『あの人は、◯型だからなぁ。』
世間話の時に、こんな会話によくなります。
血液型による性格判断を一番信じているのは、日本人であると言われています。
一番人口が少ないと言われる『AB型』は、1000年前には存在していなかったそうです。
血液型の中で一番近代的であるのが、AB型なのです。
AB型は、全ての血液型から輸血をしてもらうことが可能である反面、他の血液型をあげることはできません。
そんなAB型の男性は、どんな性格をしているのでしょうか?
自分のテリトリーを守る
AB型男性は、デリカシーの無い人が苦手です。
自分の中に聖域があり、そこにズカズカと入ってくるような人を最も嫌います。
人当たりは良いのですが、簡単には心を開きません。
そのため、付き合いが長くなっても、なかなか家の中にあげてくれないなんてこともあるでしょう。
それは、決してあなたのことを信じていないのではなく、単純に自分だけの時間を大切にしたいからなのです。
理解することが難しいと言われるAB型男性ですが、その距離感を尊重してあげれば、機嫌を損ねることはありません。
親しき仲にも礼儀あり
AB型男性は、人との距離感を大切にします。
仲良くなったからといって急に馴れ馴れしくされたり、傷つけるような発言をされたりすると、距離を置いてしまいます。
AB型男性は、恋人や家族にさえなかなか本心を見せません。
恋人の全てを知りたいし、自分のことも知って欲しいと思う女性には、理解しがたいでしょう。
AB型男性は、自分の全てはさらけ出したくないし、相手のことも知らない部分があって当然だと思っているのです。
無理に心を開かせようとせず、理解を示すことで信用が増していくでしょう。
コロコロ機嫌が変わる
AB型男性は、一見すると誰にでも愛想が良いのですが、大抵の場合、猫をかぶっています。
実際は、気分の波が激しく、コロコロ機嫌が変わります。
さっきまで笑っていたのに、気づいたら怒っていて一言も話さなくなっているなんてことは、ザラです。
しかも、周りの人には何が逆鱗に触れて怒っているのかわからないところが、また厄介なところでしょう。
しかし、それもいつの間にか収まり、何もなかったかのように話しかけてきたりもします。
そんなAB型男性に振り回されてしまう人もいるかもしれませんが、不穏な空気が流れたとしても、気にせずフラットでいることが大切です。
この波は、本人すらも理由がわかっていないので、自然と収まるのを待ちましょう。
スロースターター
何か新しいことを始めようとする時、エンジンがかかるのが遅いのがAB型男性です。
口では『どこかに行きたいね。』『◯◯を始めたいと思ってるんだ。』などと言うのですが、一向に動く気配がありません。
実際に始めると動くのですが、『こんなことなら、もっと早く準備しておけば良かった。』と後悔することもしばしば。
なかなか動かないAB型男性には、しつこく背中を押してあげると良いでしょう。
めんどくさがりな性格が災いして動けないだけなので、実際に始めてみるとすぐに成果が出ることもあります。
ただし、長期に渡るようなことだと、途中で飽きてしまい、尻切れトンボになることもありますので、注意しましょう。
何でもギブアンドテイク
誰とでも対等でいたいと考えるAB型男性は、仕事でも恋愛でもギブアンドテイクの関係を好みます。
何かをしてもらったら、必ず返さないと気がすまないのです。
そういう意味では、AB型男性は、義理堅く律儀であるとも言えます。
そのぶん、自分がしてあげたことにも見返りを求めます。
ボランティア精神はあまりありませんので、AB型男性に何かをしてもらったら、必ず恩返しをしてください。
自分の『ギブ』の方が多いと感じると、フラストレーションが募り、不満を持たれてしまうことがあります。
それを口に出して言わないので、いつの間にかフェードアウトされていたなんてことも。
完全シャットアウト
人の好き嫌いが激しいAB型男性は、それをあまり表には出しません。
しかし、一度不快に思ってしまったら、二度目はありません。
名誉挽回をさせてもらえないのが、AB型男性であると言えるでしょう。
それは極端で、これまで連絡がきていたのに、ある日を境にパッタリ連絡が取れなくなります。
一度信用を失ってしまったら、完全にシャットアウトされてしまいます。
その前兆を見せないので、周りの人はわかりにくいでしょう。
とはいえ、これはよほどのことですから、不義理な態度をせず、テリトリーを尊重していれば、良い関係を保つことができます。
平和主義
AB型男性は、人と競争をしたり、争ったりすることが嫌いです。
それゆえ、大会やノルマを課されるようなことは、回避する傾向にあります。
負けず嫌いだからという理由もありますが、人を貶めてまで勝ちたくないという気持ちもあるのです。
例え、自分だけが表彰されるようなことがあっても、喜びを表に出すことはないでしょう。
揉め事を嫌い、何でも穏便に済ませたいので、トラブルに遭遇すると、いつの間にかその場からいなくなっていることも多いです。
険悪な雰囲気になると、その場から立ち去ってしまうのです。
そのため、自分が巻き込まれるような相談ごとには、あまり乗ってくれません。
まとめ
今回は、AB型男性の性格についてお話しましたが、いかがでしたか?
日本ではもちろんのこと、世界でも、その割合は全人類の5%以下と言われています。
A型の白人種とB型の蒙古人種が交わり、誕生したとされるAB型は、実はとても希少な血液型なのです。
変わり者と言われるAB型男性ですが、合理的で近代的で、より現代人を生き抜く術を持っているのかもしれません。
AB型男性とコミュニケーションを取る際の参考にしてみてください。