中国の占術、奇門遁甲(きもんとんこう)って何だ!?

奇門遁甲

古代中国の思想、哲学、学問、そしてそれらを基礎とした占術には、壮大な歴史と深い叡智が刻まれていますが、今回お伝えする『奇門遁甲(きもんとんこう)』は、その中でも大変複雑で難解な占いのひとつです。

この奇門遁甲は、時の皇帝が「すべての権力をわがものに」とのもくろみから使われてきた占いなので、実権を握る一族だけが使用し、外部に漏れることは決してなかった秘伝の占術なのです。

日本でその名が広まったのは、ご存知『三国志』です。

三国志一の天才軍師「諸葛孔明(しょかつこうめい)」が使用した術として有名になりました。当時は「占い」というポジションではなく、あくまで兵法であったのです。

それでは、権力の集約のためライバルには知られまいと、皇帝の滅亡、新皇帝の誕生の際に歴史書としてしたためられてきた書物一切を焼き払って、書き換えを行うほど権力者一族が必死で守っていた奇門遁甲の真髄とはいったいどのようなものなか、今回はそのエッセンスをできるだけわかりやすくお話しさせていただきます。
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