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あなたの器は大きい?器量を上げる6つの方法

器量とは、ある事をするのにふさわしい能力や人徳という意味で、まさにビジネスパーソンの自己成長を映し出す鏡という表現がぴったりなものです。

今回はこの器量を上げる方法を紹介していきます。




器量を上げる方法1 大人力の向上で器量を上げる

ここでいう大人力とは、マナーの事です。特に、部下や後輩と接する時のマナー。態度と話し方になります。特に話し方は要注意。

話し方の中でも『褒め方』『誤り方』『叱り方』『ものの頼み方』は重点的に心がけておくポイントになります。例えば部下の仕事が7割完成しているとします。納期の問題もありますが『まだ7割なの?』と声掛けするのと『もう7割なの?』では、相手のイメージの受取り方がぜんぜん違うということを認識しておきましょう。

どんな言葉がポジティブに相手に届くかを確認し、積極的に活用。アレンジを繰り返し、大人力を向上させましょう。

器量を上げる方法2 傾聴で器量を上げる

立場が上になればなるほど、人の話を聞く機会が増えてきます。いい加減に聞いていたり不快な反応を返してしまうと、相手は、腹を割って話しているだけに、この人は話す対象ではない(裏切られた)。と考えてしまいます。常日頃から傾聴力を意識し、訓練しておく事が必要です。

傾聴とは、ただ相手の話を聞けばよい。というものではありません。相手の話を受容しながら聞き、共感できる点は共感し、共感できない部分においては、話し方のマナーに則って適切に対処する行動の事です。

相手の話を真剣に聞くという行為は、たとえアドバイスや相手にとって得るものがなかったとしても、話しを聞くこと自体に、話す相手の心を浄化する作用を生じさせるのです。傾聴には”聞いている”というリアクションも欠かせません。聞いているよというリアクションの最たるものは”頷き”です。

頷きのバリエーションを確認し複数の頷きを使用して話を聞く事を心がけましょう。

器量を上げる方法3 部下を泳がせ器量を上げる

部下ができれば、部下にどう仕事をさせるか(裁量を持たせ、泳がせるか)という問題に上長は向き合わなくてはいけません。つまり、上長は自分がどう泳ぐかを考えるのと同時に、部下にどう泳いでもらうか、ということも考えないといけないということです。

『細部にわたって自分で指揮・監視しなければ気がすまない』という情熱が、あるかもしれませんが、その情熱に頼ってばかりいては、限界がすぐに来てしまいますし、部下も育ちません。器量の幅も・・・。また、いけすに入れて勝手に泳げ、という態度も感心できません。

部下の動向を注意深く見極めて、軌道修正が必要なら、軌道修正を行い、体調面に気を使いながら信頼し、かつ見守ってあげる行為が重要です。

器量を上げる方法4 本を読み知恵をつけて器量を上げる

本は他人の考えや主張・人生経験が詰まったものです。

自分と違う人達の考え方に触れることは、自分の成長を促してくれます。日頃、自身が気に入っている人の本ばかりでなく、新しい作家を選定してみるのも方法の一つです。分野も一つに偏らず、多くの分野の本(但し興味を持ったもの)を読んでみることです。ポイントは、読んだあとの感想をアウトプットしてみること。

日記でもいいですし、現代風ならブログでもかまいません。アウトプットしようとしてみて、初めて飲み込めるものもあります。是非、アウトプットまで視野に入れた読書を行ってみましょう。

器量を上げる方法5 面倒な仕事に手を上げて器量を上げる

職場には、ちょっとした仕事のくせに面倒で、たらい回しになっている仕事が一つや二つあるはずです。宴会の幹事なんかその際たるものかもしれません。上手くいって当たり前、仕切りが甘いと文句が出る。あるいはクレームの多いお客様の対応。その様なちょっとした仕事で自分に出来そうなものをチョイスして取り組む勇気を持つことも器量を上げるには必要な事です。

『もう、そんな歳じゃないよ~。』という声も聞こえてきそうですが、一人で担当するのがはばかられるのであれば、若手と一緒に担当してみるのも方法の一つです。

もしかしたら若手に伝え忘れていた事が、伝えられるかもしれません。現在の仕事に支障のない範囲で検討してみましょう。

器量を上げる方法6 威儀(いぎ)を正して器量を上げる

『他人に厳しく、自分に優しい。』という人がいます。ぜひ、器量を上げる為に、『他人に優しく、自分に厳しい』人になるべきです。

会社のルールは勿論の事ですが、決めたスケジュールの予実に、しっかりこだわってみることも方法の一つでしょう。また、全ての部下に寛容に、というわけにも行きません。

問題児的社員や成長が鈍くなって迷っているような社員には、厳正に対峙して対応していく心構えも必要です。威厳が重要だからといって別に意識する必要はありません。当たり前の事を正々堂々と実行していけるかが重要なのです。組織の特性を合わせながら、リーダーとしての対応方法を日々考えながら職務を遂行していくことこそ威厳をつくる行為なのです。

今回は、孫子の兵法の一説、『将とは、智・信・仁・勇・厳なり。』をビジネスレベルに置き換えてみました。孫子は、『智恵・信頼・仁愛・勇気・威厳の5つ成分から器量は構成されている』と解きました。まさに参考にすべき、金言です。

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