あまりの的中率に徳川幕府が封印した宿曜占星術とは?

宿曜占星術

一般的に知られるようになったのはごく最近といわれている『宿曜占星術』

某少女漫画やアニメ作品でその存在を知った方も多いのではないでしょうか。

そのせいか、少々マニアックに感じる人もいるようですが、インド占星術をベースとした、抜群の的中率を誇る日本の占星術なのです。

今回はそんな『宿曜占星術』について、お伝えしていきます。

 

あまりの的中率に徳川幕府が封印した宿曜占星術とは?

 



 

宿曜占星術(すくようせんせいじゅつ)の簡単な歴史


宿曜占星術の発祥は、冒頭でも少し触れましたが、約3000年ほど前のインドで、知恵の菩薩である文殊菩薩が、28宿(昴・畢・觜・参・井・鬼・柳・星・張・翼・軫・角・亢・氐・房・心・尾・箕・斗・牛・女・虚・危・室・壁・奎・婁・胃)を基にした暦を作ったものとされています。

その後、インド密教占星術に取り込まれ、それを不空三蔵という僧が中国に持ち込み、道教の概念を取り入れ、書物として弟子にまとめさせたものが、『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経(もんじゅしりぼさつしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくしゅくようきょう)』で、一般的には略して『宿曜経』と呼ばれて発展していきました。

その『宿曜経』を弘法大師『空海』が日本へ持ち帰り翻訳したものを、その弟子や密教徒などが研究し、出来上がったのものが『宿曜占星術』です。

宿曜占星術は、宿曜道とも呼ばれ、当時の主流であった陰陽道と勢力を二分したともいわれています。

その内容が『あまりにも当たりすぎる』ということで、一般には徳川幕府に封印された占いでもあります。

 

宿曜占星術の特徴


宿曜占星術の1番の特徴といえるのは、月を見る占いだということです。

月の周期である27.32日を、27日間1日ごとの『宿』に分け、月の運行から、軌道上のどこの宿に存在するのかにより、個人の性格、吉凶、相性などを見ていきます。

他の占いと比べて、宿曜占星術が特に威力を発揮するのは、対人関係の相性占い。

占い方は後ほどお伝えいたしますので、ここでは割愛しますが、単純に計算をしても27宿全ての宿との相性の組み合わせは、729通りとなりますので、他の占いより細かい相性診断ができるのです。

また、基が暦であるということもあり、日々の吉凶や運勢占いも得意としています。

 

27宿と28宿の違い


ここで『27宿? 最初の宿曜経は28宿だったんじゃないの? 』と気づかれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

古来から宿曜占星術には、斗宿の次に牛宿が入った『28宿』を基にしたものと、牛宿を除いた『27宿』を基にしたものがあります。

主に中国式の宿曜占星術だと『28宿』を用いることがありますが、27宿のほうが月の公転周期に近いため、より正確であるのとともに、インドでは牛宿を占法で使用すると災いが生じるという言い伝えがあるため、日本式の宿曜占星術では27宿で占うのが一般的とされています。

 

宿曜占星術の占い方


特定の人物を見る場合は、その人の生年月日から宿を出し、それによって性格や資質、運勢などを占い、特定の人物と他の誰かの相性を占う場合は、お相手の宿も出して見ることになります。

かといって、ご自身の『宿』を計算するには非常に手間がかかってしまいますので、宿曜だけでなく、色々な暦の計算をまとめてサクッとしてくれるサイトをご紹介しておきます。

『Ke!san』(本命星のみ)

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また、本命星だけでなく、対人関係や日々の運勢なども計算してくれるサイトもご紹介しておきます。

東洋占い(宿曜占星術)夢公方

ただし、こちらのサイトでは『暗黒の7日間』というものを採用していらっしゃいます。

暗黒の7日間というのは、昭和初期あたりから使われ始めた言葉で、宿曜での業(ぎょう)を業(ごう)と考えて、前世の悪行の報いを現世で受けるべき日として、業から始まる9日間のうち、友と親を除いた7日間を暗黒の7日間としたものです。

しかしながら、宿曜関係のどの経典にも『暗黒の7日間』を説く記述は1つもないので、今回の記事には入れておりません。

こういう考え方もありますよ、という参考にはなりますし、暗黒の7日間を取り入れることが間違いというわけでもありません。

占いは、占いをするご自身の考え方次第ですから、楽しんで占ってみてください。

 

宿曜占星盤を見てみましょう


宿曜占星術では、算出した個人の『宿』を基にして、宿曜占星盤を見ながら、三九の秘法や七曜凌逼(しちようりょうひつ)、六害宿などを用いて占っていきます。

実際に宿曜占星盤を見ながら解説していきます。

実際の宿曜占星盤では、輪の点線の部分が独立しており、クルクルと回るように作られています。

万年カレンダーのように、占う特定の人物の宿にそれぞれの盤を合わせて見ていきます。

 

宿曜占星盤

月と太陽と12宮と7曜


先ほどの月の軌道の360度を27に分けた『27宿』と、太陽が1年で運行する軌道を12等分した『12宮』に分けられています。

この宿曜の12宮(12星座)は太陽を基に定められてはいますが、西洋占星術の12星座とはまったく別のものです。

さらに12宮を、太陽に属する6宮(獅子宮、女宮、秤宮、蝎宮(蠍宮)、弓宮、磨宮)と、月に属する6宮(蟹宮、夫妻宮(男女宮)、牛宮、羊宮、魚宮、瓶宮、)に分け、それぞれに7曜(土星、太陽、月、火星、水星、木星、金星)が当てはめられます。

また、7曜は1日ずつを守護すると考えられており、それぞれの日付に割り当てられました。

それが現在の暦にある曜日の基になったものといわれています。

 

宿を分ける4つの足


各宿の周りには『足』と呼ばれる、1宿あたり4つの枡(ます)があります。

これは、27宿に対して12宮を配置すると考えたとき、27 ÷ 12 = 2.25 ですから、等分に配置できなくなってしまうことから作られました。

宿を12等分することは無理でも、『1宮が司る宿を分割化すれば良いではないか』という考え方です。

2.25 = 2と4分の1 = 4分の9となりますから、1つの宮は全体の4分の9の宿を司っていることになります。

そのため、宿曜の最小単位を4分の1と定め、『4分の1 = 1足』とし、1宿に対して4つの足を配し、全体では108の足があることになります。

たとえば、下記『室宿』で見てみましょう。

室宿

室宿の4足の中で、緑の足が魚宮、ベージュの足が瓶宮にあります。(ここでの色付けは解説のためのものです。本来は色分けすることはありません。)

したがって室宿の人は、『月の属性で、魚宮1足、瓶宮3足から成り立ち、木星と土星の影響を受ける』ということになります。

 

三九の秘法


宿曜占星盤の数字(日にち)の内側に書かれている文字は、宿曜と宿曜の関係性(相性)を導き出すためのもので、『三九の秘法(さんくのひほう)』といい、宿曜占星術の奥義ともいわれています。

自分の本宿星『命』として、逆時計回りの9番目が『業』、18番目が『胎』となり、命から業までを『一九の法』、業から胎までを『二九の法』、胎から命までが『三九の法』で、この3つを合わせたものを『三九の秘法』と呼びます。

したがって、相性の分類としては大きく『命、業、胎』『栄、衰、安、危、成、壊、友、親』にわけられます。

さらに

  • 自分と同じ宿である『命』
  • 命宿と同じグループの『業、胎』
  • お互いに繁栄を臨むことができる 『栄、親』
  • 似た者同士の 『友、衰』
  • 時に協力者、時にライバル関係の 『安、壊』
  • 異質なもの同士、お互いに依存しない関係の『成、危』

の組み合わせに分類されます。

それプラス、栄親友衰安壊成危には、命(本宿星)を中心とした、近距離中距離遠距離の関係性が存在します。

距離が近いほど自分の宿との関わりも深くなります。

上記、宿曜占星盤で見てみると、

  • 『命』 = 婁宿
  • 『業』 = 星宿
  • 『胎』 = 尾宿
  • 近距離の栄親 : 『栄』 = 胃宿  『親』 = 奎宿
  • 中距離の栄進 : 『栄』 = 箕宿  『親』 = 柳宿
  • 遠距離の栄進 : 『栄』 = 張宿  『親』 = 心宿  (以下割愛)

という具合に、それぞれの相性を見ていきます。

 

七曜凌逼(しちようりょうひつ)


宿曜占星術は本来『宿』と『曜』という2つの大きな要素があり、この七曜凌逼は曜の部分からくるものです。

ただし、曜が入ってくると、かなりの努力と時間を費やして学ばないとならないほどの、専門的な知識が必要となるため、算出方法などは割愛いたします。

七曜凌逼は凌犯期間(りょうはんきかん)とも呼ばれ、旧暦のある一定の日が、ある一定の曜日に該当する場合、吉凶が逆転するというものです。

この期間は、全ての宿に共通する期間となり、吉凶が逆転するだけでなく、以下に記す六害宿に当たる日は特に重大な災厄をもたらす可能性があるので、注意が必要です。

 

六害宿


六害宿というのは、先ほどの宿曜占星盤の一番内側にあるものです。

これは六ヶ所の泣き所ともいわれる6つの宿のことで、凌逼期間と重なったときのみ発動します。

吉凶逆転とは関係なく、負の力をばら撒いて大災厄をもたらし、大凶宿へ変貌させるという、少々恐ろしいものです。

ただし、凌逼の期間が発生しない月は、六害宿も存在しません。

自分の本宿星(命)から反時計回りに見ていきます。

  • 命(本宿星と同日/誕生日) : 財産を失い災厄を招く
  • 意(命から3日目) : 悲しみや苦しみを招く
  • 事(命から9日目) : 災難や災禍を招く
  • 克(命から12日目) : 職業や財産を失い勢力が失墜する
  • 聚(命から15日目) : 財産を失い別離を招く
  • 同(命から19日目) : 一族内の争いと財産の消耗を招く

ここまでが、宿曜占星盤の説明となります。

最後に簡単ではありますが、以下にそれぞれの『宿』と『宮』の特徴を記しておきます。

 

『方位』と『四神』と『宿』の特徴


宿曜占星術における27宿は東西南北の4方位に分類され、それぞれの方位に四神(青龍・玄武・白虎・朱雀)の姿を当てはめています。

 

東方七宿 青龍(せいりゅう) 


 

角宿(かくすく/すぼし)


華やかでエレガントな見た目と、いつまでも少年少女のピュアな心を持つ人です。

器用で頭の回転が早く、趣味も豊富で楽しいことが大好きな社交家。

年上からも年下からも愛される人気者です。

プライドが高く、派手好きで、金銭的にも格好つけたがる傾向にあるので注意が必要です。

 

亢宿(こうすく/あみぼし)


バランス感覚が抜群に良く、いかなる場、人、物事に対して公平な判断力を持ち、上手に収める能力に長けているので、リーダー的な存在に向いています。

表向きは真面目で品行方正ですが、その実、心の中は常に反骨精神が旺盛で、自分の信念を曲げる事のない頑固さを持っています。

基本的には、エレガントでスマートな人付き合いができるのですが、若干見栄っ張りで、知ったかぶりをする傾向にありますので、人によっては鼻持ちならない人間と思われてしまいそうです。

 

氐宿(ていすく/ともぼし)


表向きは物腰が柔らかなおとなしいタイプに見えますが、その本質は超絶内弁慶で、精神的にもとてもタフで意固地なタイプです。

とにかく負けず嫌いで、欲しいものはどんな姑息な手段を用いてでも手に入れようとしますし、一度「こう!」と決めたことは意地でもやり遂げようとします。

基本的には平和主義者で人付き合いも良いのですが、相手に裏切られると、執念深い復讐の鬼と化すことがあります。

 

房宿(ぼうすく/そいぼし)


無口で猜疑心が強く、なかなか人を信用しない、閉鎖的な人が多い宿です。

豊かな気品と情緒性、洞察力、心眼力の持ち主で、驚く程人の心を敏感に察知しますので、房宿の前で嘘は通用しません。

知的好奇心が旺盛で、とても頭が良いのですが、頭が良すぎるがゆえに自信過剰になりがちで、周囲の人々を見下す傾向にあります。

 

心宿(しんすく/なかごぼし)


好奇心旺盛な情報通で、物事の裏事情や、人の心の裏側を見通す洞察力に優れています。

周囲を明るくさせる愛嬌を持ち、誰とでも話を合わせて、明るく接することができる人なので、簡単に他人の心の扉を開いてしまいます。

しかし、自身は猜疑心がとても強く、人を信用しないため、私生活や秘密は明かさない、秘密主義者が多いようです。


尾宿(びすく/あしたれぼし)


とにかくエネルギッシュで、豪快、どんなときでも堂々と礼儀正しいタイプです。

冒険心、闘争心、競争心が旺盛で、目的のためなら努力を惜しみません。

逆境であっても「何とかなる!」という楽観性があり、持ち前の集中力と粘り強さで、高い壁もどんどん乗り越えていくことができます。

 

箕宿(きすく/みぼし)


自由奔放で束縛が大嫌い。

創造的な感性を持ち、周囲からは『嘘でしょ?』と言われても、『大丈夫!大丈夫!』とスケールの大きなロマンを追いかける傾向にあります。

大らかで小さなことは気にしないタイプですが、競争心や闘争心は旺盛なので、喧嘩っ早いところには注意が必要です。

基本的に無邪気なので、いつまでも少年少女のように屈託のない笑顔ができる魅力的な人です。

 

北方七宿 玄武(げんぶ) ※27宿での占いのため6宿


 

斗宿(とすく/ひきつぼし)


一見穏やかに見えて、実は頑固で忍耐強い、とてもエネルギッシュな精神の持ち主です。

努力家で賢くプライドも高いので、柔軟性に欠ける融通の効かないタイプだと思われがちですが、同時に人を惹きつける強さと、アクティブな行動力を持っているので周囲からは慕われます。

また、精神的なインスピレーションに長け、神秘的なものも好きなので、占いなどにハマる人も多いようです。

 

女宿(じょすく/うるきぼし)


堅実で慎重な努力家タイプで、粘り強いパワーと精神力を持っているので、大きな成功を収める人も多いようです。

常に自分磨きを怠らず、信念が強く、ドSと言われるほどに自分にも他人にも厳しいので、疎ましく思われることもあります。

陰性気質を持っているので、人に対してねちっこくならないように注意が必要です。

 

虚宿(きょすく/とみてぼし)


カンの鋭さと感受性が高いため、常に夢と現実のギャップを感じており、行動する前から諦めてしまう人も多いようです。

ですが粘り強い努力家で、プライドが高く、管理能力にも長けているので、強い意志を持って大きな事を成すことができる人です。

他人に対しては無関心、人と交わること自体が苦手なので、本人は孤独を満喫しているのですが、周囲からは変わり者と思われがちです。

 

危宿(きすく/うみやめぼし)


好奇心旺盛で平凡を嫌い、現実よりも夢や空想、幻想の世界が大好きな夢想家。

知的好奇心が強く新しいものが大好きなので、興味の対象はコロコロ変化していきます。

自分を偽らないだけに飽きっぽく、楽な方へと流されてしまいがちな部分には注意が必要です。

 

室宿(しつすく/はついぼし)


志を高く持ち努力を惜しまず、妥協をせずに突き進む前向き人間です。

創造性が豊かで自由、無邪気な子供のような感性を持っているので、時に驚くほど猟奇的だったり、残酷になることもあります。

自分は選ばれし人間だと思い込んでいる部分が強く、好き嫌いがはっきりしているのでワガママと取られることもありますが、意外と傷つきやすい一面も持っています。

 

壁宿(へきすく/なまめぼし)


困っている人を見過ごせず、自分が犠牲になってでも他人に尽くそうとするお人好しタイプ。

芸術的センスに溢れ、情緒豊かで心が広く、失敗を糧にできる人。

ただし、理屈より直感やイメージ、ムードで物事を判断する傾向にあるので、すぐに悲観的になったり憂鬱になって、ため息ばかりついていることも多いようです。

 

西方七宿 白虎(びゃっこ)


 

奎宿(けいすく/とかきぼし)


心身ともに健全で、礼儀正しく誠実なタイプなので、軽薄な人を嫌い、敬遠します。

金銭感覚もキチンとしているので、貯蓄もしっかりできる人です。

上品で爽やかに見えますが、直感力が高く、心を揺さぶられてしまうと一心不乱にのめり込んでしまうので、恋愛をすると周りが見えなくなってしまいがちです。

 

婁宿(ろうすく/たたらぼし)


勇敢で負けず嫌い、とにかく曲がったことが大嫌いな人です。

才能も豊かで、アイデアの独自性が強いので、周囲から一目置かれています。

とてつもない正義感の持ち主で、それに伴う気力と精神力も備えていますが、基本的にいつでも自分が一番正しいと思っているので、こうと思ったら突っ走り、周囲の気持ちを置き去りにしがちです。

 

胃宿(いすく/えきゑぼし)


短気で気性が激しく、闘争心に満ちた自信家です。

人の好き嫌いもはっきりしていますが、頭の回転が早いので、瞬時に損得を判断し、緻密にチャンスを狙います。

明るくて行動力も抜群、人を楽しませる事が大好きですが、強引なところが全面に出てしまい自分勝手が過ぎると、周囲から反発されるので注意が必要です。

 

昴宿(ぼうすく/すばるぼし)


頭脳明晰で知的好奇心も高く、自己主張も激しいので、自分の意思は絶対に貫き通す積極性と攻撃性にあふれています。

言葉の表現力が豊かで、芸術的センスもあり、優雅なものが大好き、自分自身もそれに見合う優雅さと、魅力を持っています。

美しいものに惹かれる分、官能をくすぐられると溺れてしまいやすいので、色欲には注意が必要です。

 

畢宿(ひつすく/あめふりぼし)


冷静沈着で聡明、堅実に自分のペースでしっかりと一歩ずつ確実に進んでいくタイプです。

頑固な上、物や人に対する執着心と所有欲が旺盛、守ると決めたものは断固として守り通します。

ただし別の角度から見ると、相手を自己中心的に束縛しているようにしか思えない部分もありますので、注意が必要です。

 

觜宿(しすく/とろきぼし)


知的で感性豊か、慎み深く、礼節を重んずる、とても魅力的な人物です。

律儀で話術にも長けており、誰にでも気さくに接することができます。

しかし、性格的には二面性があり、何かに熱中し夢中になっている自分と同時に、それを冷ややかに見ている自分がいるようです。

 

参宿(さんすく/からすきぼし)


明朗快活、大胆不敵、野生と知性を両方兼ねそなえた不思議な人が多いようです。

世の秩序や圧力に屈することなく、自分の人生は自分で切り開くという、一種野蛮とも思える謎の自信に満ち溢れています。

好奇心旺盛で趣味の幅が広く、言葉を操る能力に長けていますが、その節々には毒があり、一言多いタイプ。

しかし根が正直者で陽気に無邪気なので、なぜか人から好かれます。

 

南方七宿 朱雀(すざく)


 

井宿(せいすく/ちちりぼし)


何事にも論理的で合理的、頭脳明晰で計算能力も高く、几帳面でクールな人。

口が達者で論争好き、自分の意見を周囲に押し付けがちなので、誤解されて反感をかうこともしばしば。

しかし本来はとても繊細で、他人のために尽くすボランティア精神にあふれた、心優しく情動的な部分も持ち合わせています。

 

鬼宿(きすく/たまのをぼし)


どんな環境にも適応する順応性があり、好奇心旺盛で行動的。

健全な精神と感受性に優れ、人の気持ちを自分のことのように感じられます。

情緒的で人情味に溢れていますが、人に依存しやすく、多情で移り気なのは困りもの。

奇想天外なアイデアや謎めいた魅力、霊感とも思えるようなカンが備わっています。

 

柳宿(りゅうすく/ぬりこぼし)


頭の回転が早く、人の心を見通すスペシャリストで、ミステリアスな魅力に溢れる人です。

一見すると温厚で家庭的に感じますが、一度何かに興味を持つと、熱狂的で激しく、無我夢中にドハマりします。

ただし飽き性で気まぐれなので、一貫性がなく対象がコロコロと変わります。

 

星宿(せいすく/ほとほりぼし)


神聖なものを重んじ、心の中の善にも悪にも強い精神性を持っています。

プライドが高く自信家、ちょっとやそっとのことでは動じることはありません。

既成概念に囚われない個性の持ち主で、反骨精神も旺盛です。

どれだけ時間がかかろうとも、夢を必ず実現させる! という芯の強さと根気強さを持ち合わせた、権力志向が強い『王』のような人でもあります。

 

張宿(ちょうすく/ちりこぼし)


小さなことにはこだわらず、ドラマチックで大胆、エネルギーに満ち溢れた人物です。

リーダーシップがあり面倒見がよく、好感度が非常に高いので、周囲の人々をグイグイと引っ張っていきます。

ただし、自信過剰で自己中心的な部分から、他者を見下してしまいがちなので、注意が必要です

 

翼宿(よくすく/たすきぼし)


正義感が強い完全主義者で、物事に対して納得がいくまで一切の妥協を許しません。

健全で頭脳明晰な優等生タイプです。

一見するとクールなリアリストですが、乙女のような夢を思い描いて、ため息をついたりもします。

そのため、『何を考えているかわからない』という印象を持たれることも多いようです。

 

軫宿(しんすく/みつかけぼし)


頭脳明晰で何でも器用にこなします。

純真無垢でデリケート、神聖なるものを重んじる思慮深いタイプで、自分だけの聖域を持っています。

たおやかな印象がありますが社交性が高く話し好きで、行動範囲も広く、何事にも迅速に行動します。

しかし、気まぐれで衝動的な行動も迅速なので、周囲は困惑することもあるようです。

 

7曜と宮、その特徴


宿曜占星術では、上記の宿を四神で分類した東西南北の方角から、12宮が配置され、それを月と太陽に二分し、それぞれの宮に7曜があてはめられています。

当然、27宿は7曜と12宮の影響も受けています。

 

7曜


  • 日曜 : 栄光、優越願望、気迫、生命力
  • 月曜 : 感受性、繊細、変化する心
  • 火曜 : 意欲的、情熱的、向上心、チャレンジ精神
  • 水曜 : コミュニケーション、知識、言葉
  • 木曜 : 繁栄と拡大、抑制されない自由な心
  • 金曜 : 豊かな愛情、平和的、創造性、洗練された品位
  • 土曜 : 精神の自己研磨、厳格

 

月の6宮


 

日曜:なし


 

月曜:蟹宮(かいきゅう)


母性が強く、高い目的意識を持ち、活動的です。

学識があり聡明ですが、プライドが高すぎたり、常に上から目線になりがち。

弁が立つ言葉巧みな人が多く見られますので、それを生かした職業が向いています。

悪い方向へ向かうと、知能犯として人を騙して恨まれたりする場合もあるので注意が必要ですが、司法など正義に携わる道に進めば、長生きすることができるかもしれません。

 

火曜:羊宮(ようきゅう)


自己主張が強く、物事を真っ直ぐ捉えます。

人好きするタイプが多く、人を扱うことにも長けているので、人事に携わる職種向き。

料理や食べる事に執着するため、食品関係の仕事も向いています。

我慢強さと用心深さを発揮できれば、裕福で健康に長生きできる運を持っています。

 

水曜:夫妻宮(ふさいきゅう)


夫妻宮は別名『男女宮』とも言われており、その名のとおり男女の交わりを意味する宮です。

知的好奇心が旺盛で、順応性が高い楽天主義者。

愛され屋さんで、恋愛関係や子孫繁栄の運を持っています。

ただし、男性の場合は愛人を持ったり、不倫に走ったりしやすい場合もありますので、秘密の行動には注意が必要です。

そのことからも、秘密の守護、管理をする仕事などが向いています。

 

木曜:魚宮(ぎょきゅう)


直感力に優れている分、繊細でデリケート。

とても勤勉で、学問を得意としますので、歴史に関わる仕事や、文書関係の仕事、役所勤めなどに向いています。

人や仕事に忠実なため、成功出世する運を持っています。

 

金曜:牛宮(ぎゅうきゅう)


愛情豊かで、自分の信念には忠実に行動します。

人柄が良いので、信用できる友人や家族に恵まれ、人から尊敬される人物です。

大勢の人と共に働いたり、使ったりするような、畜産農業関係の仕事が向いています。

金運にも長寿にも恵まれますが、呼吸器系の病気には注意が必要です。

 

土曜:瓶宮(へいきゅう)


論理的な変わり者。

強運を司るともいわれている勝負強い宮です。

信義に厚く忠実、文化的、学問的な仕事で名声を得られるでしょう。

ただし、裕福になれるものの、その財産を保ち続けることが難しいので、商売や財産管理をする仕事には向いていません。

 

太陽の6宮


 

日曜:獅子宮(ししきゅう)


積極性が高く意欲的なので、勇猛果敢に行動します。

統率力があり、策略を巡らせるのも得意です。

多くの財運や人徳に恵まれますが、短気や短慮にはじゅうぶんな注意が必要です。

 

月曜:なし


 

火曜:蝎宮(かつきゅう)


蝎宮は蠍宮(かつきゅう)とも書かれ、サソリの毒から病気を表すこともあります。

深い洞察力を持ち、周囲を惹きつけるミステリアスな魅力があります。

やや嫉妬深く、その嫉妬心で全てを焼き尽くすといわれているほどです。

生まれ持ったエネルギーを悪用せず、毒を薬に転ずることで人々を病から守る、医療や薬に携わる職業が良いとされていますが、自身も病気がちな可能性もあります。

 

水曜:女宮(じょきゅう)


思慮深く堅実ですが、やや粘着質な人が多いようです。

基本的に女性にとっては吉の宮ですが、胸の内を明かさず、じっと耐え忍ぶという傾向もあります。

男性が女宮の場合は、少々陰険でストーカー気質な部分があるようです。

病気には注意が必要ですが、金運や家族には恵まれます。

 

木曜:弓宮(きゅうきゅう)


知識欲が旺盛で行動力も抜群です。

武人を表す宮なので、勇気と攻撃性をあわせ持っています。

策略を巡らせ計画的に攻めるので、一度狙ったものは逃しませんが、その分、目的達成のためには人を傷つけることも厭いません。

本来は人望もあり、リーダーとしての資質もじゅうぶんなのですが、自分だけが成功して、気づけば周囲から孤立してしまう傾向があります。

 

金曜:秤宮(ていきゅう)


高い美意識を持ち、天秤のように公平で、バランス感覚に優れた人です。

正義感が強い正直者で、財政管理の才能がありますので、お金に関する職業に向いています。

信仰心も厚く、特定の宗教ではなくても、日頃から神仏や自然に感謝している人が多いようです。

 

土曜:麿宮(まきゅう)


冷静沈着ですが闘争心は強く、忍耐力と不屈の精神を持っています。

目上の人には反骨精神を持ち、自分はもちろん他人や家族にも厳しい傾向があります。

そんな厳格な性格から、刑罰を司るような職業を選ぶと成功する人が多いようです。

 

まとめ


長くなりましたが、まだまだ宿曜占星術の概要程度で、相性のことなどはお伝えしきれておりません。

そのくらい宿曜占星術は奥が深く、学ぶこともたくさんあります。

たくさんの占いが溢れている現代でも、その的中率はトップクラスで、それゆえに徳川幕府も恐れ、封印までしたのでしょう。

しかし、現代は徳川の時代とは異なり、知略や争いのために宿曜占星術を使う人はごく一部です。

私たちは楽しんで、気になるあの人はどんな人なのか、自分との相性はどうなのかを占ってみれば良いのです。

生活の中に宿曜占星術を取り入れることで、あなたに少しでも多くの幸運が舞い込みますように。

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