心が折れるとは、どんな状態の事をいうのでしょう?
『もうだめだ』と諦めてしまっている状態や、プラス思考が出来なくなっている心の状態でしょうか。あるいは心の支えが無くなって意欲が無くなっている状態でしょうか。
いずれにせよ思考が停止して何も出来なくなってしまった心の状態ではないでしょうか。
こんな心の状態など、誰もなりたくはないものですが、多かれ少なかれ誰もが体験した状態でしょう。
それでは、折れない心をつくるには、いったい、どんな方法があるのか、見ていきましょう。。
会社や家を出たら全てを忘れること
心が折れる時とは、何かがうまくいかない時や、何かに裏切られた時に多く発生します。
それは何らかの組織に所属していたり、人間関係の中で苦しんでいたりしたときに発生しやすいものです。
どこかの時点で気持ちをリセットする必要があります。
それには、通勤時間が有効です。
嫌な事も心が折れそうな事も、一度忘れることが大切です。心をフリーにして冷静に落ち着いて考えるようになる為には、一度スッキリするタイミングが必要なのです。
固い心は持たない
心は、『物質』と同じです。
固い物質ほど、一定の圧力や加重には耐えますが、限界を超えると、一気に崩壊して元には戻りません。金属や鉱物などが典型的な例ですね。
一方、柔らかい物質は力を加えると変形しやすいですが、壊れにくい性質を持っています。粘土や液体、繊維などです。
固い心は一見、『強い心』であり『強い想い』ですが、柔軟性がありません。しかも、一度壊れると、取り返しがつかなくなるほどショックを受けるわけです。
一途な固い心も大切ですが、少し心に幅や余裕を持たせておくことも大切です。
少々思っていた事と違う結果が出ても、おおらかに捉える事が出来れば、心が折れることはありません。
『暖簾に腕押し』、『柳に風』というのは、折れない心を作る為の大切な考え方です。
価値基準を『相対』から『絶対』に切り替える
価値の基準を周りに求めている人は、心が折れやすい傾向にあります。
ライバルや同僚に比べて売上が上がらない、出世しない、兄弟に比べて成績が悪いなど。
何かと他者と比較することは一つの方法ですが、心が折れやすい原因にもなります。
他者との『相対的』な比較だけでなく、自分の中で決める『絶対的』な比較で物事を考えるようにすれば、折れない心を作りやすくなります。
少々の雑菌には強くなる
心が折れやすい人というのは、心がピュアなタイプが多いようです。
純粋であればこそ、不純なものや不正な事は許せず、心が折れやすいものです。
人は生き物です。
良い事もすれば、ずるい事もします。それが普通なのです。
自分の行動を良く振り返ってみてもわかる事ですが、人間は多少雑菌があるくらいの方が生きやすいのです。
オプションを考えておく
世の中、思い通りにならない事の方が多いですね。というより、思い通りにならない事を予測して行動した方が、楽です。
・売上が目標に行かなかったら言い訳を考えておく
・A社との商談がダメな時も考えてB社にもアプローチ方法を考えておく
・約束の日時を早めにしておいて、相手からのドタキャンに備えておく
など、対応策を考えておくと折れない心づくりには役に立ちます。
自分だけで抱え込まない
折れない心を持っている人というのは、ある意味人を頼ったり、人を使ったりするのがうまい人です。
逆に、自分だけで問題を解決しようとする人は、心が折れやすい人です。
ひとりの人間の能力には限界があります。
周りの協力も仰ぎましょう。
周囲には意外と面倒見のいい人も多くいるものです。というかそんな人は頼られることに喜びを感じています。
勇気を持って頼んでみましょう。
最後は全て変えてみる
心が折れてどうしようもない時、辛いですね。本当に何も考えられなくなります。
それまでの自分や、自分の価値観が、全否定されたような悲しい気持ちに陥ります。
しかし、考え方を変えてみれば、これは、自分の価値観や考え方を変えてみる『良いチャンス』でもあります。
落ち込んでいる時にすぐに変える事は出来ませんが、徹底して落ち込んだ後は、全く違う考え方、行動を始める事が出来る時期が来た!と考えてみてはどうでしょう。
その時は、是非見た目から変えていくことをお勧めします。
服装やヘアスタイル、食べ物や趣味など思い切ってチェンジしてみましょう。
それを見た周りの人もあなたへの接し方も変わるでしょう。女性が失恋した時に髪をバッサリ切るのは、わかりやすい例ですね。
まとめ
いかがでしたか?
折れない心を作るというのは、自分を変えていくことに繋がります。
自分の考え方が柔軟になっていけば、自ずと折れる事も少なくなっていきます。
是非これらの方法のうち、1つからでも実行してみましょう!
めっちゃ良い
ためになりました。ありがとうございます。
心が折れそうな時読ませてもらいます。