タロットカードは、78枚で構成されています。
小アルカナは、大アルカナ「0~21」番を除いた56枚のタロットカードを指します。
小アルカナは、1~10のトランプのような数札と、「ペイジ」、「ナイト」、「クイーン」、「キング」のコートカード(宮廷カード)の2つ要素で成り立っています。
英語で、大アルカナは「Major Arcana」、小アルカナは「Minor Arcana」と呼びますが、日本にタロットカードが伝わって意訳した際に、大アルカナ、小アルカナとなりました。、この大小によってアルカナカードの大きさが異なったり、意味が弱まったりはしません。
小アルカナ56枚は、すべて、4つのスート(マーク)が付いています。
ワンド(棒)、ソード(剣)、カップ(聖杯)、ペンタクルス(金貨)です。
この4つがそれぞれ、世界を表す四元素(火、風、水、地)を表しています。
この四元素の考え方は、西洋占星術でも共通なので、西洋占星術を勉強してみたいと考えている人は、意識して、暗記してしまいましょう。
では、ここから4つのスートをそれぞれ説明していきます。