「お金がない! 」そう焦った経験は、社会人なら誰にでもあるのではないでしょうか?
お金に余裕がないと、心配事も増え、気持ちも落ちつきません。
なんとか金銭的な問題を抱えずに、安心して毎日を暮らしたいものですが、そのためには普段から自分の金銭感覚に注意を払うことが大切です。
ここでは、お金がなくて切羽詰まったときの解決策を、回復法や対策法を交えて考えてみました。
できることから始めてくださいね。
出費を見直す
現在は、スマートフォンを持つのが当たり前のご時世ですが、お金がない時は、その「当たり前」について見直してみるのも方法の一つです。
例えば、下記の点について考えてみましょう。
– 無駄なプラン料を払っていないか?
– 実際にプラン料の分だけ使用しているか?
– 設定されたプラン料に合わせて無理矢理使用していないか?
話すだけで事足りる場合は、通常の携帯電話で十分だったりしますが、つい、社交性な世間の波に振り回され、必要のないものを必要だと思い込んでいる場合もあります。
自分にとって必要なことは何かを割り出すことは無駄な出費を抑えます。
お金がない時は、まず、今、お金をかけているものが「本当に必要か? 」を考えてみましょう。
家計簿を書き出す
あなたの生活のやりくりは、うまく行っているでしょうか?
お金がない時は、それを確認するための良い機会です。
一ヶ月の出費をリストにして書き出し、何にどれくらい払っているかを確認します。
そのリストを、次の2つに分類してください。
1. どうしても必要なもの
2. あまり必要でないもの
そして、「どうしても必要なもの」だけを払うと、いくら手元に残るかを計算します。
ガスや冷暖房、電気代にどれくらい出費しているのか、使い方も把握しておきましょう。
そうやって書き出してみることで、現在の自分の生活スタイルも知ることができるので便利です。
一人暮らしの場合、無理なく暮らしていける収入の金額の目安は、家賃の3倍です。
あなたのお給料はどうですか?
無理して生活していませんか?
身の丈に合った生活をしましょう。
ポイントを利用する
スーパーマーケットや電化店を利用することで貯まるポイントカードをはじめ、買い物時のキャッシュバックに還元されるタイプのものなど、普段から貯めておいたポイントがあると、少々ですが家計を助けます。
また、クレジットカード、銀行利用、旅行や食の口コミを投稿することでフライトのマイルが貯まるものなど、現金でもらえなくても商品交換や様々な還元タイプのポイントが貯まるカードもあります。
一度に貯まる金額は少ないとはいえ、「塵も積もれば山となる」です。
普段から注意を払っておくと、お金がない、いざという時に役立ちます。
物を売る
部屋の中をよくよく見渡してみましょう。
お金になりそうな物は眠っていませんか?
買ってはみたけれどあまり着ていない服、一度読んだけれどもう読まないだろう本、衝動買いでついつい買ってしまった飾りもしない小物たちや必要以上に無駄な電化製品など、このまま持っていても、もう一度使うことがあるかどうか定かではない物は意外と多くあるはずです。
お金がない時は、これらを売ってみましょう。
今は、古着屋やフリーマーケット、インターネット上で私物販売ができるネットオークションサイトなどを使って簡単に売ることができます。
一度に大きな金額にならなくても確実にプラスになります。
また、お財布を助けるだけでなく、断捨離にもなるので一石二鳥です。
副職をする
どうしてもお金がない時は、休日やアフターワークを利用してできるアルバイトを探してみましょう。
ここでポイントとなるのは、「自分がやっているフルタイムの仕事と違う職種」そして「好きで続けられる職種」を選ぶことです。
でなければ、丸々一週間同じことを繰り返すことになり、体にこたえて持続できません。
たとえば、もしもあなたが平日9ー17時のオフィスワークをしているのだとすれば、週末を利用して働けるカフェやレストランの接客業やキッチンハンドなどはどうでしょう?
あるいは、郵便配達やチラシのポスティングなどもいいでしょう。
体は辛いかもしれませんが、副収入を得られますので、背に腹は代えられません。
逆に取って考えてみれば、普段オフィスで座り仕事ばかりの人が休日に接客の仕事を経験してみると、人脈形成につながる可能性があり、後々そこから別の収入源が生まれるチャンスが無きにしもあらずです。
また、ポスティングの仕事は、普段の運動不足解消にもなり、ダイエットにも効果があるかもしれません。可能性は無限大です。
インターネットを使って、自分のスキルにあった稼ぎ方をするのも方法の一つです。
ブログライティングなどの在宅作業や、手先の器用な人は自分で手作りした作品を売るのも良いでしょう。
巷ではそのようなサイトも多く存在しています。
お金がないと嘆くより、仕事の選択肢を増やしてみましょう。
食生活を見直す
食費は、生活費の中でかなりの消費比重を占めます。
お金がない時は、現在の自分の食生活を見直してみましょう。
外食が多いのであれば、自炊の割合を増やします。
自分で食事を作り、食材の使い回しや工夫を覚えることで、かなりの出費額を抑えます。
時間に沿って働くことの多い私たちの生活スタイルでは、体のメッセージよりつい時間に従いがちで、お腹が空いてないのに無理矢理食べてしまいます。
食べることに執着することもかなりの出費を伴いますので、必要のない食事量を減らせばコストが押さえられる場合もあります。
以上の点に意識を置いていくと、食生活への意識も変わってきます。
お金がない時こそ、心に栄養を与えましょう。
価値観を変える
お金がない状況を解決するためにやることは細かいですが、大切なことはそれを「実行する」ことです。
これら一つ一つをやることで、今まで持っていた自分のお金に対する意識が、違うレベルへとリフトアップされて行き、お金がない状況が繰り返されることを防ぎます。
大切なことは「やる」ことです。
「やる」ことで、必ず何かが変わります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
急遽、どうしても現金が必要であれば、クレジットカードでキャッシングやローンを組むなり、現実的な手段の遂行が必要になりますが、そのようなシリアスな手段はできる限り回避したいものです。
しかし、どうしても止むを得ない場合は、必ず返済方法を視野に入れて借りなければいけません。
むやみやたらにただ借りるだけであれば、いつまでも同じことが繰り返されるだけで何も変わりません。
お金はただでは手に入りませんから、返せないのであれば、もちろん借りてはいけません。
お金がないことに対処しつつ、同じ状況を繰り返さない手段を見つけ出さすことが状況を打破する鍵となります。
また、「なぜお金がないのか? 」を考えることも必要です。
慌てず焦らず、解決策を実施して前に進みましょう。