・単調で退屈な仕事だと我慢できなくなる。
・やりきれないほどたくさんの仕事を前にするとめげそう。
・自分はいつもぎりぎりまでほうっておくから、気がついた時にはもう間に合わない。
うなずけることがありますか?
だとすれば、あなたもルーチンワークは得意でない方なのかもしれません。
得意でないといっても、それはあなたが怠け者であるとか、責任感がないというわけではないのです。だから大丈夫、きっと楽しくこなしてゆくためのヒントがあるはずです。
単調なルーチンワーク、どうやったら楽しく取り組めるでしょうか?
役に立つヒント、お伝えします。
自分の態度を調べてみる
職場において、自分の思うままに、状況を変えられるわけはありません。でも、制約がある中で、できることはあります。
自分の態度を調整することです。
もしも、仕事に対して抱いている消極的な態度の影響を、自分が多少なりとも受けていると感じているなら、仕事を楽しんでいるかのように行なってみることもおすすめです。ずっと続けていることで、実際にそうなる経験をした人も少なくありません。
熱中する
熱中するなんてとても無理だと思いましたよね?
でも、ちょっとだけ試してみてください。
例えば、その仕事に取り組んでいる間、ちょっとだけ表情に気を配ってみるとか、背筋を伸ばすといった簡単なことです。それだけでも、リセットして仕事に対する熱意を高めるのに役立つ場合がありますよ。
また、一つの作業にだけ注意を集中するのもよい方法です。それ以外の仕事や、昼休みや週末のことなど一切、考えない、受け付けないようにすることが助けになるかもしれません。多くの場合、ひたすら当面の仕事に打ち込むのがベストと言えるかもしれません。
ベストを尽くして
ベストを尽くせば、仕事から得られる満足感を確実に得られます。
仕事が面白くないのに、ベストを尽くしても無駄だと思われるでしょうか?
たしかに、最小限の努力ですませてしまおうという考えが普通になっているところにいると、自分だけ真剣に取り組むことに何かメリットがあるのだろうかと考えてしまうかもしれません。
でも怠けたり、ぐずぐずしたり、ダラダラと努力を惜しみつつずっとその仕事にかかわっているとだんだんやる気は失われ、心配や疲労感が募っていってしまい、ますます悪い循環から抜け出すことが出来なくなってしまいます。
ですから、一生懸命に仕事をしてください。できる限りよい質の仕事をしましょう。できるだけ最低限のことではなく、それ以上のことをするようにつとめて、やりがいを見出せるように頑張ってみましょう!!
今の自分を超える努力を!!
自分なりに新たな基準、新たな目標を定めてみることもおすすめです。
これは聞いた話ですが、ある女性の仕事には、縫うことを繰り返す工程が含まれていました。
人によっては、どうしようもないほど退屈だと思える種類の仕事です。
単調な仕事をどんな風に楽しくすることが出来たでしょうか?
彼女は自分の作業の速度を計ることにしました。効率をあげることに面白さを見いだした彼女は1時間ごとの仕事の進み具合を計って、だんだんスピードをアップするように努力を傾けました。これはとてもよい方法だったようです。
自分の潜在能力を引き出すような方法で一生懸命に努力していると、仕事が本当に楽しいものになっていきます。ですから、今の自分を超える努力を続けてみましょう。
自分のスタイルで仕事をする
与えられた仕事を一つの空き家と考えてましょう。
中に入って、そのデザイン構造を見てゆくうちに、あなた自身の独創力が刺激されます。
スペースの使い方を工夫し、自分だったらどんな風にするだろうか・・・と発想を膨らませながら、その家を『自分の』家へと変えてゆくのです。あなた自身の個性を表わすようなデザインをそこに投影させてゆくことができます。
期待されている仕事を行なうだけなら、それはただのがらんとした家に住んでいるようなものです。そこには何の個性もありません。
でも、そこに自分独自のスタイルを加えれば,仕事はそれだけ面白いものとなります。どんな仕事にしても、二人の人が全く同じデザインを考え付くことはありません。あなたらしい仕事のスタイルを開発してみてくださいね。
常に学ぶ
仕事に喜びを見いだすもう一つの方法は、学ぶことです。人の脳の情報処理能力は人の成長に伴って、増大してゆくものだからです。かつて、ワクワク感を感じたことが、今では退屈に思えてしまうという経験をしたことがありますが、そのわけも、それで説明がつきます。
それで単調なルーチンワークを楽しく乗り切るための別の解決策は、新しい情報を求める脳のチカラを、新しい事柄を学ぶことによって満たすということです。
例えば、今している仕事について、さらに多くのことを学んでゆくなら、やがて、もっともっと魅力的な仕事を与えられることになるかもしれません。もしそうならないとしても、学ぶということ自体が、あなたの今の仕事をもっと興味深く一層満足のいくものにするはずです。
学べるチャンスはいろいろあります。
会社で設けられている講習会、e-leaningはありませんか?インターネットの情報サイトで興味のあるものはありませんか?身近なところで言うと、職場の人々を観察し、それぞれの長所や短所に注目することからもたくさんのことを学べます。
単調に思える仕事を来る日も来る日もこなしていると、自分はもっと良い仕事を与えられるだけの資格があるはずだ、という気持ちを抑えるのが難しくなることもあるでしょう。しかし、よく考えてみてください。仕事を楽しんでいる人の多くは,そうすることから学んだのです。学べる機会はたくさんありますね。
まとめ
いかがでしたか?実践できそうな点があったでしょうか?
単調な仕事に意義を見い出しそれを楽しむことが出来るなら、それはあなたが近い将来にもっと大きな責任を担って、それを首尾よく果たして行く事を助ける貴重な経験となるに違いありません。
ですから、仕事からさらに深い喜びが得られる方法を発見し続けていってくださいね。