舞い散る中、情緒たっぷりの神社仏閣を堪能できたりと、いいことの方が多いくらいです。

何より、虹を見る確率が格段に高い!

これは幸福度が一気に増します。

また、『日本雨女雨男協会』という任意の団体が存在していることをご存知ですか?

この団体は、雨女(雨男)がもつ雨を降らせる力(レイニーパワーと呼んでいるそうです)をフルに生かして、地球の砂漠化を食い止めたり、実際に以前、渇水被害が問題となっている農地などに行って、雨を降らせるという活動をしていました。

自らの力を疎むのではなく「役に立てたらいいじゃない! 」というスタンスは、素晴らしくポジティブでステキな発想だと思いませんか?

残念ながらブログの更新は2015年8月以降ありませんが、Twitterはまだ動いているようですので、興味がある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

日本雨女雨男協会ブログはこちら
日本雨女雨男協会Twitterアカウントはこちら

雨女(雨男)の治し方

これまで、雨女(雨男)とはどのようなものかを書いてきました。

ほとんどの場合は思い込みによるものですし、自然霊に起因するとしても怖いものではなく、むしろありがたく、縁起のよいものだと感じていただけたのではないでしょうか。

ですが、それでもやっぱり「雨女(雨男)は嫌だ! 晴れ女(晴れ男)がいい!! 」とおっしゃるあなたに、治し方をお伝えします。

効果があるかどうか、信じるか信じないかはあなた次第ですが、試してみる価値はあるかもしれません。

1.神社でお祓いをする

お祓いと言っても、龍神(自然霊)を祓うわけではありません。

いわゆる「厄祓い」として、『雨という厄を祓う』と思うと理解しやすいのではないでしょうか。

厄祓いをしてもらえる神社であれば大丈夫ですが、東京の高円寺にある氷川神社の境内に祀られている『気象神社』はとくにオススメです。

御祭神は八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)で、天岩戸(あまのいわと)神話や天孫降臨(てんそんこうりん)の神話などでも有名な数多の人々のもつ思慮を一柱で兼ね備える神様、要するに『思考(思想)と知恵の神様』です。

元々は陸軍気象部でお祀りしていたことから、「日本で唯一のお天気の神社」とされています。

気象予報士の合格祈願、天候予測の祈願はもちろん、雨女(雨男)たちの願いがこもった絵馬がたくさんかけられていますので「こんなにいっぱい雨女(雨男)がいるんだ、自分だけじゃない! 」という安心感と、前向きな気持ちをもらえるのではないでしょうか。

気象神社の公式サイトはこちら

2.カウンセリングを受ける

一般的に生み出された雨女(雨男)は、思い込みからくるものが多いので、通常のカウンセリングによって和らいでいくはずです。

また、雨女(雨男)が龍神(自然霊)の守護を受けている場合は、一般的なカウンセリングというよりも、龍神と対話して守護の力を少々弱めていただけるようにお願いをしてもらう必要があるため、スピリチュアル的な臨床経験が豊富なカウンセラー(もしくは、霊能者)を選ぶようにした方がよいでしょう。

万が一にも龍神を怒らせてしまうと、もっと酷くなる可能性がありますので、注意が必要です。

こればかりは本人とカウンセラーの相性という問題が絡みますので、いくつかのカウンセリングに通って、試してみるしかないというのが実状です。

3.てるてる坊主

1番簡単で1番手っ取り早いのが「てるてる坊主」に頼ることです。

「てるてる坊主なんて、子供だましだろ! バカにするな! 」

と一蹴しないでください。

「てるてる坊主」をバカにしてはいけません。

てるてる坊主の起源は中国にあり、平安時代に日本に伝わったものといわれています。

元来のてるてる坊主は、中国の伝説上の人物である掃晴娘(そうせいじょう)という箒(ほうき)を持った女性(女の子)の姿をした紙人形で、その人形を吊るせば、手にした箒で雨雲を掃き払い、晴天に導くとされていました。

しかし日本では、僧侶の方が人徳や霊力が高く、願いが叶いやすくなるであろうと考えられ、現代にも伝わる坊主の姿を模したものに変化していったようです。※てるてる坊主の逸話には諸説あります。

信じるかどうかは自己判断になりますが、以前に行われたオリコン・モニターリサーチの調べによると、6割以上の人が効果を実感しているそうです。

正しく作り、正しく吊るし、正しく供養をすれば、その確率はもっと上がるかもしれませんよ。

てるてる坊主の正しい作り方と供養(処分)の方法

今回の記事テーマから少し外れますが、雨女(雨男)の治し方でご紹介した「てるてる坊主」の正しい作り方をお伝えしておきます。付録のようなものだと思っていただけると幸いです。

このてるてる坊主も、雨女(雨男)と同じく科学的根拠はありません。

あくまでも『おまじない』の一種ですから、龍神(自然霊)の守護をもつ人にどれほどの効果があるかは、正に『神のみぞ知る』ですが、雨女(雨男)に限らず、知っておくといざという時に使えるかもしれません。

まずは準備です。

用意するもの
  • 白い四角い布(大判の白いハンカチがオススメ)
  • ピンポン球や丸めた紙や布
  • 白い糸

どれも簡単に手に入るものばかりです。

ダランと首が垂れてしまうと、「逆さてるてる坊主」になってしまうので、白い布は大きめの方が吊るしたときに安定します。

頭の中身は丸いものならば大丈夫ですが、布やティッシュなどの紙だと湿気などで頭が重くなり、これも逆さてるてる坊主の原因となりますので、軽くて型崩れなどしにくいピンポン球がオススメです。

※逆さてるてる坊主は晴れの逆さまになるので、雨を呼び寄せてしまう可能性があるといわれています。

てるてる坊主の作り方と吊るし方
  1. 白い布の真ん中にピンポン玉や丸めた布など、頭となる部分を置いて包みこむ
  2. 首の部分を白い糸でしばる
  3. 吊り下げるための白い糸を首につける
  4. 晴れてもらいたい日の前日に、のっぺらぼうのまま家の物干しや軒先に吊るす

ここで注意すべきは、2点です。

注意点
  • 吊るすのは晴れてほしい日の前日
  • 顔を描かない

何日も前から吊るしてしまうと、その翌日を晴れにして、実際に晴れてほしい日に効果がなくなってしまいかねません。

そして、必ず顔を描かずに吊るしてください。

というのも、てるてる坊主への顔入れは、晴れたときの感謝の気持ちの形だからです。

てるてる坊主の供養のしかた
  1. 晴れにしてもらった当日に、マジックペンなどで顔入れをする
  2. 顔を描いたてるてる坊主に御神酒(おみき)をお供えし、処分する

無事に願いが叶い、晴れにしてもらえたなら、『ありがとうございます』という気持ちを込めて、顔を描いてあげてください。

その際、できたら笑顔の方が気持ちが伝わりやすいでしょう。

御神酒のお供え方法は、てるてる坊主にふりかけてあげれば大丈夫です。

また、お子様が作ったてるてる坊主を供養する場合にお酒はちょっと・・・という場合は「砂糖水」で代用もできます。

処分方法に関して、本来は川に流すというのが正しいのですが、現代社会において、てるてる坊主(布)はゴミとみなされてしまうため、川には流せません。かといって、お寺などで供養していただくのもちょっと大袈裟な気がします。

地域によっては燃やすというところもあるようですが、これも火事などの危険が伴いますので、むずかしいです。

ですから、最大限の感謝の気持ちを込めて、きれいな千代紙や布に包んだり、きれいな箱に入れて「可燃物として処分」してあげてください。

その時も『ありがとうございました』と、できれば声に出して感謝を伝えてください。

問題は、てるてる坊主を吊るしたのに当日雨が降ったときですが、そのときは心を鬼にして、顔を描かずにポイッと処分してください。

まとめ

雨女(雨男)と呼ばれている人の中には、周りが思っている以上に、深刻に悩んでいる方もいらっしゃいます。

それは『人に迷惑をかけてしまっている』とか『雨女(雨男)だと嫌われる』と考えてしまっているからです。

ですが、雨女(雨男)だからといって、あなた自身までジメっとする必要はどこにもありません。

悲観せずに、自分の力をポジティブに考えていただきたいです。

龍神(自然霊)の守護を受けているなんて、カッコイイじゃないですか。

あなたの行く先々は常に浄化されているのですから、きっと明るく晴れ晴れとした未来があるはずです。

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