最近、夫婦の会話が少なくなっている?
2人でいるのにちっとも楽しそうじゃない。
もしかして、これって離婚の危機?
そんなふうに感じているなら、今すぐ状況を改善しましょう。
もしも、離婚を切り出されているなら、早急に手を打つべきです。
自分で解決できないと思っているなら、これから書くことをしっかり読んでください。
きっとあなたの助けになりますよ。
離婚したくない人にとっておきの秘訣をお伝えします。
夫婦円満のヒントにもなりますので、お役立てくださいね。
離婚したくない5つの理由
離婚したくない理由は人それぞれです。
あなた自身がどうして離婚したくないのか、自分を見つめてみましょう。
1.パートナーへの愛情
離婚したくない理由として、思い浮かぶのがパートナーへの愛情だと思います。
出会った時と変わらず愛情を持っているなら、離婚なんて考えたくもないですよね。
自分はこんなに愛しているのに、なぜあなたの愛する人の気持ちは変わってしまったのでしょう。
まずは、そこから考えることが必要です。
単なる浮気なら、離婚は考えませんよね。
問題点を解決するためにも、相手の気持ちがあなたになくなったのがいつなのか、どのくらい前からあなたに対する態度が変わったのかを思い出してみましょう。
2.自立する勇気がない
結婚前に長期で働いた経験がない又は一度も働いたことがない人に多い理由です。
自分でお金を稼いで生活することが、とてつもなく大変なことだと思い込んでいるのです。
それは、単に相手に対する依存でしかありません。
あなたは本当に今のパートナーでなくてはダメですか?
今のパートナーよりも、もっとあなたの生活をしっかり支えてくれる相手なら良いと思うなら、その部分が離婚に至る問題点なのかもしれません。
3.子供を片親にしたくない
離婚をすれば最も負担をかけてしまうのが子供ですよね。
できれば、両親揃った状態で育てたいのが親心です。
離婚をしてしまえば子供の親権をどちらにするのかも大きな決断となってきます。
離婚したくない理由が、子供のためならば、今の夫婦状態が子供にとってベストなのかも視野にいれてみましょう。
子供だから聞いてもわからないだろうと思わずに、意見を聞いてみるのも絡まった糸をほどく手掛かりになります。
一度、子供の視点から物事を捉えてみましょう。
4.家事をしてくれる人が必要
あなたが働くのは得意だけど、家事が苦手なら離婚したくないですよね。
一言に家事といっても、掃除や洗濯、食事の用意の他、日用品の買い出しや居心地の良い空間を作るなど多くの能力を必要とします。
家事なんか自分ですれば良いじゃない?
と思うかもしれませんが、普段任せっきりの人程、やってくれる人がいないと困るものです。
あなたがこの理由で離婚したくないなら、問題点はそこに潜んでいるのかもしれませんよ。
5.一人になるのが辛い
一人になるのが辛いと離婚したくないですよね。
特に、外出する時も必ず誰かと一緒、外食も一人では無理だと思っているなら、離婚なんて考えたくもないはずです。
家で食事をする時さえ、一人では耐えられない、寂しいと感じているなら、これは愛情というよりも、自立する勇気がない人と同じ依存の状態です。
もしかしたら、もっとあなたに愛情を与えてくれる人なら、他の人でも良いのではないでしょうか?
あなたを自由にしてくれる人なら、本当は誰でも良いと深層心理では思っているのかもしれません。
もしそうなら、問題はあなた自身にあることに目を背けないでくださいね。
離婚したくない人におすすめの5つの行動
上記でお伝えした離婚したくない理由それぞれに対して、おすすめの行動をご紹介していきます。
1.愛情重視なら出会った頃の気持ちが大事
離婚したくない理由が、相手への愛情ならまずは出会った頃の気持ちを思い出してみましょう。
あなたはどんな風に相手に接していましたか?
パートナーがあなたを好きになってくれた時のあなたは、今とどう違うのでしょう?
その違いが明白なら、愛されていた自分に戻るだけでいいのです。
そうするだけで、あなたが大切に思っている人はまたあなたを愛してくれますよ。
見た目も大事ですが、なにより大切なのは接する態度です。
離婚したくないなら行動に起こしてみましょう。
2.自立する勇気が持てないなら素直に伝えて
離婚したくない理由が、自立する勇気が持てないことなら、それを恥ずかしいと思わずに相手に素直に伝えましょう。
結婚してから仕事をしたことがないなら、これからどうやって生きていったら良いのだろうと思うのは当然です。
依存しているとは言わずに
「あなたがいないと生きていけない」
と伝えてください。
そんなあなたを本音を聞くことで、もう一度考え直してくれるかもしれません。
3.子供の将来を話し合いましょう
離婚したくない理由が子供ならば、子供の将来についてしっかり話し合いましょう。
子供が片親になってしまった場合にどんなリスクがあるのか、親権はどちらがとるのか、できるだけ具体的に話し合うことが必要です。
話し合っている内に、まだ離婚する段階ではないと気付いてくれる可能性があります。
父親にとっても母親にとっても子供はとても大切な存在ですよね。
その子供が悲しむ姿や苦しむ姿は見たくないものです。
どうしても離婚したいと言うなら、子供が自立するまで待ってもらうのも一つの手ですよ。
その間に夫婦の溝を埋めれば良いだけです。
4.家事が目的で一緒にいるのではないと伝えましょう
家事をして欲しいから離婚しないでくれと言うよりも、今以上に環境を考えて整えてくれる人は他にいないと伝えてみましょう。
「私のこと家政婦くらいにしか思っていないのよね?」
なんて言われてしまったら
「家政婦なんて思ったこともない、そう思わせていたなら謝るよ」
と素直に謝罪してください。
考えてみてください、自分が反対の立場ならどうですか?
家事が大変だから離婚したくないと言われたら、余計に離婚したくなりますよね。
物は言いようです。
感謝の気持ちを伝えることで、相手の気持ちを変えることもあるのだと覚えておいてください。
5.一人が耐えられないと相談しましょう
一人ではいられないのが離婚したくない理由なら、パートナーに
「一人は耐えられない、あなたが一緒じゃない人生は考えられない」
と伝えましょう。
その上で、自分のどの部分がダメなのか、離婚の理由をしっかり聞き出すことも大切です。
あなたなしじゃ生きられないとまで言われても、離婚に踏み切るようなら、すでに修正は不可能です。
その言葉で少しでも歩み寄る気持ちを見せてくれるなら、まだチャンスはあります。
あなた自身が変われば良いのです。
パートナーの価値観に合わせて、生活スタイルも同じにすることで自然と修復されていきます。
もし、離婚してしまっても努力してくれたことは相手の心に残ります。
相手が他の人とダメになった時に復縁できる可能性も作れる絶好のチャンスにもなりますので、この機会を逃さないでくださいね。
離婚したくないと思わせる5つの行動
ここからはさらに、離婚したくないと相手に思わせる行動をご紹介します。
1.これが最後と思わせる
あなたがいつも持っている物を思い浮かべてみてください。
それを使うのは今日が最後だと思ったら、愛おしく思えませんか?
食べ物でもそうですよね、販売中止になると言われたら、途端に食べたくなるものです。
会うのが最後、話すのも最後、そんなふうに思わせることで相手の気持ちを揺さぶることができます。
「こうして、一緒に外食するのも最後か」
「一緒に笑えるのも最後ね」
そんな言葉は想像以上に相手に響きますので、使ってみましょう。
2.褒めて欲しい部分を褒める
パートナーが褒めて欲しいと思っている部分がわかっているなら、その部分を褒めてあげましょう。
最初は、不思議そうにしている相手でも褒められるうちに、自分を一番良くわかってくれているのがあなただと気づいてくれます。
できるだけ、仕草や口癖など細かい部分を褒めましょう。
そして、外見もですけど内面を褒める、人間性を褒めるのはかなり効果があります。
「そういう所、人として素敵だよね、尊敬している」
と言ってみてください。
どこを褒めたら良いのかわからない場合は、相手の友達に教えてもらうのがおすすめです。
3.それいいねと受け入れる
今まで否定してきた相手の価値観をさりげなく、受け入れたことを示すためには
「それいいね、同じこと思っていた」
と伝えるのがおすすめです。
相手の好みや興味のあることを一緒にやってみてください。
大きな溝があると思っているなら、今こそ行動を起こす時ですよ。
自分を受け入れくれたこと、自分が良いと思ったものを同じように良いと感じてくれるあなたに心が傾き始めます。
4.あえて少し距離を置く
離婚したくないからと、しつこくすると逆効果になることもあります。
そんな時はあえて少し距離を置きましょう。
LINEや電話の数も減らすと良いですよ。
特に一日に何度の連絡をしていた人には効果的です。
しばらくすると、あれ?どうしたのだろうと思ってくれるようになります。
どうしたの?と聞かれたら
「今まで迷惑かけていたかなと反省しただけ」
と答えれば、あなたの歩み寄りたい気持ちと控えめな心を感じ取ってくれますよ。
5.聞き役に徹する
話し合いが始まるとケンカになってしまうと感じるなら、聞き役に徹するのがおすすめです。
そして、話を聞く時にはうなずきながら、前のめりになって聞きましょう。
話を聞いている間はどんなに不満があっても、反対意見があっても言葉にせずに
「そうだね、わかる」
と共感している姿勢を見せるのがポイントです。
人は不思議なもので、自分をわかってくれる人と一緒にいたいと思うものです。
あなたが自分の意見や価値観を受け入れてくれるとわかれば、考えも変わるかもしれません。
離婚したくない人がしてはいけない5つの行動
離婚したくないなら次の行動はしないようにしましょう。
1.自分の意見を押し付ける
どんなに自分が正しいと思っていても、自分の意見を押し付けてはいけません。
そんなことをしたら、二度と修復できない大きな亀裂が入ってしまいます。
自分の気持ちをわかってもらおうとするよりも、相手の気持ちを大切にする心を持ちましょう。
2.別居する
別居をすると一見、距離を置いているので良いように感じますが、実はこの行動が最も離婚を早めてしまうのです。
どんなに別居を望まれても、離婚したくないなら一緒の家に暮らしましょう。
別の場所に住んでしまうとあなたがいない生活が普通になってしまいますよ。
気を付けてくださいね。
3.感情的にならない
話し合いが上手くいかないと気持ちが高ぶってしまうこともあると思います。
そんな時こそ、冷静な態度が必要です。
高ぶる気持ちを押し殺して、冷静に話し合いを進めていきましょう。
感情的になると相手はあなたの話よりも、あなたの感情的になった姿だけが脳裏に焼き付いて余計に離婚を早めようとしてきます。
冷静に話し合いができない人とは、一緒にいられないと感じさせてしまうからです。
4.責める
相手の浮気が原因で離婚の話が出た時にやってしまいがちな行動ですが、責めてもお互いの距離は広がるばかりです。
責めることよりも、許すことを最優先に考えましょう。
自分の失敗や落ち度を責められることに耐えられる人はいません。
過去の過ちは忘れ去るのがベストですよ。
もし忘れられなくても、それを態度に出すのはやめましょう。
5.他の人の影を感じさせる
離婚したくない人の行動で、気をつけなくてはいけないのが、パートナー以外の存在です。
嫉妬して欲しいからといって、他の異性の存在を匂わせてしまうと逆効果になりかねません。
特に相手から離婚を切り出されているなら、あなたに他の恋人がいることがわかれば、それは好都合と思わせてしまう危険性もあるのです。
パートナーの気持ちを取り戻したいなら、嫉妬心をあおるのではなく
「あなたと一緒にいたい」
と感じてもらうことが必要ですよ。
離婚したくない人の2つの成功事例
離婚したくない人の中で、夫婦仲の修復を成功させた事例を2つご紹介します。
1.浮気相手から取り返した
結婚して15年の夫婦が、夫の浮気が原因で離婚寸前になった時のことです。
夫は浮気相手と一緒になりたいと言い出しました。
その時に妻は取り乱さずに、夫がどうしてその女性と浮気をしたのか、その人とどうして一緒になりたいのかと聞くと
「家にいると息がつまる、〇〇ちゃんと一緒にいる時だけ深呼吸ができる」
と言われてしまったのです。
自分ではどうしたら良いのかわからず、友人に相談すると
「確かに、あなたは強いものね、自分の意見よりも旦那さんの意見聞いてあげたら?」
とアドバイスをくれました。
その日から、自分の意見は言わず夫の話をじっくり聞くように心掛けていると、ある日夫から
「最近は穏やかで家にいると安らぐよ」
と嬉しい言葉をもらい、その日から毎日家に帰ってくるようになったのです。
1か月後
「浮気相手とは別れた、許してもらえるならもう一度やり直そう」
と夫は妻に深々と謝罪し
その言葉に対して妻は
「こんな私で良ければ、私の方こそ苦しめてごめんなさいね」
「あなたが浮気したのは、私にも原因があったことに気がついたの、気づかせてくれてありがとう」
と答え仲直りしました。
久しぶりに夫婦2人の心がつながったことを互いに認識したのです。
これ以降、お互いに浮気した時の話は二度としていません。
今でも夫婦仲良く過ごしています。
2.価値観の違いを逆手にとって勝利
価値観の違いで少しずつ気持ちの溝ができてしまった夫婦の話です。
妻の会話や笑顔が少しずつ減ってきたなと感じていると、妻から
「あなたと価値観が違うとは思っていたけど、もう本気で無理かも」
と離婚を切り出されました。
できれば別居して欲しいと言われたのですが、少しだけ時間が欲しいと妻に伝え、その日から意見が違うことがあると妻に
「感性が豊かで、新しい発見がたくさんできる」
「なるほど、そういう考え方を俺も取り入れてみるよ」
と逆の発想で、価値観が違うことを褒めるようにしたのです。
今までは
「そんな服に合わない」
と言っていた所を
「いいね、君らしくて素敵だ」
と言うようにしただけで、妻の表情も和らぎ笑顔が増えてきました。
そんなふうに過ごしているうちに、妻からの離婚の話はなくなり、今では、お互いにない部分を褒め合うまで仲良くなったのです。
毎日が刺激的で楽しいと感じあえる仲のなった二人は無敵ですね。
まとめ
離婚したくないと思っているなら、ひとつひとつ試してみてください。
あなたとパートナーに合った方法が必ずみつかるはずです。
なにもせずに手をこまねいているよりずっとマシです。
この記事を何気なく目にしたあなたは、今がまさにチャンスです。
相手に歩み寄る気持ちがあるかどうかで、未来は変わります。
ぜひ成功事例を参考にしてみてください。
自分で未来は作れるのですから、大好きなパートナーと一緒に過ごせる楽しい未来を作っていきましょう。
あなたならきっとこの危機を乗り越えられますよ。