写経で功徳・効果を得る為の7つの心得

    写経で功徳

    仏教の経典を書写することを写経(しゃきょう)と言います。中でも、最もポピュラ-なものは、般若心経です。そこで、ここでは写経=『般若心経の書写』としてご紹介します。

    写経は、接頭辞を含めると276文字から成ります。そして、その起源は7世紀と言われ、1300年以上もの時を超えて、今も多くの人が実践し、脈々と継承さています。これこそが、密教の光明真言と共に、功徳(くどく)を得られることの証だといえる所以(ゆえん)です。

    ところで、私たちは写経のみならず神社仏閣への参詣も含めて、とかくご利益を求めがちです。写経から得られる功徳とは、『善行を積んだ結果得られる果報』であり、最初からご利益を授かる目的で行うものではありません。般若心経の功徳は私利私欲を捨て、ひたすら、写経に没頭するという心構えで取り組んだ結果、初めて得られるものです。そこで得られた功徳からは、人智では計り知れない恩恵を享受することができます。

    特別な能力は必要ありません。真摯に取り組む気持ちがあれば、誰にでもはかり知れない功徳を得ることが出来るのです。

    れでは、人生をより豊かにするために、写経により功徳を得るための心得をご紹介します。

     

    写経で功徳・効果を得る為の7つの心得

     



     

    作法を守る


     

    写経には、最低限守るべき作法があります。

    ①手を浄めてから写経に入ること。
    ②毛筆で書写すること。(筆ペンはNGです。)
    ③硯(すずり)で擦った墨で書写すること。(墨汁はNGです。)

    写経は、硯で墨を擦る段階から既に始まっています。なぜ筆ペンや墨汁でなく硯で擦る墨で書写するのか。これには意味があります。生命の元は炭素と水素が結合したもの。故に写経は必ず水で墨を擦って筆で書かなければならないのです。

    写経すると、その紙の上にプラス・マイナスの生命波動が充満して生きた般若心経となり、天地左右を結ぶ生命波動発生の原型となるからです。写経には、高次元の力が働きますので、守るようにしましょう。

     

    書式を重視する


     

    般若心経は接頭辞(摩訶般若波羅密多心経の10文字)を除くと266文字からなっています。

    文具店などで市販されている写経用紙のお手本の大半は、文節単位で改行する形式のものが多く、行に余白のある書式のため、全国で写経される方の殆どは、この書式をとっていると思われます。

    ただ、ぜひご推薦したい書式は、縦14文字、横19列をお勧めします。この書式の場合は、一文字の隙間もなく、ぴったりと266文字が納まります。(14×19=266)

    これには数霊上、深い意味があるからです。14は「トヨウケ=豊受大神=とようけのおおかみ」、19は「トコタチ=国常立命=くにのとこたちのみこと」を表し、生命力を発現すると云われているからです。

    このことは、あまり知られていませんが私の経験上、この書式が最も功徳を得る上では、力が発揮されると思います。

     

    無心で書写する


     

    最も大切な心得の一つです。病気が治るために書く、家内安全になるために書く等と決めた心で書かないことが大切です。ただ、無心に書くことが秘訣なのです。これを心がけて書く限り、必ず後で『アッ』と気がつくことがあるでしょう。

    最初から功徳を期待した心で書かないことです。写経における無心とは、邪心を捨て書くことのみに没頭するということです。天啓や功徳は、欲や私心のあるところには通じません。

     

    知識よりも実践


     

    書店に行くと、般若心経の書籍が多数置かれています。その殆どは解読書の類です。実践経験がない状態で、意味を解読しようとしてもなかなか難しいですし、先入観を入れることがかえって、邪魔になる場合もあります。そのため、意味は分からなくてもいいので、まず実践してみましょう。

    写経に没頭していると、理屈ではなく、おのずとと感覚でたらえられるようになってきます。最初は、一枚書き上げるのにも40-50分はかかるでしょう。

    しかし、経験を積めば20分ほどで書き上げるようになります。100枚くらいまで到達すると、随分書いたと思うでしょうが、まだホンの入り口に差しかかったくらいなのです。急いで書こうとせずコツコツと継続することが大切です。

     

    先祖供養の正しい処置と心得


     

    写経は、書くことが終着点ではありません。書き上げたら処置することをもって一区切りとなります。本などでは、書き方や解読を中心に書かれたものが多いのですが、肝心なのは、処置の仕方であり、書いただけでは習字とあまり変わりません。

    私たちの起源は先祖から受け継がれたものです。先祖なくして生を受けることはなかったわけです。先祖供養は、生きていく上で極めて大切なことです。

    物事が停滞した場合は、先祖供養をしっかり行うことで道が開けてくることはよくあることです。まずは、先祖供養から処置するのがお勧めです。処置の基本は18枚の写経を一単位として墓前で次のように行います。(先祖お一人に対し)

    ①6枚づつにしてだんご6個、線香6本以上、水とシキビ2本を供え供養の言葉を述べる。
    ②6枚にだんごを包み墓地に埋める。(土地の浄化)
    ③6枚をその場で燃やす。(大気の浄化)
    ④6枚にシキビを添えて近くの川に流す。(水の浄化)

    成仏されている時は、燃やすと勢いよく舞い上がっていきます。もしも、黒い灰が残り、地面から舞わない場合は舞い上がるまで繰り返します。これは、不思議な現象ですが、成仏されているご先祖は、真っ白い灰になり、勢いよく舞い上がっていきます。

    なお、ご先祖全員を供養する際は、108枚を36枚ずつにして処置しましょう。

     

    ここ一番のときの対処と心得


     

    命にかかわるような緊急かつここ一番の場合は、7日以内に111枚写経し、お地蔵様か氏神様へお供え(お参り)し『お委(ま)かせいたしますからよろしいようにお取り計らいください。』と言ってから全部焼いてください。7日以内に111枚の写経は至難の業ですが、時間が差し迫っていたら皆で協力して3日くらいで書き上げてください。

     

    何よりも継続すること


     

    写経による功徳は、計り知れない力をもっていて、様々な窮地から救われたり、厳しい難関を突破させてくれることも可能とします。目に見えないことですから、それが写経のお陰かどうか証明することはできません。

    しかし、以上6項のことを心得て真摯に取り組む気持ちがあれば、あとでアッと気づくことが現れてきます。大切なことは3日坊主で終わることがないよう、コツコツと継続することです。

    困ったときだけ写経したり、気が向かなくなると長期中断してしまったのでは、なかなか功徳を得ることができないので、続けましょう。

     

    まとめ


     

    いかがでしたか?

    今回お伝えした内容以外にも、作法や流儀の違いによって、たくさん方法がありますが、いづれも、すべては実践することから始まります。

    一説には、3328枚以上書き上げるところまで到達すると、どんな難関も突破できる力が備わるとも言われています。続けた先には、きっと良い未来が訪れるでしょう。

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      1. にこ さんのコメント:

        はじめまして。
        写経を先月から始めた者です。
        写経した紙を燃やしたいと思っているのですが、
        初めてなもので、どうすればいいのか不安です。
        マンションのため家では燃やせず近くの河原か公園でやろうと思っているのですが、
        安全に燃やすにはどのようにすればいいか教えていただけないでしょうか?
        よろしくお願いします。

        • serendipity さんのコメント:

          にこさん、コメントありがとうございます。

          ホームセンター等で、一斗缶等、火の粉が周りに飛ばないようなものを用意して焼却するという手段がございますが、県の条例等で、個人がゴミを焼却することが禁じられていると思われますので、そこの判断については自己責任でお願い致します。

          • にこ さんのコメント:

            お返事ありがとうございます。
            確認が遅くなりコメントが遅くなってしまい申し訳ありません。

            ブリキのゴミ箱を買い、近くの河原で燃やすことができました。
            無事燃やすことはできましたが、
            私としては近くに燃え移ったりしないかハラハラドキドキで、、

            今度は川に流す方法でやろうかなと思いました。

            川に流す場合なのですが、近くの川は流れがほとんどない川なので、
            勢いのある川でないと流れないなと思うのですが、
            何かアドバイスありましたら教えていただけないでしょうか?
            海に流すのでも良いと聞きましたが、
            東京湾でクルーズに乗って、そこからポンと放すというのでも
            問題ないんでしょうか?

            よろしくお願いします。

            • serendipity さんのコメント:

              にこさん、お返事ありがとうございます。

              ハラハラどきどきでしたか・・・。

              写経とサヨナラするやり方については、
              どうしなければいけないという決まりはありません。

              にこさんが『どうしたいのか』を大事に、方法を考えてましょう。

              もちろん、クルーズに乗って、海にサヨナラするのでもかまいません。

              ↓のように、方法はいろいろありますので、にこさんに合う方法を見つけてみてはいかがでしょうか?

              ・自分で焼却する
              ・お焚き上げ等のイベントで焼却してもらう
              ・川や海に流す
              ・お寺に納める(お布施が必要な場合があります)

      2. にこ さんのコメント:

        serendipity様
        お返事ありがとうございました。
        お焚き上げのイベントというのもあるのですね。
        色々参考になりました。
        どうもありがとうございました。

      3. たか さんのコメント:

        お尋ねします。ここ1番のときの写経は7日以内に111枚を書き氏神様へお供えとありましたが、そのご全部焼くとは?
        氏神様にお供えする方法は?
        命にかかわる以外で急を要する場合もok?
        宜しくお願いします。

        • serendipity さんのコメント:

          今住んでいらっしゃるところの氏神様に行ってお参り(お供えではないですね・・・)して、火事にならないよう注意して、ご自宅の庭などで焼いてください。
          もちろん、命に関わること以外でも大丈夫です。

          • たか さんのコメント:

            ありがとうございました。

      4. m さんのコメント:

        はじめまして。 
        書式の件で質問です。接頭辞を除いて266文字14×19と有りますが接頭辞を含めると14×20になりますが接頭辞は書かなくて良いのでしょうか?またお手本用紙は有るのでしょうか?宜しくお願いします。

        • serendipity さんのコメント:

          こちらでご紹介させていただいているやり方は、接頭辞を除いております。理由は、上にも記載している通りです。それをmさんがどう捉えるのか、その良し悪しについてはご自身でご判断していただければと思います。また、指定のお手本用紙も特にございませんので、ご自身が気に入ったものをお使いください。

          • m さんのコメント:

            返信が遅くない申し訳ありません。お答え有り難うございました。

      5. 亜友美 さんのコメント:

        以前から時々こちらにお邪魔して記事を読ませていただいてます。

        特にこちらの写経について、自分も母親から勧められてしているのがブログ主様と同じ形式のものと思われる橘香道流なので大変参考になります。

        ブログ主様はここのサイトの他に何か対面のセラピー或いは講演のようなものはされてますか?されいいらっしゃるのであれば興味があります。

        • serendipity さんのコメント:

          度々ご拝読いただき、誠にありがとうございます。ご質問いただきました対面セラピーや講演(セミナー)の実施の有無についてですが、今現在行っておりません。ご期待にお応えできず申し訳ございません。