子供には、伸び伸びと育って欲しい…
そうは言っても、成績のことも気になる…
勉強しなさい! 宿題は? などの言葉はなるべく使いたくないけど、ついつい口から出てしまいます。
できれば、自分から取り組んで欲しいものですが、誘惑が多いのも事実です。
子供部屋を居心地の良い落ち着いた空間にして、無理なく机に向かう習慣をつけられたら…
そこで、成績アップにつながる子供部屋づくりを風水の観点でまとめてみました。
風水と言っても、難しいことはありません。
ほんの少し、向きを変えたり、色を変えたり、アイテムを加えるだけでできてしまいます。
これで、小言を言ってしまうストレスも軽減されるのですから、試してみる価値があると思いませんか?
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机の向きを変える
もしも、机に向かった状態で、部屋のドアに背を向けているなら向きを変えましょう。
『百聞は一見に如かず』というように、人は目からの情報は簡単に理解ができます。そして、見えているだけで、安心できるものです。
隣りの部屋や廊下など、外部とつながっているドアが視界に入らず、それも背後にあるならば、集中力を欠く原因になりかねません。
ドアが目に入る位置にあれば、誰かが入ってきてもすぐにわかりますし、それだけでソワソワするのを防ぐことができます。
風水では、背中の後ろの広いスペースには邪気が集まるとされ、良しとしません。子供部屋ならなおさらです。
また、窓際は、外の音や景色が気になってしまいがちです。机は、窓から離すようにしましょう。
さらに可能であれば、北または東の向きにするのが良いでしょう。集中力を高める効果が期待できます。
部屋を包む色を変える
色は、人の心に直接働きかけます。
風水では、子供部屋には集中力を高め鎮静効果のある青系が最適と言われています。
とは言っても、壁を塗り替えるのは簡単ではないですし、じゅうたんを張り替えるのも難しいです。
カーテンを付け替えてみたり、ベットカバーを変えてみる…。それもできないようであれば、目に付きそうな文房具や小物を青系にしてみましょう。
また、子供の好きな色が、赤や黄色・オレンジなどの場合、部屋全体の色は青系にして、小物を好きな色で揃えるのもスパイスが効いて良いです。
ベッドの向きを変える
子供部屋にベッドがある場合、東枕か北枕をおすすめします。
東は、太陽が昇る方向であり、活力あふれる朝を迎えるのに最適な向きと言えます。
早寝早起きは、生活のリズムを作る基本ですし、子供の成長を促し、健康な身体を維持できるでしょう。
北枕は、一般に縁起が悪いと思われていますが、風水では安眠効果があるとされています。
さわやかな朝を迎える東枕、健康な眠りを誘う北枕。大人も試してみたいですね。
緑を置く
緑は、ただそこにあるだけで、癒やしの効果が期待できますが、風水的にも、木・花・植物は、気の流れを良くすると言われています。
空間が限られている子供部屋ですが、大きさや種類も自由に選ぶことができますので、手軽に取り組めます。
今では、子どもたちを取り巻く環境も複雑になり、大人には理解しにくいストレスがあるとも言われています。その負担を少しでもやわらげることができて、子供部屋が心落ち着く空間になるなら、学力アップ間違いなしです。
ただ、注意しなければいけないのは、ドライフラワーや造花は使ってはいけません。
生きていない植物は、気の流れも良くしませんから、かえって逆効果になってしまいます。
備長炭を置く
風水において、備長炭は『気』を浄化すると言われています。
私たちは好むと好まざるとにかかわらず、電磁波にさらされたり、外から邪気を持ち帰ってしまうものです。
そうした悪い気を清浄化してくれる備長炭は、マイナスイオンを発生させ、消臭効果もありますので、心の落ち着きをうながしてくれることでしょう。
備長炭を置くときの注意点ですが、そのまま置くと気を乱してしまうので、カゴに入れたり、和紙で包んで置きましょう。天然素材の布でくるむのもおすすめです。
鏡を置く
風水において、鏡はとても重要な意味を持ちます。
鏡というアイテムを子供部屋に置くことで、邪気をはね返す効果が期待できます。
ただ、使い方によっては、運気を下げてしまうことにもなるので注意が必要です。
子供部屋に鏡を置くときには、机の上に置くことは避けましょう。集中できなくなってしまいます。また、部屋のドアに向けるのも良くないとされています。
そして、形ですが、人間関係の悩みがある場合、丸い鏡や楕円形の鏡を置くと良いとされています。子供同士の付き合いも、大人と同様に大きなストレスの原因になっていますので、取り入れておいた方が良いでしょう。
まとめ
子供の幸せを願わない親はいません。イキイキと自分の人生を生きて欲しい、そう思っているはずです。
そのために、学力アップを望むのが親心というもの。
子供部屋に簡単な風水を取り入れるだけで、子供が毎日を有意義に過ごせるのであれば、親としてサポートしてあげない理由はありません。
もちろん、すべて行う必要はありません。
子供部屋の位置、間取り、家具の配置などによっては難しい場合もあるでしょう。できることから始めればいいのです。
ピンときた方法を試してみてください。
それが最善の方法に違いないからです。直感は、必ず思い通りの方向へ導いてくれます。