『引き寄せの法則』という言葉を聞いたことがありますか?
『思考は現実化する。』『イメージしたことはその通りに叶えられる。』という言葉通り、『自分が思ったことが現実に起こる』という宇宙の法則です。
例えばあなたが、自転車に乗っていてスリップして転んだ子供を見たとします。心優しいあなたは、その子供に駆け寄り、抱き起して怪我の手当てをしてやり、自転車を起こして見送ります。あなたは『いいことをした。』という良い気分で、帰路につきました。そして帰宅し、お風呂に入ったとき、ふと、その子供のことを思い出します。『今頃、お風呂がしみているだろうな。痛いだろうな。』『ちゃんとお家の人に手当てしてもらっただろうか? 』『応急処置は適切だっただろうか? 』優しいあなたは、その子供のことを心配しながら床につきました。
さて、その後あなたに起こることは、どんなことでしょうか?
答えは、『自分も自転車で転んで怪我をし、お風呂でしみる思いをする。』です。そして、否応なしに適切な応急処置の方法を学ぶことになるのです。これは実際に起こった引き寄せの法則の実例です。
このように、他人の心配という思考から、自分の身に同じようなことが起こることは、珍しいことではありません。さらに『なんで親切なことをしたのにこんな痛い思いをしなければならないのだ。』と思い続ければ、人生がその方向にベクトルを合わせてしまいます。
では、どうすればこの現実を引き寄せずにすんだのか? それは『今日はいいことをした。』『私でも他人の役に立つことができた。』『私は優しさを行動に移せる人間に成長できた。』という面にフォーカスをあてることです。
あまりに自画自賛すぎて、おめでたい考え方でしょうか?
しかし、この『いい気分』こそが、自分にとってよいものを引き寄せるコツなのです。
あなたのまわりにも、特に美形でないにも関わらず『自分はモテる』と思い込んでいて、実際、なぜか異性にモテモテの人がいませんか? これは引き寄せの法則が働いているからです。
さぁ、あなたも思い切り欲張って、ベストパートナーを引き寄せてしまいましょう。
憧れのラブストーリーを繰り返し観る
シンデレラストーリー、純愛ドラマ、キャリアと恋愛の両立、女神のような女性との出会い、時空を超えた愛、など、映画やドラマにはさまざまなラブストーリーが用意されています。
時間を作って、その中から自分にとっての理想の恋愛を見つけてみましょう。主人公に感情移入して観ることができるお話を選ぶのがポイントです。映像のほうが具体的な印象に残りやすいものですが、想像力のあるあなたは、是非、小説にもチャレンジしてみてください。
顔かたちが限定されていない分、自分のベストパートナーを自由に思い描くことができます。
ベストパートナーの姿を紙に書く
これだ!と思える理想の恋愛のかたちがはっきりしたら、その熱い気持ちが冷めないうちに、さらに条件を絞り込んでいきましょう。あなたにとってのベストパートナーは、必ずしも世間で好条件とされている姿とは限りません。
『映画ではこうだったけれど、自分はこうがいい。』『どれも違う!自分が望むのはこうだ!』など、心の赴くままに、自由にノートに書き込んでいってください。書いている途中では、決して読み返さないこと。書き尽くしたと感じるまで、一気に書き上げていきましょう。
ベストパートナーに見合った理想の自分の姿を紙に書く
理想の恋人像ができあがったら、それに見合った自分の姿を書いていきます。素敵な恋人の隣にいる自分は、どんな感じですか? スタイルは? ファッションは? 食べるもの、飲むもの、観るテレビ、聞く音楽、普段の表情や笑い方、声のトーン、などなど、細かなところまで想像してみましょう。
ここで、今の自分と照らし合わせることは絶対にNGです。『理想はこうだけど、ぜんぜん自分と違う。』と思ってしまうと、そちらに焦点が合ってしまいます。フッと気持ちが醒めてしまったら、その日は中断し、もう一度映画や小説に触れ、陶酔した状態で再開します。
どうしても書けないときは『自分で作るラブストーリーの主人公』の設定を考えるというコンセプトで臨むとよいでしょう。
理想の自分がやっていることを実践する
理想の自分像が出来たら、その中で、いまの自分でもできそうなことを実践してみます。
『クラッシックに精通している。』という自己像があれば、クラッシック音楽に触れてみましょう。
『毎日ジョギングしている。』という自己像ならば、試しに一回、走りに行ってみます。
特に、『ベストパートナーに出会うシチュエーションに必要なこと』があれば、それをやってみましょう。
ありのままの自分を認め、愛す
理想の自分像を実践してみると、『これは合わない』『辛い』『無理がある』と感じることが出てくると思います。そのとき、『精神的に苦しいけれど、ベストパートナーに出会うためにはこれをやらなくてはいけない』と思い込む必要はありません。
それは努力の方向性が間違っているというハートからのメッセージです。この時こそ、あなたがあなたらしくあることの素晴らしさに着目するときです。
あなたは、どんなことをしているときに穏やかで優しくいられますか? 何をしているときにイキイキとしているでしょうか? そのときのあなたは、『理想の自分』以上に輝いているはずです。
ありのままの自分を認め、愛することができたとき、人生の新たな扉が開きます。
過去の恋愛体験の記憶を上書き保存する
過去の恋愛体験を引きずっているために、ベストパートナーに出会えなくなっているケースもたくさんあります。それは、辛く悲しい記憶であることもあれば、幸せの絶頂ともいえる輝かしい思い出であることもあります。
いずれにせよ過去に執着することは、現在の自分を否定していることにつながります。自分を否定するエネルギーを引き寄せてはいけません。
どんな思い出でも『このことがあったから、ベストパートナーに出会えたのです。』というナレーションをつけて終止符を打ち、上書き保存してしまいましょう。
恋人がいないからこそできることを楽しむ
『自分に恋人ができないのは、あれのせいだ、これのせいだ。』『毎日がつまらないのは、恋人がいないからだ。』とクヨクヨ考えていませんか?
自分をなぐさめるつもりでも、それはその現実を引き寄せてしまう恐ろしい行為です。
『同性の友達と会う時間を優先できる。』『仕事(勉強)に打ち込める』『一人時間を自由に満喫することができる。』『合コンに行ける』『恋人以外の異性の友達と気軽に遊びに行ける』『自分磨きをする時間が与えられている』など、恋人がいないからこそできることに感謝し、心から楽しみましょう。
興味のあることを少しかじってみる
楽しそうだな、やってみたいな、と思ったことを少しかじってみましょう。心が喜ぶことならば、どんなに小さいことでも構いません。
心が喜ぶ『いい気分』を意識して作り出すことで、波動が調整され、『いい出会い』を引き寄せることになります。
ベストパートナーにはベストタイミングで出会えると楽観する
引き寄せの法則は、地球上での重力と同じように、ポジティブな思考にもネガティブな思考にも例外なく適用される完全な法則です。
しかし、『引き寄せる時期』を自分で決定することができません。上記のような方法を試して、すぐ結果が出ないことを心配してしまうと、その心配に焦点が合ってしまい、『叶わない』現実が叶ってしまいます。
引き寄せの法則を使い『いい結果』を得るためには、『この願いはベストタイミングで叶うから大丈夫』と、楽観視することが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
引き寄せの法則を使うにあたって一番大切なことは、『常に自分がいい気分でいること』です。
ありのままの自分を愛し、過去を認め、現在に感謝して生きていけば、未来は愛と感謝に満ち溢れたものになるでしょう。
あなたがウキウキするような出会いを引き寄せることを応援しています。
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