『この人と一緒に人生を歩んでいきたい! 』と思える大好きな人と結婚することは、誰もが憧れることです。
大好きな人と結婚した後には、幸せが永遠に続いていくようにも思えるでしょう。しかし、結婚をするまではよかったものの、結婚後にはお互いの関係が険悪になってしまったり、『こんなはずじゃなかった』と結婚を悔やむこともあります。
結婚は、人生の中で大きなイベントであり、自分だけの問題ではありません。また、離婚をするとなったら体力や精神力、お金も必要になります。幸せな結婚をするのならば、結婚してからも悲しい結末に向かわないよう、幸福度指数を上げていきたいものです。
それでは、どうすれば幸福度指数が上がるのでしょうか。
そこで今回は、結婚の幸福度指数を上げる方法をいくつかご紹介したいと思います。
結婚する前にお互いの暮らしぶりを知る
恋人同士だと、お互いのことを深くまで知っているような気がしてくるものです。しかし、それが全て真実とは限りません。
好きな人の前で本当の自分をさらけ出せれば、それが一番いいことかもしれませんが、人は好きな相手を意識するほど、その相手の前ではいい格好をしたくなるものです。ですから、いくらお互いに愛し合っていたとしても、相手は自分が知らない姿も持ち合わせているかもしれないのです。
それを知らないまま結婚をすると、後から『こんなはずではなかった』と悔やんでしまうことがあります。
今の時代では結婚をする前に同棲をすることも珍しくありません。一緒に暮らすと、お互いの知らなかった部分まで知ることができます。また、一緒に暮らすことで、結婚後の生活のシミュレーションも出来ます。
結婚後に幸せな生活を送るためには人には、それぞれペースや許せないことなどがあります。一緒に暮らしている相手が自分にとって許せない行動をするようだとストレスもたまりますし、二人の仲もギクシャクしてしまうかもしれません。
ですから、結婚する前にお互いの暮らしぶりを知っておくことが大切なのです。
家庭内でのお互いの役割を決める
大好きな人と結婚しても、共に生活を送っていくうちに小さな不満が積もり、最初は幸せに思えた生活もストレスだらけのものになってしまうことがあります。
現代の日本では、共働きの家庭が増えたことで、家事や育児に協力的な男性も増えましたが、女性は結婚したら家庭に入り、家事や育児などをして家を守るものという意識がまだまだ根付いています。
確かに、男女の性差による、合う作業・合わない作業はありますが、それでも夫婦のどちらかに負担が大きくなると、夫婦間でのバランスが崩れやすくなってしまいます。
ですから、もしも共働きなのであれば、女性が全ての家事を担うのではなく、男性も家事に参加するようにしましょう。家事の種類によって担当を決めてもいいですし、曜日によって担当を決めてもいいでしょう。
家事は家庭全体の問題ですから、それぞれに家事を取り組むようにすれば不満が溜まることもなく、幸せな結婚生活を送れるでしょう。
結婚しても、たまには恋人に戻って過ごす
結婚する前にはお互いに相手を愛する気持ちが強く、二人でどこかへ出掛けたり、二人で思い出を作ることに価値を感じていることが多くても、結婚すると相手に対する感情に変化が生まれることがあります。それは、嫌いになったわけではなく、恋人という立場ではなく、家族という立場で相手を想うようになったからです。
結婚してもお互いに相手を大切にしているのならば、たまに恋人時代に戻ることも二人の絆や愛情を深めてくれます。
例えば、月に一回は二人でデートをするという習慣を作るといいでしょう。結婚をしてから二人で出掛けることが減ったように感じられるならば、思いきって二人で恋人時代のようにデートスポットへ出掛けてみてはいかがでしょうか。
家族になっても感謝の心を持ち続けよう
恋人時代には、ちょっとしたことでも、すぐに相手に素直に感謝の気持ちを伝えていても、二人の関係性が恋人から家族に変わると、昔と同じように感謝を伝えられなくなることがあります。
きっと、相手は自分が感謝しているとわかっているだろうと思っていても、言葉にしなければ伝わりません。結婚をした女性からよく聞く不満には、夫が感謝の言葉を口にしないことが挙げられます。
誰でも感謝をされると嬉しいものです。それは、家族であっても同じことです。お互いに幸せな気分で毎日を過ごすためには、恥ずかしがらず、そして『伝わっているだろう』という思い込みをせずに素直に相手に感謝の気持ちを伝えることが大切です。