夢占いで、アイスが象徴するものとはなんでしょう?
夏の暑いとき、アイスを食べて生き返った覚えがあったり、学校から帰ったらまず冷蔵庫を開けてみて、アイスがあったらとてもうれしかったり、いろいろな思い出がありますよね。
とてもおいしいのだけどすぐに溶けてしまったり、カロリーは高いのだけど満腹感が無くて物足りなかったり、ダイエット的には魔が差す食べ物です。
夢占いにおけるアイスは、楽しい時は長くは続かないとか、一時的な喜びを象徴することが多い一方で、生活のアクセントになるような出来事が始まったり、手軽にはじめたことが意外に人に喜ばれたりする暗示になります。
アイスを食べている状況にも注目してみましょう。
誰かと分け合って食べる、アイスをこぼして服を汚したりしてしまう、食べようと思ったらすぐ溶けてしまった、など、夢占いの解釈も広がってきます。
夢の中のアイスは、あなたに何を伝えたがっているのでしょうか?
アイスを食べる夢
アイスを食べる夢は、夢占いでは『一時的な安息』を暗示します。
アイスは口当たりがよく、カロリーも豊富で、弱った体には栄養分が染みわたりますが、実際にはカロリーを吸収してもお腹が膨れない、『食べれば食べるほど餓える魔の食べ物』です。
一時的な満足、一時的な幸福感で心を満たしても、またすぐ餓えてしまう、まだまだ足りない、と感じてしまいます。
アイスを食べる夢を見たら、すぐに得られる満足感よりも、もっと本質的なことに目を向けなさい、という潜在意識からのメッセージと捉えたほうがよいでしょう。
ひとつ食べた後、またすぐアイスを食べる夢や、他の誰かがアイスを食べていたりしても同じです。
一時的な満足感に身を任せず、地に足を着けた本当の喜びを得ることを目標にしていきましょう。
アイスをもらう夢
アイスをもらう夢は、夢占いでは『甘い餌で釣られないようにして』という警告である場合が多いです。
耳触りのよい言葉、態度、つかの間の喜びを与えるものが近づいており、それがあなたを捕まえようとしています。
本当の喜びは、人から与えられるものではありません。
長い年月を経て目を出した植物が、ようやく日の光を見たときの喜びのように、自分の内部から少しずつ湧き上がってくるものです。
アイスをくれた人が異性だった場合、異性間のトラブルに巻き込まれる可能性を暗示し、同性だった場合は、あなたから不当な利益を得ようとしている人がいることの暗示です。
とくに、一見すると、利益が確定しているような魅力的な提案ほど、危険であることが多いです。自重して過ごしてください。
アイスを買う夢
アイスを買う夢は、日常を離れてリフレッシュする必要があることを暗示しています。
今のあなたはお疲れ気味で、少し休息が必要なようです。
ほんのわずかでいいので、自分の生活圏を離れてみたり、昔夢中だった遊びに没頭してみるのもいいでしょう。
ただし、そのリフレッシュも、一時的なものに留めてください。
あくまで、リフレッシュは『非日常』なものです。
ギャンブルや旅行などが日常生活に組み入れられると、波動が落ちて、ちょっとしたことで落ち込んだり、イライラしたり、根気が続かなくなってしまいます。
一時的なリフレッシュと割り切って遊ぶ場合は、よい気分転換になり、気持ちも上向いてきます。
まとめ
アイスの夢は、長期的な喜びよりも短期的な息抜きを示します。
夢占いにおいて、口に入れるものは「あなたがこれから取りいれるべきもの」を示しています。
アイスのようなおいしくて、でも栄養にもならないものを食することは、まさに『気分転換』で、それに縋り付いてしまうと、カロリーだけは立派だけど全然満足感のない、悲惨な食生活になってしまいます。
自分が本来どこに所属して、どこに向かっているのかをしっかり認識し、外から与えられるのではなく、内から湧き上がる喜びを求めていくように、気分を切り替えましょう。
気分転換は、本来、歩きつかれたときに取るものです。
毎日が気分転換という生活は、既に生活が破綻してしまっていて、真の喜びからは遠ざかっている状態です。
気分転換をスパイスに、本当の喜びに向かって少しずつ歩んでいけるようにしていってくださいね。