人はみな異なる性質を持っていて、自分が思うことと相手が思うことは決して同じではありません。
表現力があって人の気持ちに敏感な人は、感性が豊かな人かもしれません。
感性とは、「感覚に伴う感情や衝動のこと」を言います。
感性が豊かな人は感情表現がわかりやすく、音楽や芸術などへの造詣も深く、趣(おもむき)や余韻(よいん)といったものを大切にします。
ただ、人が気づかないような小さなことにも感動を見つける一方で、感性が豊かなあまり少々の生きづらさもあるようです。
感性が豊かな人にとっては、ひとつひとつの体験が大きいため、疲れやすいのです。
また、言葉を大切にしていますから、他人の何気ない言葉に傷つきやすく、深読みしてしまうこともあります。
想像力も豊かであるため、色々な状況を想定してあれこれと考えてしまい、取り越し苦労をすることも多いようです。
そんな自分に対して、もっと無頓着になりたいと思うこともあるのではないでしょうか?
一方、感性が薄い人は、他人への共感力が低いため、衝突が起きやすい特徴を持っています。
感性が豊か過ぎても、薄すぎても、悩みはあるでしょう。
感性は生まれ持った性質でもありますから、意図的になくすことはできません。
しかし、コントロールをすることは可能です。
感性が豊かな人は少し感性を下げて、感性が薄い人は少し感性を上げてみましょう。
そうすれば、自分にとってより快適な感情を生み出すことができます。
今回はその方法をご紹介していきます。
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