ネガティブ思考は、自分の目にフィルターをかけてしまいます。
このフィルターがかかってしまうと、身近にある幸せも見えなくなり、自信も消えてしまいます。
そのため、幸運や成功を手にしたいなら、ネガティブ思考は大敵です。
しかし、ネガティブ思考に陥ることを避けるのは難しいことです。そこで、大切なのがネガティブ思考との付き合い方です。
それでは、ネガティブ思考とどのように付き合っていけば良いのでしょうか?
今回は、ネガティブ思考との付き合い方についてお伝えします。
ネガティブになるのは当たり前のこと! まずは受け入れよう
ネガティブ思考との付き合い上手になるための第一歩は、ネガティブ思考の存在を受け入れることです。誰だってネガティブな気分に陥ることはあり、ネガティブ思考は珍しいものではないのです。
ネガティブ思考は幸運の大敵ではありますが、幸運を逃さないようにと必死になり、無理をしてネガティブ思考にならないようにしていると、ネガティブ思考になった時に普段以上に落ち込んでしまうことだってあります。
ですから、まずはネガティブ思考になることは当たり前のことだと受け入れましょう。
溜め込むのは禁物! ネガティブな気持ちを吐き出そう
食べ過ぎれば体重が増えてしまい、増えた体重が多いほどダイエットでの苦労も多くなってしまいます。
ネガティブ思考も同じで、ネガティブな気持ちを溜め込むほど心を元の状態に戻すことが難しくなってしまいます。
ですから、ネガティブな気持ちは早めに吐き出すように心がけましょう。ネガティブな気持ちを吐き出すことは恥ずかしいことではなく、とても大切なことなのです。
一人で抱え込まず誰かに聞いてもらおう
ネガティブ思考に陥ると、全てがマイナスに見えてしまい、自分一人ではネガティブ思考から脱却することが難しい場合もあります。そうした場合に効果的なのが、誰かに話を聞いてもらうことです。
自分の今の心を話すことで自分自身の心の状態を把握することも出来ますし、誰かに共感してもらうだけでもネガティブな気持ちが和らぎます。
また、運が良ければネガティブ思考から脱却するヒントを相手から得られることもあります。
ネガティブ思考に陥った時は一人で考え続けるのではなく、誰かに話を聞いてもらいましょう。
心の中のもやもやを紙に書き出そう
ネガティブ思考に陥ると、同じ場所で踏みとどまって、ぐるぐると回り続けてしまうことがあります。これでは、いつまでたっても先へ進むことが出来ません。
しかし、解決しようと考えても解決の糸口さえ見つけられないこともあります。
そこでおすすめしたいのが、自分の思いをそのまま紙に書き出すことです。紙に書くと、視覚的にも自分の心の内を把握できますし、自分の思いを文字として並べることで問題点や解決策が見えてきます。
書き方は自由です。箇条書きでも、矢印を使った図のようなものでも、自分の書きやすいように書きましょう。
この時、自分の心を素直に書くことがコツです。
ネガティブな気持ちをぶつけた紙を捨てよう
ネガティブ思考から抜け出すために自分の思いを紙に書いた後には、もう一つ大事なことがあります。それは、ネガティブ思考を書いた紙を捨てることです。
自分の心を把握するために紙に書き出すことは大切ですが、ネガティブな言葉が多く書かれている紙を近くに持っていると、ふとした瞬間にネガティブ思考に引き戻されてしまいます。
ですから、紙に書き出した後は、そこから見つけた答えを残すのなら別の紙にメモを作り、心のままに書き出した紙は廃棄するようにしましょう。
ネガティブな発想を逆転させて考えてみよう
ネガティブ思考になると、心が沈むばかりです。
しかし、少しだけ考え方を変えるだけでネガティブ思考が幸運を引き寄せる武器に代わります。
例えば、自分の至らないところを反省しすぎるためにネガティブ思考に陥っているのならば、「自分としっかり向き合えている」とも捉えられます。自分と向き合うことは難しいことですから、それを自然にできている点を自分で褒めましょう。
このように、ネガティブ思考も考え方を少し変えればプラスになるのです。
自分のいいところを探してみよう
ネガティブ思考に陥ると、自分自身に自信が持てなくなってしまう場合が多くあります。
自信を持つことで幸運を得やすくなりますから、ネガティブ思考から脱却するためにも幸運を手にするためにも自分に自信を持つことが必要となります。
そのためには、自分で自分のいいところを見付けることが効果的です。この際に、見付けるだけでなく、その点を褒めることも付け加えることで効果が増します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
誰でもネガティブに陥ることはあります。しかし、ネガティブ思考の後の行動によって成功や幸運を得られるかが決まるのです。
ネガティブ思考との付き合い方を改めれば、自信を持って人生を歩んでいけるでしょう。