夢を見ることは、あなたともうひとりのあなた(潜在意識)との対話です。
夢の言葉は独特であり、かつ全人類に共通するイメージが反映されています。
夢占いで、熊の夢が象徴するものとはなんでしょう?
熊と言えば、凶暴なイメージと可愛いイメージが共存する動物。
『森のくまさん』などのような歌にも登場する熊は、親しみもある反面、遭遇したら命がない、という恐ろしいイメージも付きまとっています。
夢占いでは、熊というのは意外にも『母親』の象徴です。
恐ろしく、凶暴で、権力を持っていて、それでいて暖かく、顔を見れば優しそう。好んでぬいぐるみにされたり、歌に登場するような親しみのあるイメージは『母親』そのものです。
母熊は冬眠中に小熊を産み、半分眠りながら小熊を抱きしめつつ、授乳期を終えます。
小熊は母親の暖かい胸に抱きしめられながら育ち、春になると独り立ちしていきます。
一方で、冬眠しそこなった熊が凶暴になったり、子離れのできない熊が子熊を抱きしめたまま仁王立ちになっていると、その印象は『恐ろしい』の一言に尽きます。
人間の成長期には、熊の夢がよく登場します。母親を強く意識するような環境に身を置いていると、熊の夢はそのまま『母親』として夢の中に登場してきます。
では具体的に、夢占いでは熊の夢は何をあなたに伝えたがっているのでしょうか?