癒されたい・・・
私たちは一体どれくらいの頻度で、この言葉をつぶやいているでしょうか?
もしかしたら、1日に1回は声に出しているかもしれません。
無意識に口癖になっている人もきっと少なくないと思います。
男女平等という言葉が飛び交う現代は、男性だけではなく女性もストレス社会に巻き込まれています。
そんな今だからこそ、日々の生活の中で自分で自分の心を癒すことは、とっても重要です。
ここでは、あらゆる角度から、様々なタイプの心を癒す方法をお伝えします。
「癒し」は、頑張っている女性の間での共通の言葉ですが、求める癒しの種類は、その時の状況、その時の気分で、人それぞれ違います。
好きな人と一緒にいたい、ガチガチに固まった身体をほぐしたい、気分転換をしたい、好きなことだけをしたい・・・
もしかしたら、自分が何をしたいかわからず、ただただ癒されたいと思う事もあるかもしれません。
そんなストレス社会で頑張っている人たちに、変化する環境、体調、その時その時で求める心を癒す方法を、いろいろな角度でお伝えします。
徹底的に自分と向き合う
まずは、自分に自信がなかったり、気持ちが落ち込みやすい人におすすめな方法です。
「今自分はどうしたいのか」
「何を感じているのか」
何年か先の未来の自分ではなく、今、この瞬間の自分の気持ちを確認しましょう。
確認してもすぐに実行できないかもしれないし、変えられないかもしれません。
けれど、きちんと自分と向き合う時間をつくり、自分の心を無視せず、自分が自分の一番の理解者になってあげることが癒やしには必要です。
また、自分が何を思っているのか、感じているのか、答えが出なくても大丈夫です。
とりあえず、自分が今何を感じ、何を求めているのかを知ろうとする癖をつけることが、心を癒すための最初のステップだからです。
まずは好きなことを行動する
仕事プライベートをきっちり分けて、気分転換をしたい人におすすめです。
最近、好きなことをしたのはいつですか?
自分が大好きだなぁと思うコトや物は、心にとって最大の栄養です。
好きな音楽を聴いたり、映画を見たり、買い物をしたり、旅行をしたり、お稽古事をしたり、友達と長電話をしたり、なんでもいいです。
自分がやりたいと思うことをどんどんやりましょう。
もし、何かを始めて3日坊主で終わってしまっても気にしないでくださいね。
プラス思考で考えて、3日も好きなことができたんだから、心に充分栄養を与えることができた、と思いましょう。
また、もしかすると、自分のやりたいこと、好きなことがわからないという人もいるかもしれませんね。
それでも、もちろん大丈夫です。
そんな時は思いついたもので、とりあえず行動してみましょう。
なんでもいいから、行動していくうちに気づくこともあります。
その瞬間を楽しんで行動していきましょう。
日記を書く
気持ちの切り替えが苦手で、引きずりやすい方におすすめです。
今、スピリチュアルブームで引き寄せの日記の書き方などの本も出ていますが、日記を書くことは、自分自身を客観的に見ることができ、気持ちの整理につながります。
良いこと、嫌なこと、自分が何を思い、どう感じたか書き出してみましょう。
その時、今日1日の良かったこと、自分をほめることも書き出してみるといいです。
「青空だった」とか「おはようって自分から言えた」とか何でもいいです。
毎日続けると、だんだん自分に自信も持てるようになります。
また、日記とは別に、嫌なことがあったら、いらない紙に自分の感情も含めて全部書き出します。
そして、すべて書き出したら思い切って破いて捨ててみてください。
紙と一緒に嫌な気持ちをリセットできますよ。
マッサージを受ける
疲れが身体に出やすい人は、なんといってもマッサージです。
ここからは、少し医学的な単語も使いますが、私たちの心は自律神経のバランスが崩れると大きく乱れます。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つはワンセットになっているので、どちらか片方が活発すぎても低調でもダメです。
一般的に、人間は目覚めているときは、交感神経が働いていると言われていますが、もう片方の副交感神経を活発にする方法が、マッサージでもあります。
マッサージを受けると、副交感神経が活発になり、緊張状態からリラックス状態になります。
こういった仕組みで、マッサージを受けることは、心を癒すことにもなるのです。
汗をかく
汗をかくことは、血行が良くなり、老廃物が汗と一緒に身体の外へ排出されるので、ダイレクトにストレス解消につながります。
半身浴、ヨガ、サウナ、ウォーキング、スポーツ、汗をかく方法はいろいろありますが、中でも運動して汗をかくことが最高におすすめです。
運動をして汗をかくと、脳内物質が活性化されて、ストレスを減らす効果があります。さらに、モチベーションもあがるといわれています。
身体を動かすことが苦手ではない方は、ぜひ運動して汗をたくさんかきましょう。
動物をさわる
犬や猫を触ると、無条件に心が癒されますよね?
動物に触れて、見て、癒されることは、ほとんどの人が経験をしていると思います。
動物と触れ合っているとき、人間の脳内にあるオキシトシンという物質が分泌され、精神を安定させてくれるというデータも実際に取れているんです。
このオキシトシンは、別名で「愛情ホルモン」や「幸福ホルモン」とも呼ばれていて、アニマルセラピーという心を癒すセラピーも今人気です。
ペットを飼うのがなかなか難しい場合でも、意識的に動物と触れ合う機会を持ってみて下さいね。
音楽を聴く
場所や時間にこだわることなく、即効性のあるものと言うと、なんといっても音楽です。
一人の時間や移動中など、音楽はいつでもどこでも聴くことができます。
好きな音楽を聴くだけで、リフレッシュできて、気分転換になった経験があるのではないでしょうか?
眠る前、ヒーリング効果のある音楽を流すと、綺麗な音で空間が浄化され、リラックスして眠りに就けます。
音楽のパワーには、さりげなく凄いものがあります。
音楽には、浄化作用、昇華作用があり、心が癒されます。
あなたも、音楽を暮らしに取り入れましょう。
言霊の力を借りる
私たちは、言葉によって救われ、言葉によって愛を感じ、言葉によって傷つきます。
言葉には、言霊というパワーが宿っています。
発せられた言葉に、私たちは受け答えするかのように反応します。
パワーを秘めた言葉だからこそ、心を鼓舞し、慰め、励まされ、心を癒すのです。
ですから、愛のある温かい言葉、あなたの心を癒す言葉にいつも触れられる環境を作っていくことが大切です。
小説、詩集、サイエンス、哲学書、絵本、児童文学、聖書、スピリチュアル・・・あなたの好きな本、あなたの心を喜ばせてくれる本、心を開放してくれる本、お気に入りの本を枕元に置いて、眠る前、寝起きに、ぱっと開いてわずかな時間でも読んでみると、ハッピーなエネルギーに包まれます。
朝は元気をくれる言葉で一日を始め、夜、眠る前は、心をほっと和ませてくれる言葉に触れて、安らかな睡眠時間で充電し、リフレッシュしましょう。
小旅行に行く
長期の旅行はなかなか行けなくても、一泊二日や、日帰りの小旅行なら、計画も立てやすいですし、または無計画でその日の気分で行くことだってできます。
旅行は、物理的にだけでなく、心理的にも日常生活から離れることができるので、日常のプレッシャーから解放され、エネルギーをチャージできます。そして、なにより心を癒すことができます。
心置きなく付き合える友達との旅行も、気楽な一人旅も素晴らしいです。
フットワーク軽く、人生を謳歌したいものです。
温かい飲み物でホッとする
お茶、コーヒー、紅茶、ハーブティー、ココア、ホットミルク、スープ・・・温かい飲み物を飲むとホッとします。
身体にも良いので、安心して飲めます。
素敵なカフェめぐりをするのも楽しいですし、自分でコーヒーやティーを淹れて飲んだり、いろいろな種類の温かい飲み物を試しのも良いです。
お湯を注ぐときのあの音、そして湯気とともに香りが立ち、本当に幸せを感じる、心を癒す時間です。
温かい飲み物は、リラックス効果抜群です。
その中でも一番のおすすめは、「カモミールティー」。
カモミールティーは、癒し効果はもちろんのこと、健康にも最適です。カモミールティーで癒しと健康の両取りをしたい方はこちらをお読みになってください。>> カモミールティーの効果って?就寝前の1杯で健康と幸せを手に入れよう
温泉・お風呂に入る
日本人は、なぜこれほど温泉が好きなのでしょうか?
それは、温泉には究極の癒し効果があり、疲れた心をほぐし、心身ともにとけるようなリラックス効果があるからではないでしょうか?
「温泉=心を癒す」と言ってもいいほど、温泉に入ると不思議なほど幸福感で満たされ、充電できます。
日本人はお風呂好きですが、お風呂には一日の疲れを洗い流すことプラス、外からの邪気を洗い流す浄化作用もあります。
時間や距離的に、温泉にはなかなか行けなくても、または温泉が苦手な人でも、自宅のお風呂があります。
バスタブにゆっくり浸かるときの、あの何とも言えないリラックス感はたまらないですよね。心身ともに本当に癒されます。
好みのバスソルトを入れて、たっぷりお風呂を楽しんでください。
お風呂で読書をしたり、お風呂の楽しみ方もいろいろあります。
きっと穏やかな気持ちになれ、安らぎに包まれることでしょう。
瞑想に挑戦する
瞑想には、心を癒す効果があると言われています。
瞑想すると、ストレスや疲労で硬直した心が解かれてやわらかくなり、心に余裕がうまれ、とてもリラックスできます。
心身ともに癒されますので、ぜひ習慣化してほしいもののひとつです。
瞑想すると雑念が湧いてしまい、かえって疲れる場合は、好きな香りで部屋を満たしたり、ボリュームを落とした音楽を流すと、瞑想しやすくなります。
座って行う瞑想から歩きながら行う歩行禅まで、いろいろな瞑想がありますので、自分に合った瞑想法で続けていきたいですね。
心から泣く
涙には浄化作用があります。
必要なときには、思いっきり泣くのもいいものです。
思いっきり泣いた後はすっきりして、前向きな気持ちになれます。
誰でも、うまくいく日もあれば、うまくいかない日もあります。
心を癒すことは、人間にとって自然な欲求です。
必要な栄養と休息で満たしたら、内面からあふれる美しい光で、自然に外見も輝きます。
あなたの感情をストレートに表現し、自分自身の心と感覚に素直になりましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「癒し」という言葉と同時に、「ありのまま」という言葉も流通している現代社会。
ふと自分にあっている方法がわからなくなったとき、ありのままの自分の姿に少しでも近づく方法として考えてみてもいいかもしれませんね。
自分の心にととことん向き合う、頭で考えず身体を動かしてみる、ぜひ、自分にあった心を癒す方法を見つけてみてください。
自分のための時間を作ることはとっても大事です。
自分の心を癒す方法を積極的に取り入れて、頑張っていきましょう!