少しずつ真夏へと近づいてきました。良いお天気の日もあれば、しっとり雨の日もありますね。雨の日は『こんなどんよりした日は気分まで下がってしまう~』なんてネガティブなことを言わずに、晴れの日へのパワーを貯め込む温存日にしてしまいましょう。気持ちも身体も落ち着けてリフレッシュさせてあげてください。
雨の日や、お部屋でゆっくりする時間ができたとき、“オラクルカード”を使ってみるのはいかがでしょうか?
今日は“オラクルカード”についてご紹介したいと思います。
今までにも様々な『世界中と繋がる、メッセージを受取る』お話をしてきました。“オラクルカード”も世界と繋がるツールの一つでもあります。
“オラクルカード”は『神託』(オラクル)神様のお告げ・思し召しと受け取ると分かりやすいでしょう。
何か悩み事や心配事があるとき、『私はどうすれば良いの? 』『なに原因なの? 』など、このように疑問があるときに使用するのが“オラクルカード”です。
オラクルカードには、天使や妖精などが描かれており、カードのもつメッセージも同じく書かれています。カードに描かれているメッセージを受け取ることで『今後どのように対処すれば良いのか』などの参考にしていくためのものです。
タロットカードとの違い
タロットカードもオラクルカードと同様に、悩んでいる事柄に対しカードを使用します。
しかし、タロットカードには直接的なメッセージは書かれておりません。死神や悪魔などのネガティブなメッセージを含んだ絵柄もありますので、ネガティブなカードが出た場合は、警告や注意するポイントとして構える必要もあります。
また、タロットカードの場合は主な使い方としては、カードに質問をしながらカードの持つ意味を自分自身で推測しメッセージを受け取るという手順で行います。
一方、オラクルカードは既にカードにメッセージが描かれておりますので、タロットカードと比較すると、カードの持つ意味をシンプルに受け取ることができます。
タロットカードでは『このカードが持つ意味は? 』『ここでこのカードが出た場合の意味は? 』と様々に推測する必要があるため、カードに対する豊富な知識が必要になります。逆に、オラクルカードで一番大切なことは『直感力』です。カードにかかれたメッセージをご自身がどう受け取り、どう感じたかが大きなポイントとなります。
オラクルカードもタロットカードもどちらのカードも聞き手に対してメッセージを与えて、導くためのカードです。
カードを使い、質問を繰り返すことで『自分の心の奥にある、本当の疑問』と向き合うチャンスを与えてくれるのです。その過程で『気付き』を与えてくれるメッセージを出してくれるのです。オラクルカードもタロットカードも手法自体は若干の違いがありますが、聞き手を導くためにメッセージとチャンスを与えるツールという位置付けは変わりません。
どちらのカードであっても、メッセージをアドバイスとして受け取ることが一番大切です。良い意味で、カードが出す結果は最終結果ではありません。聞き手・受け取り手次第でどんどん悪い意味でも良い意味でも変化します。
カードたちは常に聞き手に対してメッセージを発しますが、最後通告ではありません。たとえ、どのようなメッセージが出たとしても、素敵な未来を実現するために行動するのはあなた自身でしかありません。どちらのカードも、素敵な未来を実現するためのアドバイスとしてメッセージを受け取ることが大切なのです。
とても簡単にご紹介をしましたが、オラクルカードとタロットカードの違いをご理解いただけましたでしょうか?
この2種類のカードは同時に併用することも可能です。直感と推測力、どちらも使いながらさらに細かく疑問点を突き詰めていくのであればカードを併用することをおすすめします。
2.オラクルカードの選び方(リーディング方法)
カードに描かれているメッセージを読み取ることを『リーディング』と呼びます。
あくまでもカードは気付きを与えてくれるためのメッセージツールです。リーディングするにあたり、オラクルカードの手引き書等にはリーディングを行うに当たり、様々なステップが書かれてあります。心を落ち着け、祈りをささげ~等です。
様々なステップや手法はありますが、オラクルカードはリーディングを行う受け取り手の直感が何よりも大切です。手順通りに全て行わなければならない! と頭をいっぱいにしてしまうと、上手く直感やフィーリングを感じることができなくなる可能性もでてきてしまいます。リーディングの際の細かい手順は“とりあえず”程度ではじめることをおすすめします。
慣れてくれさえすれば自分に合った手順でカードをリーディングすることでより集中でき、直感も冴えてくることでしょう。
リーディングの基本姿勢としては、まずは心を落ち着かせて下手な感情を全て取り払い“無”の感覚ではじめることです。この心を落ち着ける作業に入るためのステップとしてカードのシャッフルや祈りの儀式等があるのです。
まとめ
いかがでしたか?
オラクルカードはカードに問いかけ(自分自身に問いかけながら)カードに描かれているメッセージを読み取ります。端的な質問をじっくり掘り下げて問いかけましょう。問いかけるうちに思いがけない自分自身の本質的に感じていたことや、見えていないことに対する気付きが生まれます。
オラクルカードは一見『なんでも知っている、教えてくれる魔法のカード』と認識されているケースも多々あります。しかし、オラクルカードはメッセージを通じて、気付きを教えてくれるためのツールです。
カードが全てを知っているのではなく、カードのメッセージをヒントに自分自身の中にある答えを導き出していく道具なのです。上手くカードを使うことで、自分自身の本質を探ったり、複雑な問題をすっきりさていくことも可能なのです。
オラクルカードを日常に上手に取り入れることでよりシンプルに問題解決ができるのではないのでしょうか。