このまま一人で生きていくのもいいかも・・・と、なんとなく思いはじめているあなた、結婚は好きな人とだけするものだと思っていませんか?
もちろん、好きな人と結婚できれば、それだけで幸せかもしれません。
しかし、好きな人と結婚すれば、永遠に幸せでいられるかというと、そういうわけでもありません。
愛情というものは、いつか冷めてしまう可能性を秘めたもの。
もしあなたが好きではない人との結婚は考えられないと決めつけているようなら、ちょっともったいないことをしてしまっているかもしれません。
好きではない人との結婚には、以外にも多くのメリットがあります。
まずは、好きではない人と結婚するメリットについて理解しておいたほうがいいでしょう。
もちろん、デメリットもありますので、参考にしてみてください。
また、この記事のなかに、あなたを幸せにする秘訣をたくさん詰め込んでみました。
あなたの未来を輝くものとし、未来の可能性を広げてみましょう。
好きではない人との結婚はどうなの?
もし、あなたが好きではない人との結婚なんて考えられないと決めつけているようなら、とってももったいないことをしている可能性があります。
好きではない人と結婚している人の割合は、全体の約7%といわれています。
この数字からもわかるとおり、現代の日本では好きな人と結婚するのが当たり前の時代です。
しかし、過去にさかのぼってみると、大正時代には親が決めた人と結婚するのが主流でした。
お見合い結婚も昭和初期には当たり前の結婚のあり方でした。
さすがに、顔も性格もよくしらない人と結婚するのはどうかと思いますが、好きでない人と結婚することは、それほど珍しいことではなかったのです。
あなたは、結婚するとしたらどんな人がいいですか?
優しさ? 経済力? 好みの顔? 信頼? 真面目さ?
どんな人なら、あなたは結婚したいのでしょう。
実は、現代では、好きではない人と結婚する人の割合は約7%と少ないのですが、好きではない人と付き合ったことがある人は、全体の約70%もいるといわれています。
あなたも、好きではない人とお付き合いをした経験はありませんか?
好きではない人と付き合ったことがある人にその理由を聞くと、多いのが次の理由です。
- 彼氏または彼女が欲しかった
- 好きになれそうだった
- 一人でいるのが寂しかった
- 一緒にいて楽しかった
- 告白してくれたから
もちろん、付き合うのと結婚は違いますが、これだけ多くの人が好きではない人と付き合ったことがあるのなら、恋愛の延長線上にある結婚も、好きではない人とでもアリな気がしてしまいます。
ずっと一人で生きていくのが嫌なら、好きではない人との結婚も選択肢に入れることで、それを回避できる可能性はグンッとあがります。
では、好きではない人と結婚するメリットを確認しておきましょう。
好きではない人と結婚する8つのメリット
1.自然体でいられる
好きな人の前では自分をよく見せたいためにがんばってしまいますが、好きではない人であれば、そのままの自分でいられます。
そのままの自然体の自分でいられるのは、大きなメリットです。
2.大切にしてもらえる
好きな人が必ずしも自分を大切にしてくれるとはかぎりません。
相手が告白してきてOKしたのなら、大切にしてもらえます。
それを日々実感できるのも、メリットです。
3.わがままをいえる
好きではない人になら、ちょっとしたわがままを平気でいえてしまいます。
「自分を好きならこのくらいはして」といえるのがメリットです。
もちろん、度が過ぎたわがままはダメですけれど。
4.加点方式でみることができる
好きな人と結婚した場合、結婚式がピークで、あとはなにかあるたびに減点していくことになってしまいます。
しかし、好きではない人の場合、最初から好きではないので、いい部分をみつけるたびにすべて加点方式で見ることになります。
好きではない人と結婚した人の多くが、結婚する前より好きになった、尊敬するようになったといっています。
5.失望しない
好きではない人へは期待をしていない分、失望もしません。
もし相手の残念な部分をみつけてしまっても、もともと好きではないので、「そんなものでしょう」くらいにしか思いません。
6.親友みたいな関係
好きでない人との結婚生活は、まるで親友と一緒に過ごしているような感じになります。
異性のかけがえのない親友が妻や夫だったら頼もしいですよね。
7.嫉妬しない
好きではないので、自分以外の異性と話をしていても嫉妬の感情がわきません。
そのため、いつも平穏な心を保てます。
夫はお金を稼いでくれる大切な人くらいにしか思わないのです。
8.情がわく
好きでない人と一緒にいると、少しずつ情がわいてきます。
情は愛や恋よりも深いもの。結果、長く一緒にいられます。
なるほどと、納得していただけた部分が多かったのではないでしょうか。
次は、好きではない人と結婚した人の理由を確認してみましょう。
好きではない人と結婚した8つの理由
1.経済的に安定しているから
好きではない人と結婚した理由として多いのが、経済的に安定しているからというものです。
そのなかでも、自分が仕事をやめたかった、という理由が大半を占めます。
この理由、女性だけかとおもいきや、実は男性も多いです。
現代では、「主夫」も珍しくありません。
会社で働くことよりも家で家事をしている方が性に合っていると感じる男性も多くいますし、仕事が生きがいだから家事は誰かにやって欲しいと思う女性も多くいます。
2.好感が持てた
好きではないけれど、好感は持てたという理由も多くあります。
愛はないが嫌いでもないから結婚した、という理由です。
今は好きではないけれども、徐々に好きになるかもしれないですしね。
3.愛されているから
好きではない人と結婚した理由には、相手に愛されているからという理由もあります。
愛されたかった、愛されているのが嬉しかったというものです。
どんなに好きでも自分を愛してくれないなら、好きではないけれど自分を愛してくれるほうがずっと幸せを感じられます。
4.誰でもいいから結婚したかった
好きではない人と結婚した理由のなかには、誰でもいいから結婚したかったというものもあります。
親に結婚をせかされていたから、大好きだった人にふられて悲しかったから、誰でもいいから結婚してくれる人が欲しかった。
そんなときに、今の結婚相手が告白してくれたというのが多い理由です。
5.条件が良かった
好きではないけれど、結婚相手として条件が良かったからという理由もあります。
経済的に安定している、家柄が合う、料理が上手など、自分が望んでいた結婚相手の条件に合致する部分が多かったので結婚したという場合です。
この理由で多い出会いは、お見合いや婚活パーティーです。
とくに女性の場合、結婚に条件は欠かせないですよね。
6.年齢的な問題
好きではない人と結婚した理由のなかには、年齢的な問題も多くみられます。
この機会を逃したら40歳になっても結婚できなさそう、子どもを持つのにギリギリの年齢だったというものです。
7.安心したかった
好きではない人と結婚した人のなかには、安心したかったという理由も多くみられます。
一生このまま一人で生きることになってしまうのではないかと心配になり、とにかく一緒に過ごせる人が欲しいと考えた結果、結婚にふみきったようです。
結婚をすることで、自分の気持ちを安定させたかったのですね。
8.世間体
好きではない人と結婚した理由のなかには、世間体を気にして結婚にふみきった人もいます。
結婚をしていないと社会から否定されている感じがする、結婚していない自分が恥ずかしいなどが理由です。
世間体を気にする人にとっては、重要な理由です。
それでは次は、好きではない人と結婚するデメリットも確認しましょう。
好きではない人と結婚するデメリット
好きではない人と結婚した場合のデメリットは、次の通りです。
- 浮気をしてしまう
- 子どもを作る気になれない
- 家庭内別居状態になる
- 離婚ばかり考える
- 喧嘩が多い
これらは好きな人と結婚してもあることのように思いますが、好きではない人だからこそ受け入れられないがゆえにこうなってしまう場合が少なくないようです。
好きであれば耐えられた部分も、好きではないから我慢ができず、一度嫌だと思ったらもう歯止めがきかなくなってしまう部分があるのでしょう。
好きではない人と結婚するときには、これらのデメリットがあることも事前に知っておかなければいけません。
好きではない人と結婚した2つの事例
好きではない人と結婚した人の事例をご紹介します。
1.好きな人との別れ
何年も好きだった人と付き合ってはいるけれど、なんとなくセフレにされているような感じがしました。
けれど、本人には聞く勇気がなかったので、占いで聞いてみました。
すると思った通り、セフレにしか思ってもらえていませんでした。
その占いでは、
「今の好きな人と別れることで新たな出会いがあり、幸せになるので思い切って別れてみましょう。」
とアドバイスをいただいたので、私はその日に大好きな彼と別れました。
その1か月後、いつも営業にきている男性から
「ずっと好きだったので付き合ってもらえませんか? 」
と、突然の告白をされました。
私はあまり乗り気にはなれなかったので、また占いに行きました。
その結果は
「その男性と付き合うと未来が開ける。」
というものでした。
一人でいるのも寂しいのでお付き合いを開始。しばらくすると、彼に会うたびにその人柄に好感をもつようになり、どんどん好きになっていったのです。
ある日、体調が悪くなり、仕事を早退して帰ったところ、彼は優しく看病してくれました。
付き合って3か月後、彼からプロポーズを受け、その3か月後には結婚をしました。
結婚した当時は、前に好きだった彼のことが忘れられませんでしたが、結婚を境に一緒に暮らすようになり、夫に対して日に日に恋に落ちていく感覚となりました。
今では、二人の子どもに恵まれて幸せいっぱいです。
2.友達だと思っていた人と結婚
離婚したばかりで落ち込んでいたときに、会社の同僚から誘われて飲みに行くことになりました。
そのなかにいたひとりの女性はとても落ち着いていて清楚な感じで、男女の友情もあるのだなと思えるほど穏やかな関係でした。
そんなある日、離婚後の悩みを相談していると、
「一人で抱えるより一緒に乗り越えてくれる人がいてくれたらいいと思わない? 立候補します。」
と告白されたのです。
最初は冗談だろうと笑っていましたが、あっという間にその女性と結婚することになりました。
自分でもまだ状況を理解していない状態で、「結婚してしまい大丈夫だろうか? 」と思っていたのですが、結婚後も仲のいい友達のまま過ごしています。
今では、なにもかも話せる最高の友だちが妻です。
とはいえ、かなり尻にひかれていますが、それも心地いいものです。
前の妻とは喧嘩が絶えなかったのですが、それが嘘のような穏やかな結婚生活を毎日送っています。
愛というよりは友情の方が強いですが、それもいいものです。
好きではない人と結婚する時ときの注意事項
好きではない人と結婚するときには、注意するべき点がいくつかあります。
次のことを参考に結婚するかどうかを決めてください。
- 少しでも好感を持てるか
- 自分を大切にしてくれるか
- 愛情表現をしてくれるか
- 経済的に安定しているか
- 子どもがいなくても一緒にいれるか
- 縁が切れていない彼氏や彼女がいないか
- 親戚付き合いが面倒ではないか
- 親や兄弟が結婚生活に口出ししてこないか
- 信頼できる相手か
もしこれらのことをクリアしているなら、結婚相手として考えてもいいでしょう。
少しでも自分のなかでひっかかる部分があった場合、好きではない人との結婚は絶対にオススメできません。
まとめ
好きではない人と結婚をして幸せになっている人が多い一方、結婚なんかしなければ良かったと後悔している人もいます。
結婚前に上手くいくかどうかは、相手とのコミュニケーションが円滑にとれるかどうかも大きな指標です。覚えておきましょう。
また、どんなに結婚に焦っていても、好感が持てない相手との結婚は絶対にNGです。
一緒に過ごしていて楽しいと思える人となら、好きではなかったとしても結婚生活を楽しく過ごすことができます。
ただ、どんな人と一緒にいても、多少の我慢や苦労はあります。
幸せな未来のために、相手をしっかりと見つめて決めてくださいね。